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こんにちは、採用広報の西木です。
『令和の就活ヘアをもっと自由に』というムーブメントが始まりましたが、freeeも賛同企業の一つとしてロゴを掲載しています。このムーブメントでは「髪型」にフォーカスしていますが、本質は個性や多様性だと思います。
ということで、今回は「多様性」をテーマに3人の社員に集まってもらいました。髪型や個性、新卒採用について三者三様の価値観で喋ってくれましたので、ぜひ読んでみてください。
ちなみにイベントはTwitterなどSNSで「#令和の就活ヘアをもっと自由に」「#HairWeGo」「#1000人の就活生のホンネ」などのタグで盛り上がっていますよ^ - ^
プロフィール
左
nakochi
19新卒エンジニア。GYOMUハックチームでSalesforceを中心としたビジネス基盤を構築している。
中央
hayato
奈良県出身。国際教養大学卒業後、freeeの実現しようとする未来とカルチャーに惹かれ、新卒でfreeeに参画。インサイドセールスを経て、IPO準備企業をはじめとしたベンチャー企業を中心に、入社以来約300社の法人への提案を行う。現在は会計事務所向けセールスとして、会計業界のクラウド化に従事。
右
rin
愛知県出身。LGBT当事者。大学卒業後、色々な仕事を経験したり、個人事業に挑戦したりしていたが、freeeの事業とダイバーシティの推進に積極的に取り組む姿勢に惹かれ、2018年に参画。ミドルオフィスとして、オペレーションの構築や法人向けセールスのサポートに従事している。
ー今回の「令和の就活ヘアをもっと自由に」というムーブメントは知ってましたか?
nakochi
私は知っていました。去年freeeの内定式があった頃、「#就活をもっと自由に」というキャンペーンの一環で取材を受け、記事にしていただいたので。その時は髪型にフォーカスしたものではなく、新卒採用に全体についてでした。
hayato
僕は全く知らないと同時に、キャンペーンをしているのに驚きました。見た目は自己表現の一つでしかないので、このコンテンツが世の中に出なければいけないほど、まだまだ制限があるのだなと改めて思い知りました。
rin
私も知らなくて、「就活ヘア」って単語を見た瞬間、まだこんな感じなの?と思った。そこ本来フォーカスする場所じゃないんだけど……という感じ。
同じような事例をあげると、大学時代にジェンダー論の勉強をしていたことがあって、「我が社では女性が活躍しています!」「ダイバーシティがあります」って誇らしげに掲げる企業も多いけど、そんな当たり前のことを堂々と言わないといけない社会なのが歯痒い。
昔から「右へ倣え」が良しとされ個性を潰すような教育をされてきて、社会に出た瞬間に個性を出せと言われても難しいとは思うけど……。
ー「令和の就活ヘアをもっと自由に」ムーブメントや、旧来の就活スタイルに縛られないようにすることは、学生にとっては良いことだと思いますか?
nakochi
髪型などで人が判断されないようにしようという流れは、学生的にはプラスしかないと思います。就活のために黒染めしたらお金も時間もかかるし、髪の毛も痛むんですよ。その分のお金と時間を、企業のことを調べたり、スキルを磨くことに当てる方が建設的だと思います。
ただ、就活ヘア・就活メイク・就活用の写真プランなどで利益を出している企業もあって、一大マーケットを形成しているので、このムーブメントが大きくなれば彼らにとってはダメージになるかもしれないですね(笑)
hayato
意識的にか無意識にかわからないですけど、多くの企業は過去の風習をそのまま残していて、学生はヘタなところでマイナスされないように旧来の就活スタイルに迎合してしまっているのが現状だと思います。
学生側には、そもそも社会はあなたたちの自己表現の場ではないですと言いたいですね。自己表現をしても許される会社に入っているのであれば出すべきだし、好まれない会社だったり状況においてはピシッと他の人に合わせるマインドを持つべきだと思います。例えば結婚式呼ばれた時、自分のお気に入りの白い服を着たくても着ないじゃないですか。就活ヘアやビジネス上での髪型も、その考えの延長上にあると思います。結局自分で状況を判断して髪型や服装を選び、誰にどう見られるのかを判断することが大事だと思います。
rin
個性を出すかどうかは、本人の覚悟次第かな。私は今LGBTとして生きてるんだけど、10代くらいからずっと思っていたのは、どんな批判も受け止める覚悟があるのであれば好き勝手していいと思う。自由ってリスクを伴うから、必ずしも周りのみんなに受け入れてもらえるって保証はないんだけど。
素を出したら周囲に批判されるかもしれないし、出さなかったら首一個抜きん出ない自分自身に情けなくなることもある。自分って何者なんだっけ、と思い悩むかもしれない。だから覚悟ができていないなら、一旦流されてみるのも選択肢としてはありだと思う。
また選ぶ仕事によっても振る舞いは変えなきゃいけないし、自分がしたい振る舞いと社会が求めるものは異なる場合もあるので、私の場合は無理のない範囲で求められる像を演じながら、どれだけ自分の個性を加えていくかを意識したかな。求められてないのに個性だけ出しすぎると「あ、いいや」って捨てられちゃう。バランスはすごく難しいけど、自分のいる環境の中での個性の出し方を身につけられると一番楽かなと思う。
ーそもそも企業も学生も、どうしたらいいと思う?
nakochi
今のrinさんと一緒で、自分の好きな髪型とかメイクをするのであれば、相手によってはマイナスに受け止められることがあることを覚悟しなければいけないと思います。私はデザイナー・エンジニアというクリエイティブ職希望だったので、髪の毛一つに結んで、ベージュのリップ塗って、ピアス外してみたいな就活ヘアやメイクはしませんでした。結局スキルを見られるので、見た目を整えたところでどうにかなるとは考えてなかったですね。むしろスキル面で差別化が図れたら、見た目にもインパクトある方が印象に残りやすく、プラスに働くと思っていました。
hayato
企業側について言えば、自社のカルチャーがどういうものなのかハッキリと出すべきだと思います。学生と企業のミスマッチが起こっているから、こういう事が問題になっていますよね。もし積極的に自己表現をする社員を求めているのであれば、社内のカジュアルな雰囲気を発信するべきだし、実際、それができている会社もある。友人が働いている会社は、最終面接で「スーツ着なくていいですよ」と明確に伝えてくれたと聞きました。これに関しては、freeeも一緒ですね。
rin
私は、そもそも新卒一括採用をやめればいいのにと思っちゃう(笑)勤務経験のない新卒を一括で取るってのが無理がないですか?若年層育成に一番いいんだろうけど、もっともっとバラエティ豊かな組織を作るって視点を持っても良いんじゃない?
それに就活って自分の営業だから、自分の個性を魅力的に伝えないと、企業も学生もどちらも幸せになれない。でも街では同時期に同じようなリクルートスーツを売ってるから、そりゃ買うし、買うと没個性に一歩近づくよね(笑)
あと面接では「入社することになったらTPOを考えた上での自己主張はしていいよ」って予め言った方がいい。
ー自分が個性を隠していた経験はある?
nakochi
高校はめちゃくちゃ校則が厳しかったので、没個性って感じでした。パーマもメイクもダメで、髪の毛が肩につくと結びなさいみたいな。その中で頑張ってヘアアレンジして、制限の中でも自由を見出す生活をしていました。大学時代は家庭教師のバイトをしていましたが、成果を出すまでは見た目もしっかりして、成果を出してからは今みたいに自由にしました(笑)もちろん親御さんとの人間関係とかもちゃんと作ってからでしたけど。
hayato
僕は学生時代から個性を隠す必要があまりなかったです。高校の校則も緩く、学ランの下は何着ても良かったし、カバンも靴も自由でした。大学も「リクルートスーツ着ない宣言」をするような大学で、服装や見た目に関して縛られた経験は少ないです。
でも個性をどう使うのかを考えた経験は多かったです。自分がどのように見られるのか意識する中で、服装ってかなり重要なものだと思っていて、誰にどういう印象を持ってもらいたいか、その為にどのような服を着るのか逆算するのは大事だと思います。カチッとした会社で働いているのであればオフィシャルな服を着て行った方がいいだろうし、ベンチャー企業に勤めているのであればカジュアルでも良いと思います。ビジネスの場合、特に営業マンは戦略的に行かないといけないですね(笑)
rin
私は10代の頃はずっと個性を隠してた。男子校出身だしスポーツ刈りだったし、今の私からは程遠い(笑)学校でも家庭でもずっと個性を隠し、男子高校生キャラや長男キャラで演技してました。女優に向いてると思います(笑)
その頃はまだLGBTの概念も言葉も、あまり一般的じゃなくて、個性を考える機会がなかった。でもモヤモヤしたものは常にあって、インターネットが家に繋がった瞬間に、PCで自分が何者か知るための情報を検索をしまくりました。自分が間違っているのではないかと思って、誰にも言えないし、毎日がパニックでした。
ー最後に、これから内定式・就活を迎える学生へ一言ください。
nakochi
良くも悪くも自分を出して欲しいです。どっちの評価に転ぶかはわからないけど、無理して厳しい規則に合わせるよりはミスマッチがなくなると思います。
hayato
自分を出すことをためらわないで欲しいです。状況によって出してはいけない場面もあるけれど、周りにあわせ続けるとそれが当たり前になってしまって、自分ってなんだろうって感じるようになっちゃいます。そうなると見た目も性格も、知らないうちに自分らしさがどんどん薄れていってしまう。意識しないと自分を見失いかねないので、自分を出す姿勢、我を出すことは意識的に持ち続けて欲しいですね。
rin
私は個性を無理に出して欲しいとは思わなくて、自分が一番自分らしく、自然体で面接に臨むのがいいんじゃないかなと思う。そこで自分を伝えて、仕事をしたいなって思える環境に飛び込むのがベストじゃないかな。周囲と比較して悩むことはあるかもしれないけど、理由がないことや理不尽だと感じることに悩む必要はあまりないと思うよ。時期よ、時期。自分が出したくなったら出せばいいんじゃない?
ーありがとうございました!!