セールスを経て、組織を作る役割へ---インサイドセールスマネージャーが振り返るfreeeというフィールドとは？

「スモールビジネスを、世界の主役に。」というミッションのもと、2012年に設立。以来、クラウド型会計ソフトを皮切りに、人事労務や会社設立支援と、スモールビジネスのバックオフィス業務を効率化するクラウドサービスを開発・提供しているfreee。

今回お話を伺ったのは、全国約20万社強ある中堅・中小企業様を対象にサービスの提案を行っているSMB事業本部において、インサイドセールス組織のマネージャーを務める川村 啓太さん。

---スピード感やアウトプット思考など、前職とは180°違う環境で、毎日成長痛でした。---

そうお話しされた川村さんが、freeeでのチャレンジを決意された理由や、成果を出すために実際に取り組まれたことなどのお話を伺いつつ、マネージャーとしてどんな方にジョインしてほしいかを伺いました！

川村さんが転職を決意されたきっかけを教えてください。

新卒ではSler企業に入社し、新規・既存営業に従事していました。具体的には、新規営業としてのアポイント取りから、既存営業としてアップセルのご提案～顧客フォローまで広く担当していました。

前職でも安定して成果を残すことが出来るようになり、後輩も増え、やりがいも感じていましたが、大きな会社で変化のスピードもゆっくりだったこともあり、ぼんやりと自分自身の成長曲線が見えてしまった時に、『もっと20代・30代のうちにチャレンジできる環境に身をおきたい』と想い転職を決意しました。

次なるチャレンジの場としてfreeeを選んだ理由を教えてください。

元々ご年配の方が切り盛りしているがやっているような温かみのある個人商店の雰囲気が好きでした。前職でもソフトウェア営業をやっていたため、業界親和性の観点で経験が活かせるのでは・・！と思えたことも1つの理由ですが、何より、『freeeのミッションが私の好きな日本の景色を残すことに繋がっているのではないか』と思えたことが、freeeに興味を持ったきっかけでした。

また学生時代に所属していた陸上競技部で、他の選手と比べてスタート段階では実戦や経験値による差があったとしても、同じ環境で練習を積むうちに実績で上回れた経験があります。その経験から人の能力には大きな差はなく、環境や経験によって違いが生まれるという感覚を持っていました。だからこそ転職するのであれば、自分より圧倒的にすごい！と思える方が多い環境で働いてみたいと思っていました。

実際に、転職活動中には別のSaaS企業様からも内定を頂いたのですが、freeeの面接でお会いした方全員が大きなビジョンをもって働かれていて、素直に『なんだかすごい・・！』と大きなと可能性を感じられたことが、最終的な入社の決め手でした笑

実際に入社してみてギャップに感じられたことなどありますか？

入社してすぐに自身のビジョンを考える場を設けていただいたり、業務に対するアウトプットを毎日求められるなど、スピード感やアウトプット思考の体現具合は前職とは180°違う環境で毎日成長痛でした。

キャッチアップで工夫されたことなどはありますか？

最初は結果が出ない時期がありました。ただ、当時のマネージャーから「壁にぶつかっているのに自分で支援を求めにいかないのは、なにがそうさせているのか？」とはっきりと言われて目が覚めるような経験でしたね。自分の中で前職の経験がアンラーニングしきれずに小さくまとまってしまいそうな場面ではっきりFBを頂けたのはとても有難かったです。それからマネージャーや同じインサイドセールスメンバーをはじめ、フィールドセールスメンバー、アルバイトの方にも、毎日録音の振り返りに付き合っていただきフィードバックをもらうことで、だんだんと成果が出せるようになりました。みなさん快く時間を割いてくださり、とても有難かったです。

川村さんがインサイドセールスチームのマネージャーになられた経緯を教えてください。

元々、【チームで成果を出す】ということに興味はあったので、当時のマネージャーにもマネージャーとしてチャレンジをしたい旨は伝えていました。そんな中、組織規模も非常に速いスピードで成長しているタイミングで、運営上マネージャーを増やす必要もあり、成長のチャンスをいただいてマネージャーの役割に少しずつシフトしていきました。

現在マネージャーをするうえで、これまでの経験が活きていると思うことはありますか？

自分自身がプレイヤーを務めていた領域なので、やはり実際にインサイドセールスの実務を経験できたことはとても活きていますね。
毎日録音をし振り返りを実施していたので、メンバーの成長度合と過去の自分と重ね合わせてアドバイスをすることができています。

また、インサイドセールスと聞くと「アポ取り」というイメージが強いかと思いますが、お客様としっかり向き合い、課題を正しく把握して、課題解決になるような情報提供やご提案ができなければ、freeeとして価値を届けることはできないと考えています。
前職では、クロージングや受注後のフォローまで経験していたため、単にアポイントをとるためではなく、「お客様に価値を届けきるために、課題解決につながる利用イメージやサービス情報を正しくご提供する」ことを目的に、クロージングや受注後のフォローまでを意識したアドバイスができるのも非常に大きな糧になっています。

今後どんなことにチャレンジしたいですか？

【組織やメンバーがどうあるべきかの理想を描き、組織作り・育成・採用に関与することで、中長期的にお客様にマジ価値（※）を届け続けられる組織を作りたい】と思っています。

freeeはこれからキャズムを超え、メインストリームの市場開拓を本格化するタイミングです。
まだまだfreeeのサービスを届けられていないお客様も多く、しっかりとお届けするためのメンバーを増やすため、組織も急速に拡大しています。併せて、法改正などにより市場も常に変化をし、私たち自身も変化と進化を問われ続けています。

その中で、これからは「機能的価値」だけではなく「感情的価値」の追求が必要であり、対人的な最初の接点となるインサイドセールスは、今まで以上に最重要ファンクションを担うポジションになります。
よって、目先のペインだけでなく、中長期的にお客様にマジ価値を届け続けるために、「組織やメンバーがどうあるべきなのか」、その理想を描き、組織作りや育成・採用まで関与することで、これからの事業成長に貢献するとともに、日本全国のスモールビジネスを支えていきたいと思っています。

そして、freeeとしての価値基準の上でインサイドセールスとして独自のカルチャーが生まれ、「インサイドセールスが強い」と言われる組織にできると面白いな～と思います！

（※）マジ価値＝ユーザーにとって本質的な価値があると自信を持って言えることをする、の意。
freeeは日々ユーザーから様々な要望・意見がありますが、常に本質的な提供価値を見出すことを心がけています。また、短期的な視点に留まらず、中長期的に考えた時に本当にユーザーにとって価値があるのかを検討し、業務に取り組むことを大切にしています。

最後に、freeeへの転職を考えている方へ、一言お願いします！

私自身6か月前何をやっていたかと言われるとパッと思い出せないくらいのスピード感で組織は進化しています。だからこそ柔軟に考え変化を楽しめる方はfreeeに向いていると思います！
またインサイドセールスの特性上、目標に向けて変数の分解・理解がとても大事になります。数字で物事を考えられる方は成果を残しやすい傾向があると考えていますが、その力を身に着けたい方も大歓迎です！
そしてなによりfreeeのミッションや価値基準、カルチャーに共感いただける方と一緒に働きたいです。
是非一緒にインサイドセールス組織を作っていきましょう！

＊＊＊お知らせ＊＊＊
freeeは「スモールビジネスを、世界の主役に。」をミッションに掲げ、統合型経営プラットフォームを開発・提供し、だれもが自由に自然体で経営できる環境をつくっていきます。
そのために日本中にサービスを届けきれるよう、仲間を積極的に募集していますので、ご興味をお持ちくださる方はぜひ下記よりご連絡ください！

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