1
/
5

【事例紹介#11】徹底的に、熱狂して、どこまでも深く入り込む

私たちは業界を問わず大手企業に特化したビジネスを展開。
現在500社以上と取引をしています。

JBAが支援するのは、クライアントの「伝えたい」を「伝わる」に変え、
企業の魅力(ブランド)が理解され、応援され、愛される会社にすること。

ブランディング、マーケティング、採用、組織風土改革など領域を一切制限せず、企業の「伝わる」のためのすべてを支援しています。

具体的にはどのような相談を受け、どのような仕事をしているの?
求職者の方からよくご質問いただきます。

そういった疑問にお答えしていくために、事例紹介をすることにしました。

とある企業が抱える課題に対し、JBAが何を考え、どう行動したのか?そしてそれが、企業にとってどのような効果をもたらしたのか?実際にプロジェクトに携わったコンサルタントが、やりがいや苦悩、自らの仕事観に至るまで、赤裸々に語ります。

第1回はこちら

第2回はこちら

第3回はこちら

第4回はこちら

第5回はこちら

6回はこちら

第7回はこちら

第8回はこちら

第9回はこちら

第10回はこちら

第11回は…

徹底的に、熱狂して、どこまでも深く入り込む

こんにちは、JBA入社5年目のコンサルタント、諏訪です。

現在は、社内広報事業や周年事業のプランナー、各社のインナーブランディングのお手伝いをするなど、幅広い活動に力を入れています。

きっかけとなったのは、ある会社の100周年事業を任されたことです。100年続く会社の素晴らしさや凄さを社員以上に感じ、どこまでも深く入り込めました。周年事業や社史といったものを作る際には、企業の方針やビジョンを改めてはっきり伝える必要があります。規模が大きいだけに、肩の荷に乗っているものも大きいですが、肩の荷が大きければ大きいほど、自分の力もついて来るような気がしています。だから私は、ワクワクしながら、この事業を沢山やってこれているような気がしますね。「クライアントのやりたいことを熱心に汲み取り、棚卸することで、少しでもお客さんの力になる。」それが私のポリシーです。

今回紹介する話は、私の担当する、会員制リゾートホテルを運営する一部上場企業A社のインナーブランディングについての話です。

一流の価値観、会社の魅力を若手に伝えたい

A社はいわゆる一流の方々を相手に、一流のサービスを提供している会社です。そんなA社の課題は、入社5年目までの離職率でした。会社としては一流のお客様(経営者、弁護士、医者などの富裕層)を相手にした素晴らしいビジネスを展開しているのに、現場の社員たちはその魅力に気づいていないという実情がありました。会社の魅力に気づけていないので、リゾート地という地方での勤務や、仕事量に不満がたまってしまい、退職者が多かったのです。その話を聞いた時、私は、現場の社員までA社の魅力を存分に伝えたいと思いました。自分たちの提供する一流のサービスに誇りを持ち、会社に対して誇りを持って働いてもらいたいと思ったのです。



そのための手法として、魅力を発信するブランドブックや、社内報、全国ツアーなどの企画を検討しました。「どうすれば社員に伝わるだろう」と真剣に考えた末、社内報では、社長メッセージを前面に打ち出した企画はふさわしくないということに。そこで思いついたのが、各界の一流の人物と社長の掛け合わせ企画です。会社の一流さ、魅力を伝えるとともに、一流の基準を一流に語ってもらう。そんな企画が完成しました。

この企画は今も続いていますが、一流との対談とのこともあって、キャスティングがとにかく大変です。ただ、大変だからこそ反響があったときの喜びは大きいです。実際、現場社員の方の間で社内報の企画が話題になっていたという話を聞いた時は、やって良かったと思いましたね。「一流とは何かを考える」という企画を通して、僕自身「一流とは何か」を考えさせられることが増えました。関係者の方々も一流なので、彼らから最大限学べるチャンスだと考え、トライアンドエラーを繰り返す日々だと思っています。一流の方々と触れ合うことで、僕自身の基準がだんだんと上がっていることを感じることも多々あります。

例えば、あるプロサッカー選手との対談の時は、一分単位で動くスケジュールに驚かされました。本当のトップ選手は緻密なスケジュールのもとで、本気で働いているんだということを改めて感じさせられました。その他にも、あるトップアーティストの対談では、サービスについて、接客について、料理について、ワインについてと、あらゆる話題にこだわりが感じられ、一流を知り尽くしている人の感覚を社員にも伝えたい、と思いました。このような経験を通じ、僕自身も人間的に成長する機会になったことを実感しています。通常ならお金を払ってもなかなか会うことのできない方々の話を、仕事を通して聞けることはこの仕事の醍醐味であるなと感じます。

お客様に入り込み、お客様以上に詳しくなる気概で

仕事を通して、期待を超えれば超えるほど、信頼され、新しいお仕事の相談をしてくださることもやりがいに繋がっています。A社に関していうと、僕は社内報制作のためにこれまで2000人近くの社員に会って、話を聞いてきました。A社が他の会社に「うちの会社のことを1番よくわかってて、親身に話を聞いてくれる人だ」と紹介してくださってくれた時には自分がやってきたことは間違っていなかったと確信しました。これまでに紹介していただいた仕事としては、採用ブランディング、社員教育ツールの制作、グループ会社の営業支援などがあり、これからもさらに支援領域を広げていきたいと考えています。信頼して、期待していただいてるからこそ、その期待を良い意味で裏切ろうと励むことができます。その期待を超えれば超えるほど、JBAや自分自身の成長があるんだと思います。現状維持や、前例主義には興味がないので、日を増すごとに新しい提案をしてくれるパートナーとして存在したいですね。

次の展開は、50周年記念事業

これからA社は、4年後の50周年に向けて歩んで行きます。50年間続いている会社だからこその悩みや課題がありますが、そう言った部分にJBAとして少しでもたくさん関わって協力して行きたいという風に考えています。仕事が認められてJBAが評価されればされるほど、任せてもらえる仕事が増えていきます。「やったことがないからできない」ではなく、「力の及ぶ限り協力させてください」というスタンスで今後も関係を続けていきたいです。そして、社内報にとどまらない周年事業やインナーブランディング、採用ブランディング、社員教区に積極的に関わっていくことで、僕自身の可能性もJBAの可能性も広げていきたいなと思います。これから広がっていく仕事について考えるとなんだかワクワクしますね。



5年以内に、A社の広報ブランディングやマーケティング領域はすべて支援するのが一つの目標ですし、それができると信じています。

日本ビジネスアート株式会社からお誘い
この話題に共感したら、メンバーと話してみませんか?
日本ビジネスアート株式会社では一緒に働く仲間を募集しています

同じタグの記事

今週のランキング

立尾 彰子さんにいいねを伝えよう
立尾 彰子さんや会社があなたに興味を持つかも