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「コンサルティングxクリエイティブ」で大企業の課題解決に挑戦する日本ビジネスアート株式会社(JBA)では、学生インターンが、企画立案・編集・ライター・フォトグラファーなど様々な職種で活動しています。そんな、個性豊かで才能に溢れる学生たちに迫るのがこの企画。今回は「JBAと出会ってバイト三昧だった学生生活から抜け出した」という宮山さんにインタビューしていきます!
【プロフィール】
宮山 哲郎(みややま てつろう)。新潟県生まれ、千葉県&東京育ち。明治大学商学部3年生。2つのゼミに所属しグローバルマーケティングを学ぶ傍ら、バイオ・テック領域に興味をもち、研究中。採点のアルバイトや飲食のアルバイトを経て、大学3年生の春にJBAにジョイン。191cmと高身長。
学生生活、このままじゃダメだ!
インタビュアー (平山):今までどのような学生生活を過ごしてきたのか、教えてください。
宮山:中学生・高校生と部活でずっとサッカーをしていて、部活のある生活が当たり前の人間でした。大学でも、入学してすぐ意気揚々とフットサル・スカッシュ(室内テニスのようなスポーツ)の2つのサークルに入部したのですが…「朝◯時~夜何◯時」とある程度拘束力がある部活と違って、サークルは完全に自由でした。そんな幸せのような不幸せのような状況で怠けてしまい、気づいたら行かなくなっていました(笑)。
平山:部活に注力していた人がサークルで物足りず辞めてしまう例は多々ありますよね。
宮山:はい、僕も完全にその1人です。某有名弁当ショップのアルバイトと某有名塾の採点アルバイトの掛け持ちでひたすらシフトに入って…。あっという間に1年生が終わりました。
2年生になる頃、「このままじゃダメだ」と危機感を覚えていた僕に転機が訪れました。明治大学の商学部は、2年生時から2つのゼミナールに所属できる「ダブル・コア」という制度があって、ゼミは商学部生の学習拠点とも呼べる場所になるのですが、あるとき、そんなゼミの活性化を目指す学生団体、に所属する友人からその活動の話を聞いて、自分も夢中になれそうだと感じたんです。それで、すぐに所属を決意しました。
そこから、比べ物にならないほど社会活動に前向きになりました(笑) 僕はその団体の中でも「広報局」というゼミのイベントの企画や宣伝を行う局に所属しているのですが、使命感とやりがいを持って全うできる仕事ばかりで。
平山:学生団体の話が始まってから、宮山さんの目が輝き始めたように見えます(笑) 活動の中で何か印象に残っていることはありますか?
宮山:年7回、商学部のゼミに所属する学生を対象とした大きな学部イベントがあるのですが、その集客をメンバーとともに乗り切ったことが一番印象に残っています。
このイベントには毎回400人程度の学生が参加していたのですが、既存のSNSチャンネルや集客網を引き継いだ僕らは安心しきっていて…。蓋を開けてみたら、参加者が50人程度という酷いありさまで。今だからこそ笑えますが、大惨事でした (笑) そこで僕たちは、3つの改善施策を講じることにしました。①危機感とアクションを明確にするための、定期ミーティングの開催、②ゼミ生により身近に感じてもらうためのInstagramアカウントの開設・運営、③SNS以外にもオフラインで自分たちの思いの伝わる勧誘活動、の3つです。これらの施策で、徐々に参加者数も増え、今年の目標人数に近づいてきました。
JBAとの出会い、「人の心を動かす」仕事
平山:そんな宮山さんは、JBAとどのようにして出会ったのですか?
宮山:学生団体の活動と併行してアルバイトも続けていましたが、3年生になるのを機に、就活を見据えて、よりビジネスに近い経験をしたいと思うようになりました。インターンをしている友人に相談すると、何個かインターン募集メディアを紹介してくれて。その中でもWantedlyはプロフィールをラフに編集して自分をアピールできるという点で気に入り、「広告」「広報」などで検索をしていたところ、JBAに出会いました。
平山:最初から広報や広告の軸はあったんですね。
宮山:はい。広報局に所属していましたし、ゼミ生のイベント参加促進のために自分たちの想いを伝えたりする活動を経験したことも大きいです。「想いを伝える」こと、そしてその行為で「人や人の心を動かすこと」に、活動を通し純粋に興味が湧きました。JBAはお客さまを一番に考え、彼らの想いや願いを社内報やその他の形で伝えます。その構築過程を上流から下流まで全て経験できると掲載されていて、自分がビジネスの場でも企業や人の思いを代弁し、人を動かすことができるのではないかと可能性を感じました。
平山:JBAを他に選んだ理由はありますか?
宮山:お客さまが大企業のみという点も魅力でした。就活前に色々な業界に詳しくなるチャンスかもという期待もありましたが、それ以上に市場に大きな影響力のある大企業がどのような視座で、どのような想いで経営と向き合っているのかということは非常に興味がありました。長期インターンは大多数がベンチャー企業で消費者向けのサービスが多いので、大企業と関われるインターンシップという意味では希少性も高いですしね。
平山:就活生だったら押さえておきたい大企業の動向は、JBAで仕事をしていれば嫌でも情報が入ってきますよね。
仕事への姿勢を学んだ1日
平山:実際の業務内容についてお聞きしたいと思います。宮山さんはどんな業務に携わってらっしゃるのですか?
宮山:主にディレクターと呼ばれる案件の先導者のような社員さんたちをフォローしています。例えばある企業の「社内報」が企画されてから発刊されるまでの長い工程で、ディレクターの制作進捗状況管理、原稿整理、ライティングや校了の対応などに関わります。最近では、何を紙面に落とすかなどの企画や設計など上流の過程にも携わらせていただき、成長を実感しています。
平山:得意なことや磨きたいスキルが見つかるといいですね。すでに多くの案件に関わっていらっしゃる宮山さんですが、その中でも達成感があった仕事について教えてください。
宮山:ある建築関係の大手企業さまとの案件ですね。それまでは、いわゆる修行期間で、僕の仕事は「考える」というより「動く」側面の強い業務ばかりだったんです。その案件の校了日(刊行物の最終チェックをする日)、僕がサポートしていたディレクターが会社にいませんでした。勿論、前日に打ち合わせは済んでいましたが、お客さまからは修正依頼が次々と投げられてくるんです。それまでは先読みして行動したり、優先順位をつけて動くということが必要のない作業しか任されていなかったので、本当にテンパりました(笑) 同時にもう一つの案件も校了で、迫り来るデッドラインに1日中アドレナリンMAXという感じで。ディレクター以外に、リーダーという役割で案件に関わる社員さんもいるのですが、その方とはそれまで話したことがなかったという事実にも後から気がつくくらい、前のめりに次のアクションを拾いに行ってました。この日は、初めて仕事に伴う責任の重さを感じながら働いた日でした。次の出勤から仕事への向き合い方が大きく変わりましたよ。
JBAでの仕事に、マニュアルはない!
平山:普通のアルバイトではそのような責任の重さは学べませんね。そのような経験を経て、ご自身の仕事についての考え方はどのように変わったんですか?
宮山:1番大きいところは、「お客さまとの向き合い方」ですね。お客さま目線とはよく言われますが、その意味がいま真に理解できます。JBAの社員さんは利益でなく、お客さまの満足度を一番に考え仕事に向き合います。そのためにはまず徹底的にお客さまのビジネスを分析して思考し、仮説をたて、ぶつける。先ほどアルバイトとの比較がありましたが、アルバイトはマニュアルに沿った仕事が多く、同じものを生み出す・進めるという性質が強かったな、と感じます。しかし、この仕事にマニュアルはありません。メンバー全員の思考と想いの結集がアウトプットとなり、お客さまに届く。だからその思考と想いの総量が少なければ救いようのないアウトプットが生まれてしまいます。そこでお客さま目線を徹底すれば想いは決してぶれず、アウトプットの質が上がります。そういう学びは、学生団体の広報局の活動にも活かせているように感じます。
平山:JBAの「お客さま目線」はどの業界でも活かせますよね。
宮山:はい。あ、あと、調整力が身につきました!僕が入社した時はインターン生が少なく、社員さんとの交流の体制も整っていませんでした。そこに課題感を感じていたのですが、そんなとき社員さんの一人が「交流会」を企画して下さり、僕が幹事を務めることになったんです。初めてのインターン経験で、社員さんを巻き込んだ企画を動かすことは当時の自分ではハードルが高かったのですが、挑戦してみよう!とやってみたんです。社員さんと密なコミュニケーションで企画した交流会は大成功でした。
平山:JBAの社員さんはみんなフレンドリーで、インターン生との交流も促進しようとしてくださってますよね。宮山さんが必死に動いてくれたからこそ、そんな社員さんたちも交流会に参加してくれたんではないでしょうか。
宮山:この時の経験で、社会人としての調整力の0から1を身に付けられた気がしましたね(笑) お客さま目線という外向きの学びはもちろん、JBA社内の雰囲気やチームとしての一体感を上げる成功体験もできました。学生生活に行き詰まって「俺、何やってるんだろ」って悩んでいた学生生活は本当に一変しました。JBAはインターン生一人ひとりに向き合ってくれる企業だなと思います。これからも自ら動く姿勢で、インターンとして実りのある時間を過ごしていきたいです。
平山:素晴らしいと思います。これからの宮山さんのご活躍にも、期待大ですね!