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Mission of the year 2020受賞者インタビューVol.2
「エネルギーの未来をつくる」。これは私たちENECHANGEのMissionです。ENECHANGEには「Mission of the year」という制度があり、1年を通して最もMissionを体現した社員を表彰しています。今回はMission of the year2020を授賞したエネチェンジ事業部 副事業部長の五十嵐 貴裕さんに話を伺いました。
≪Profile≫
五十嵐 貴裕
エネチェンジ事業部
副事業部長
2017年8月入社
大学卒業後、人材派遣会社に入社。派遣・紹介・アウトソーシングに関する営業業務に従事。Google Japanのダイレクトセールス部隊のアウトソーシングの案件をきっかけに、同社に出向。出向の後、Google Japanの正社員となる。WEBアプリ開発を行う企業の営業を経て、2017年8月にENECHANGE株式会社に入社。現在はエネチェンジ事業部の副事業部長としてセールスチームのマネジメントを行っている。
趣味:身体を動かすのが好きで、毎週土曜日に草野球をやってます!
学生時代は高校までは野球、大学ではアメフトをやっていました
いつか自分のチームをつくってみたい!
――ENECHANGEに入社する前のことを教えてください
大学卒業後、人材派遣やアウトソーシング事業を行っている会社に入社しました。営業として働いて1年ほど経った頃にGoogle Japanのダイレクトセールスチームを立ち上げるというアウトソーシングの案件がありました。その案件に参加したのをきっかけに、Google Japanに出向し、ネット広告の営業に3年ほど従事しました。
その後、正社員試験を受けて正式にGoogle Japanに入社しました。正社員として2年半ほど勤務し、自分でも営業スキルがより身についてきたなと実感していました。
――スキルが身についてきたなと感じていたのに、Googleを退社されたのは何故ですか?
新規の営業を行って行く中で、Googleの外に出て自分のスキルを試してみたくなりました。あとは、学生時代からずっとチームスポーツをやってきたこともあり、チームで物事に取り組むことが好きです。なのでいつかは自分のチームをつくってみたいという思いもあり、ベンチャー企業に転職しました。
家族SNSアプリを開発している会社に営業として入社したのですが、まだまだチームをつくるというフェーズではなく、入社前と入社後のギャップを感じていました。そんな時に、たまたまFacebookを開いたらWantedlyの広告が目に止まりました。ちょうどその時期にENECHANGEの資金調達のニュース記事を読んでいたこともあり、ENECHANGEのページにアクセスしたんです。そうしたら「広告セールスの責任者を探しているので、どうでしょう?」って連絡が来たんです。
ーーその連絡を受けてすぐOKしたんですか?
前職に若干のギャップを感じていたとはいえ、入社してまだ1年ほどだったので、すぐには辞められないと思いました。しかし、ENECHANGEの事業内容にとても興味を惹かれていました。まだ電力自由化がスタートしたばかりでこれから市場が広がっていく段階ということで、やりがいがありそうだなぁ~と。それにプラスして、これからセールスチームをつくっていくという話を聞き、入社を決めました。
チームメンバーとのミーティング風景
ーーENECHANGEに入社して、ギャップを感じることはありましたか?(笑)
う~ん…もう時効かな?(笑)「チームをつくっていくぞ!」と意気込んで入社したのですが、私が入社して本当すぐに営業が1人辞めちゃったんですよ…。しばらくは私と内藤さんの2人体制で頑張りました。
「内藤さんとは?」と思った方はこちらをご覧ください
「新たな事業で日本のエネルギー問題を解決したい!内藤さんがENECHANGEで働く理由」
当初は電力・ガス比較サイト「エネチェンジ」からのオンライン申し込みが中心でしたが、ちょうど不動産仲介業者などの代理店を通した申し込みを強化していくことろだったので、代理店開拓を内藤さん、電力・ガス会社の開拓を私が担当していました。
この2人体制は、私が入社した2017年8月から1年半くらいは続きました。長かったですねぇ…。2019年にようやく増員となり、念願のチームづくりが始まりました。
セールスチームの業務の様子
ーーエネチェンジ事業部について詳しく教えてください
エネチェンジ事業部は現在、約30名ほどのメンバーがいて、大きく分けると「サイト運営」「セールス」「カスタマーサービス(CS)」の3つのチームがあります。サイト運営は電力・ガス比較サイト「エネチェンジ」の運営をしているチームです。CSはコールセンターやメール、サイトからの問い合わせなどに対応するチームです。そしてセールスは私がマネジメントをしているチームで、私を含め11名います。先ほどお話ししたような電力・ガス会社といったエネルギー事業者をはじめ代理店の新規開拓、既存プランの交渉・調整を行っています。
ーー今はセールスチームのマネージャーとして念願であった“チーム”を取りまとめています。マネジメントするうえで心掛けていることはありますか?
「『自律』『分散』『協調』のチームをつくろう」とよく話をしています。営業成績などの責任はレポートラインである私にありますが、実際に営業を行うのはプレイヤーであるメンバーです。なのでメンバーを管理するのではなく、メンバーが働きやすい環境を整えるのがマネージャーである私の仕事だと考えています。
あとはやっぱりチームなのでメンバー同士の横のつながりも重要です。一人では難しいこともチームで力を合わせれば解決策が見つかることもあります。そういったチームが協力し合えるような関係性づくりも大切にしています。
ーー「メンバーが働きやすい環境を整える」って素敵ですね!具体的にどんなことをされているんですか?
2週間に1回メンバー全員と1on1を実施しています。そこで、提案数の進みが悪いときなどはボトルネックを聞いて、足かせや課題を取り除くようにしています。
例えば営業チームは今まで、既存営業と新規開拓の両方を全員が担当していました。しかし既存営業をしながら、新規開拓も行うのは頭の切り替えが結構大変です。そこで、既存営業と新規開拓は担当を分ける方が良いのではと考え、7月から分業制にしました。新メンバーが2名増えたこともありますが、売上の数字も好調です。分けてみて正解だったなと感じています。
エネルギーを選ぶを常識にするために…
昨年の上場記念パーティーでエネチェンジ事業部の皆さんとの記念撮影。鐘の左隣が五十嵐さん ※撮影の時だけマスクを外しています
ーー「エネルギーの未来をつくる」というMissionを体現した社員に選ばれた感想を聞かせてください
そう評価いただけたことは素直に嬉しいですね。しかし、私一人の評価というより、チームが評価されたと思っています。数字を作ってくれているのはメンバーで、私はフレームを作っているだけですので…。
(謙虚…!聞き手の心の声)
ーー仕事している中でMissionを意識したり、実感したりする場面はありますか?
エネチェンジ事業部には「エネルギーを選ぶを常識にする」というVisionがあります。これは、全社のMission「エネルギーの未来をつくる」に対する事業部の解釈です。2016年4月の電力自由化から5年ほど経ちますが、電力会社の切り替え件数は約2,206万件で、日本の世帯数で見るとまだ35%ほどです(※)。この切り替え比率を7~8割まで上げられたら、「エネルギーを選ぶのが常識になったよね」と言えるようになるのでは…と思っています。
これはENECHANGEだけでなく、電力業界全体で取り組む必要があると考えています。まずは電気代が安くなるなら電力会社を切り替えてみようかなと考えて、切り替えをしてみる人が多いと思います。しかし、その次は価格ではなく再生可能エネルギーで発電したクリーンな電気が良いとか、電気がどうやって作られているのかなど、電気に対する興味関心を高めるきっかけづくりにつながると良いなと考えています。
※電力広域的運営推進機関2021年9月9日発表「スイッチング支援システムの利用状況について」参照
ーー最後に今後の抱負をお願いします!
「エネルギーを選ぶを常識にする」ためにも、チームをもっと大きくしていきたいです。事業部としてはもっともっと成長できる、もっと売上を伸ばしていけると信じています。まずはマネージャーとして人やチームの教育・育成を強化していくために、私自身がもっとマネジメントについて勉強していきます。
あとは私以外にも組織を作りたいとか、チームを作っていきたい人も募集しています。ENECHANGEのVisionやMissionに共感してもらえるならエネルギー業界未経験でも大丈夫です!むしろ、エネルギー業界未経験の人が営業成績一番良いんですよ…!(笑)