【DroidKaigi 2024】参加レポート：スポンサーブースでは技術書をプレゼントしました。

こんにちは！ウォンテッドリーで技術広報を担当している中辻 (@G2_Wantedly)です！

DroidKaigi 2024（Android技術者向けのカンファレンス）はおかげさまで無事に終了いたしました。スポンサーブースにお立ち寄りいただいた皆様に、心より感謝申し上げます。

皆様と直接お話しでき、我々も有意義な時間を過ごすことができたと感じています。本記事では、DroidKaigi 2024のセッションの内容を振り返るとともに、ウォンテッドリーのブースでの活動についてまとめておりますので、ぜひご覧ください。

DroidKaigiとは？

DroidKaigiはエンジニアが主役のAndroidカンファレンスです。 今年で10年を迎えるDroidKaigiは、Android技術情報の共有とコミュニケーションを目的に、2024年9月11日(水) - 13日(金)の3日間開催いたしました。(HPより引用)

スポンサーブースでの取り組みについて

今回のDroidKaigiの弊社ブースでは、モバイル開発や技術に関するお話や、エンジニアリング全般におけるカジュアルな会話を通じて、皆様と直接お話をさせていただきました。

ブースにてモニターを設置し、弊社のデザインシステムのJetpack Compose実装を展示いたしました。興味を持っていただいた方から多くの質問をお寄せいただき、弊社エンジニアと交流を深める良い機会にもなりました。また、アンケートにご回答いただいた方には、弊社のシステムやアーキテクチャをまとめた技術書『Wantedly Engineering Handbook』や、技術書典にて配布している『WANTEDLY TECH BOOK』のバックナンバーもプレゼントいたしました。

昨年に引き続き、今年も多くの方にブースにお越しいただきました。本当にありがとうございました。技術書をお渡しした皆様には、ぜひお読みいただき感想をいただければ幸いです！

セッションの振り返り

DroidKaigiではAndroidに関係する技術をさまざまな観点から紹介されるセッションが行われました。セッションに参加した弊社社員より、参加したセッションについて簡単な振り返りを共有させていただきます。

久保出（@swiz_ard）

サプライチェーン攻撃に備える
情報セキュリティを考えるうえで学びの多いセッションでした。自分のサプライチェーン攻撃に対する認識は、未知のことが多いと気付かされました。AndroidやGradleに絞った具体の話もためになるものであり、Gradleでそこまで実現できるということを知れてよかったです。Ask the Speakersでは、Gradleでのビルド時間に対する影響を質問したところ、それなりにインパクトは発生するとのことでした。

仕組みから理解する！Composeプレビューを様々なバリエーションでスクリーンショットテストしよう
ComposeにおけるVRTの手法をいくつか紹介したセッションでした。弊社ではまだVRTは実施しておらず、今後の課題としています。そのため、紹介された手法は参考になるものであり、各手法の現状を知れたことがよかったです。

林（@_swiftty）

Android開発以外のAndroid開発経験の活かしどころ
モバイルエンジニア含めエンジニアとして一度は抱えることのあるだろう不安との向き合い方についてをトピックとしたセッションでした。ひとつ自信のある領域を作ることと、広く浅く他分野へ領域を広げることは自分自身同じように考えていたところであったので、これからのキャリアプランを考える上でとても参考になりました。

原田（@yuya_h_x）

オフライン・ファーストなアプリの実例： ガーナの農家アプリ
ガーナの農村で利用されるオフライン・ファーストなアプリ開発の実例が非常に印象的でした。特に、ネットワークが不安定な環境でも、ローカルとサーバーのデータ同期を工夫し、最新の情報を確保するアプローチが参考になりました。安定したネット環境がない中でも工夫を重ね、社会問題の解決に貢献されており、非常に興味深いセッションでした。

Android StudioのGeminiでコーディングの生産性を高める
より安全なアプリケーションを迅速にリリースするためには、Geminiの活用が必要不可欠だと感じたセッションでした。また、今後追加予定の機能についても触れられ、Geminiのようなツールが生産性とコード品質を大幅に向上させるために、不可欠な存在になりつつあることを実感しました。今後の開発で機能をうまく活用し、効率的かつ高品質なコーディングができたらと考えています。

まとめに代えて

DroidKaigi 2024では、今年もスタンプラリーが行われ、より多くの参加者の皆さんとお話するきっかけになりました。また海外からの方も来場されていました。弊社の技術やプロダクトに興味を持っていただく機会になり嬉しく感じています。ぜひ次回の開催時もお会いした皆様とお話ができるのを楽しみにしています。

4社合同の【DroidKaigi 2024 AfterNight】を開催します！

DroidKaigi 2024を振り返るアフターイベントとして、協賛した株式会社タイミー、サイボウズ株式会社、Sansan株式会社、ウォンテッドリー株式会社の4社が合同で開催します。DroidKaigi 2024での話題に関心をお持ちの方や、より深い学びを追求したい方にお勧めの内容です。

弊社からは、久保出が登壇予定です。

・日時：10月10日（木）19:00〜21:00
・会場：Sansan株式会社 本社（渋谷サクラステージ 28F）

ウォンテッドリーのエンジニアと気軽にお話しませんか？

改めましてDroidKaigi 2024でご挨拶させていただいた皆さま、誠にありがとうございました！そして、運営の皆さんもお疲れ様でした。ウォンテッドリーでは、もっと弊社のことを知りたい！と思われる方に向けてカジュアル面談を実施しています。転職を検討されていなくても構いませんので、ぜひ「オフィスに遊びに来る」感覚でお越しください。

DroidKaigi 2024にてお話しした方も、残念ながら機会がなかった方も、弊社の開発手法や組織について、カジュアルにお話ができればと考えております。画面下に表示されている「話を聞きに行きたい」ボタンを押していただければ嬉しいです。

皆さんにお会いできるのを楽しみにしています！