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「コンサルティングxクリエイティブ」で大企業の課題解決に挑戦する日本ビジネスアート株式会社(JBA)では、学生インターンが、企画立案・編集・ライター・フォトグラファーなど様々な職種で活動しています。そんな、個性豊かで才能に溢れる学生たちに迫るのがこの企画。今回は「勉強も就活も忙しいけれど、JBAの仕事に大きなやりがいを感じる」という佐藤さんにインタビューしていきます!
【プロフィール】
佐藤 花緒(さとう かお)。秋田県出身。秋田高校を卒業後、慶應義塾大学経済学部に入学。現在3年生。1・2年時は公認会計士試験のため資格勉強に注力。大学3年生の春、初めての長期インターンでJBAへ。幼少期からピアノやバイオリンに触れ、大学ではアカペラサークルに所属。
とにかく勉強に打ち込んだ大学最初の2年間
平山(インタビュアー):佐藤さんは現在3年生ですよね。今までどのような学生生活を送ってきたんですか?
佐藤:もう、本当に、『ザ・学生』って感じの1・2年生を過ごしました(笑) 私は中学高校は部活も勉強も割と頑張ってきた方で、入学当初は、部活に代わる軸はサークルにしようと決めていたのですが、勉強の軸をどうしようかなと迷っていました。でも、経済学部に入ったら大学側が公認会計士の資格取得を教授や学内の広告を通じて頻繁に勧めてくるんです。そこで「じゃあ、公認会計士目指そ。」って(笑)
平山:なるほど。公認会計士は資格試験の中でも最難関の資格のひとつですよね。勢いで受験を決めた公認会計士試験の勉強は大変でしたか?
佐藤:ほんっとうに、大変でした(笑) ほぼ毎日、7:00から23:00まで勉強してましたね。資格試験の予備校と学校の両方に通うことをダブスク(ダブル・スクールの略)と呼ぶのですが、自分はその典型例で勉強漬けの毎日を送っていました。
平山:大学の受験勉強にも勝る勉強量ですね。
佐藤:はい。勉強内容はすごく興味深いですし、将来役に立つことであることは間違いないのですが、ある日、疲弊している自分に気づいたんです。もともと高校時代は放送部の部長をしていたのですが、通常時の活動はもちろん、文化祭時には、他の部活動の部長たちが有するそれぞれの想いを来場者に伝えるために、更に人を巻き込むような活動を行うなど、対人コミュニケーションを通じて何か一つの企画や活動を成功させることに喜びを感じていたんです。けれど、「ノリ」で始めた公認会計士の勉強は、受験勉強以上に机と向き合う時間が長く、そこには人とのコミュニケーションが一切存在しませんでした。ある日、図書館から出て周りを見渡した時、みんな自分のしたいことをして、大学生活を謳歌しているという事に気付きました。その瞬間、「このままじゃダメだ」と確信しました。そして、自分にとっては、このまま公認会計士になるより他にもっと「自分らしい」キャリアがあるんじゃないかと考えたんです。自分に素直になるために、一旦公認会計士の勉強から離れるという意思決定をしました。
平山:そうだったんですね。その後はどうされたんですか?
佐藤:勉強で疎遠になっていたアカペラサークルに戻り、ブライダルのアルバイトも始めました。ブライダルのアルバイトには、メンバーと協力して新郎新婦さんを祝福するという楽しさがありました。勉強で疲弊していた精神もすっかり回復しました(笑)
平山:そんな紆余曲折を経て現在に至るわけですね。
「どこまででも」挑戦できる場
佐藤:大学3年生の6月になると就職活動が解禁されて、バイトやサークルを楽しんでいる私も漠然と将来のことを考えなければという焦りを感じるようになってきたのですが、その時期にWantedlyでJBAの長期インターンの仕事を見つけました。
平山:Wantedlyで長期インターンを探すとき、何か選択基準はありましたか?
佐藤:いえ、正直なかったです!(笑) 様々な企業のページで事業内容や経営理念などを調べていて、その中でもJBAの理念に一番共感したんです。興味のある「広告」と「コンサル」、両方の職種を持ち合わせた事業内容でしたし。
平山:面接については覚えていらっしゃいますか?
佐藤:はい。今思えば、志望理由もふわっとしていて、恥ずかしいかぎりです(笑)けれど、すごく丁寧に面接していただいて、素で話すことができました。事業内容の説明や会社のビジョンに関する話を聞いて、JBAで働きたいという気持ちは一層高まりましたね。先ほど、JBAの理念に共感したと言いましたが、JBAはお客さまを全力でサポートする企業なんです。放送部だった頃、「こんな想いを伝えたい」と集まった各部の部長たちのために、それを伝えようと力を尽くしたのが楽しかった私にとって、JBAの経営姿勢はものすごく魅力的に映りました。
平山:JBAには徹底的にお客さまを研究・理解してからアウトプット制作に着手する「自分ごと化」の文化がありますよね。他に面接で印象に残っていることはありますか?
佐藤:私、基本的になんでも自分でやってみたくなっちゃう性格で。面接してくださった方に「どこまで任せてもらえますか?」ってストレートに聞いたんです。そしたら、「佐藤さんが望めば、どこまででも。学生と社員の違いなんて気にしない会社だから。」と、即答いただきました。その言葉が決め手でJBAのインターンにすることを決意しました。
平山:ドラマのようなストーリーですね。実際のところ「どこまででも」挑戦できていると感じますか?
佐藤:はい。裁量が大きくて、戸惑うともあるくらいです(笑) 思わず、社員さんに「こんな重要な役割、私で大丈夫ですか?」と質問したら「佐藤さんを信頼しているから。」と言っていただけた時はすごく嬉しかったです。
平山:社員さんとの信頼関係がしっかりあるのですね。今でこそ社員と同じ視座を持って成果を出し続ける佐藤さんですが、インターンを始める前は不安や心配はなかったのでしょうか?
佐藤:アルバイトとは責任の重さが違うことはなんとなく理解していました。また、初めての長期インターンだったこともあり、自身の立ち回りのイメージが全くわからず、不安は確かにありました。けれど、どんな小さなことを聞いても社員さんが丁寧に教えてくださるので、仕事にはすぐに慣れました。責任の大きさも、今はそれが逆にモチベーションになり、自分の成長に繋がっていると感じます。
企業の課題を見抜く視点が圧倒的に鋭くなる
平山:今、JBAでは具体的にどのような業務をなさっているのですか?
佐藤:社員さんのアシストですが、スケジュールやメールの管理から、企画提案、記事執筆、研修体制の構築や業務ミスの要因分析まで、本当に様々な業務に関わらせていただいており、出勤するたびにたくさんの学びがあります。
平山:その中でも、佐藤さんが最もやりがいを感じる業務はなんですか?
佐藤:企画提案や執筆業務は楽しいです!どうしたらお客さまに深く寄り添えるか、自分の頭で考えられるので、私がやりたかったことを本当にできている実感があります。
平山:佐藤さんは本当にお客さまのために働くことにやりがいを感じていますね。逆に辛かったエピソードはありますか?
佐藤:ある特集記事の執筆依頼で、テーマはざっくりとは決まっていたもののそれ以外は白紙の状態の案件がありました。7ページにもわたる特集で、その内容決定からそのテーマに関連する情報集め、デザインイメージの考案、原稿執筆まで、全てを私が担当することになったんです。毎日のように社員さんとディスカッションし、フィードバックをいただきました。その時期はシフト以上に働いたりと忙しく、確かに辛いときもありましたが、お客さまに真に向き合うために、頑張りました。校了(完成チェックのこと)が終わり、はじめて自分が生み出した社内報を見たときは、本当に感慨深かったです。ただ辛いだけという記憶はありません。
平山:すごいですね…!学校や就活が忙しいにも関わらず、お客さまに向き合うために佐藤さんのように働くことは、なかなかできることではないですよ。
佐藤:ありがとうございます(笑) けれど、JBAの社員さんは私以上にお客さまのことを考えていると思います。あるコンペの案件で、お客さまの課題分析のため、JBAが過去担当した社内報を全て読み込み、過去のお客さまとのやりとりの詳細までを洗い出した事がありました。いただく修正依頼の傾向からお客さまが描く理想像を何種類か導き出し、議論を重ね、最高の仮説を作るのです。その想いがお客さまに伝わり、コンペを勝ち取ったメンバーの一連の動きをみて、その圧倒的なお客さま目線に感銘を受けました。
平山:そんな経験を通して、どのようなスキルが身につきましたか?
佐藤:企業を分析し、課題を見抜く鋭い視点を得ました。お客さま理解においては、言語化されていない課題や想いを見抜き、企画や文字で解決・伝達していく。そんなスキルが身につきました。お取引先は大手企業ばかりなので、将来的に社会に出てからも活かせる経験だと思っています。
平山:一生役立つスキルですね。インターン生向けの教育制度等もありましたか?
佐藤:はい!社員さんのOJT (On Job Training; 座学でなく、実際の仕事を通じた教育)だけでなく、ビジネスライティングのセミナーやキャリア教育なども受講させていただきました。オフィス図書館にある大量の経済誌やビジネス本も読み放題で…勉強の機会には本当に恵まれています。
平山:最後に、JBAに応募を考えている方へメッセージをお願いします!
佐藤:JBAのインターンでは、仕事の面白さ・やりがいはもちろん、社員さんや他のメンバーなど、学校生活や普通のアルバイトにはない素晴らしい出会いがあり、刺激的な毎日を送ることができます。私のようにインターンを経験したことのない人も、業務を経験する中で大きく成長できます。JBAで、一緒にインターンをしませんか?皆様と一緒に働けることを心待ちにしています!