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こんにちは、採用広報の西木です。
今回はプロダクトの導入支援を行う山田に、カスタマーサクセスの面白さや仕事への想いを語ってもらいました。
freeeに入社後、半年でマネージャーとなった彼にはどんなストーリーがあったのでしょうか!?
「マジ価値」とは何か、考え抜く姿勢に注目しながら、お読みください。
プロフィール
山田健児(Yamada Kenji)
大手家電メーカーで約8年間、財務・管理会計など幅広い会計業務に携わる。2017年10月、freeeにジョイン。2018年4月からはマネージャーとしてカスタマーサクセスのチームを率いている。
趣味は登山、 筋トレ、一眼レフ。
ー前職からfreeeへ転職するきっかけを教えてください。
転職を考え始めたのは、前職では自分自身が社会に価値を提供しているという感覚がなかったからです。会社の役にはたってるかもしれないけど、社会に対するインパクトがないなと、月日が経つごとにモヤモヤしてきていました。
freeeに決めたのは「スモールビジネスを、世界の主役に。」というミッションや独自のカルチャーにワクワクしたことと、自分自身の経理というバックグラウンドを活かしてダイレクトに社会に貢献できると思ったからです。
ー今、freeeでは何をしてますか?
中小企業・中規模法人のお客様に向けてカスタマーサクセスの仕事をしています。簡単に言うと会計freeeを使えるようにするための導入支援や活用支援ですね。「業務が効率化されて定時で帰れるようになりました」みたいな話を聞いた時は、素直に嬉しいし、ちょっとだけかもしれませんが既存のもののあり方を変えられてよかったなと思います。
またプロジェクトがある程度終わった時に、「山田さんにコンサルで入って欲しい」って言ってくれたお客さんがいたんですよ。これ、少しは貢献できてますよね?(笑)
ーできてます!
そういう言葉をかけられるまでには、色んなものを乗り越えて来たと思いますが、freeeに入社してからの1年半で印象的なこと教えてください。
結果で選ぶと、セールスアワードで新人賞をとったのが一番印象的でした。
キレイに聞こえるかもしれませんが、今まで大企業のぬるま湯に浸かって来たところを、短期間で考え方から仕事のやり方までガラリと変えたんです。と言うか、変えざるを得なかったので、実は非常に苦戦したんです。
ーどこが変わりましたか?
とにかくアウトプットする力です。今までアイデアはたくさんあっても、机上の空論で終わってしまうことが多かった。大企業だと最初のアウトプットである程度の完成度を求められ、完成度が低いと「こんなもの出してくんなよ」というニュアンスに近い指摘が入ります。それがfreeeに入った時に、「スタートアップなんて、とりあえず出してみて広く意見もらってブラッシュアップさせる方が圧倒的に早いよ」って言われたのは衝撃的でした。今までやったことのない仕事のやり方でしたね。慣れてないので最初は大変でしたけど。
ー具体的に、どのようにfreeeのやり方をキャッチアップしたのでしょう?
毎日マネージャーと1on1してました。そして毎日10個は何かしらアウトプットすると決めて、日々挑戦でした。半年間はスピードについていくのがめちゃくちゃしんどくて、せっかくfreeeに入ったのにやめようと思ったこともありました。「今日中にやります」と言うと「すぐやってください」と言われたり……。期待を込めた上で、心を鬼にして育ててくれたのだと思います。
おかげで大企業時代の8年間より、圧倒的に成長スピードの早い半年間を過ごさせてもらいました。
ーそれは自分にとってよかったですか?
圧倒的によかったですね。freeeに来てよかったというのは人生レベルで思ってます。今もし会社からクビにされても、何かしら自分でやっていけると思うくらい自信がつきました(笑)freeeに来る前だとアイデアが浮かんでも、アウトプットがついてこないんで仕事にならないんですよ。
ー今、マネージャーだと思うんですけど、何か自分の中で方針はありますか?
メンバーの個性を大事にしています。「できない→できる」ももちろん大事だと思うんですけど、どちらかというと強みを活かしてあげるのが自分の特徴ですね。各々のモチベーションがアウトプットに与える影響ってすごい大きいじゃないですか。だから普段仕事する上ではモチベーションが高い方がいいと思うし、それによってみんなのアウトプットの質が上がって来ていると思います。
ーfreeeの社会へのコミットメントが、freeeは「マジ価値を届けきる集団」であると定義されました。山田さんが思うマジ価値について教えてください。
カスタマーサクセス自体が「お客さんを直接マジ価値に連れて行く」ってことだと思っています。
そこには法人レベルと担当者レベルのマジ価値があると考えていて、法人レベルではfreeeを使うことによって業務が効率化されるってこと。さらにデータを通して今まで見えていなかったような示唆が得られたり、捻出された時間で取り組むべき本質的な課題にコミットして、ビジネスが強くなることだと思います。
担当者自身のマジ価値は、経理マンや人事担当者が単なる作業者という存在から、付加価値の高い存在へと変わることです。クラウド会計を使うことで会社の深いところまで関われるんだと気づくと同時に、マインドを変え、経営にもどんどん首を突っ込んで欲しいんですよ。
ーミッションや仕事のやり方以外で、freeeのいいところだと思うことはありますか?
カルチャーに超絶共感しました。
大企業にいた時は理想を言うことができなかったんです。いや、言っても良いんですけど、実現に向けて動くことはほとんどなかった。だから「ここをこうしたら良いのに」って意見を言っても、絵空事。ただの評論家みたいになっちゃってました。
逆にfreeeは「理想を語れ」「価値あると思うことはやってみろ」って社風じゃないですか。面接の時点でその感じが伝わってきて、「あ、言葉にしていいんだ!」って思いましたね。だいたいどこの会社もそういう文言ってありますけど、形骸化してるところが多い。freeeは本気でやろうとしてるなと思ったのを覚えています。
ー社会全体では、freeeが貢献していると感じることってありますか?
監査法人の人たちが、IPO準備企業(上場目指している企業)でfreeeを使うことに対して前向きに捉えているのを肌で感じる時があります。社会を変えてるなって思いますね。
今までは既存の会計ソフトが強く、クラウドじゃ上場できませんて監査法人も多かったんですよ。そこが変われば、会計の世界が一気に変わるんだろうなと思います。
上場準備をしている企業が会計ソフトに求める条件って特殊なんです。中小企業に向けた会計とまたちょっと違う観点が必要なのですが、「アウトプット→思考」でプランを出して、お客さんの声をちゃんと拾いながら、事業部みんなで取り組んでいます。
僕はカスタマーサクセスとして「上場に向けてfreeeを導入するんだけど、まだ全然この部分足りてないね」というフィードバックを開発側に届けています。今では機能がアップデートされ、上場にも耐えうる仕様になりました。
ー今後のキャリアプランを聞かせてください。
今言ったように、会計の世界がガラッと変わる瞬間をみたいですね。徐々に変わって来てるのは感じるんですけど、まだ浸透しきってはない。でもいずれ訪れるその瞬間に、ワクワクしています。
別の目標としては、中長期的なものですが、父の仕事を一緒にやりたいと思っています。中小企業向けの経営コンサルです。
ーありがとうございます。最後に、読者に向けて何かメッセージありますか?
自分の強みや個性を活かしたいなら、ぜひfreeeに来てほしいですね。僕自身、大企業にいた時は、個性を出しすぎない事を意識していました。今は個性を尊重してくれる方がたくさんいるので、そのほうが社会に対するインパクト残せると思います。