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Datadog Live Tokyo 2024 Reprise イベントレポート 〜Datadog と歩んだ10年〜

このストーリーは Wantedly Advent Calendar 2024 の21日目の記事です。昨日は @bunmonsi による プロダクトのライティングにおけるボイス&トーンの作り方 〜ボイス編〜@fohte による Datadog で始める SLO 監視と運用 でした。

ウォンテッドリーでインフラエンジニアをしている田中篤志(@bgpat)です。この記事では先日2024年12月18日に開催された Datadog Live Tokyo 2024 Reprise について紹介します。

イベントの概要

Datadog Live Tokyo 2024 Reprise はオブザーバビリティサービスを提供する Datadog が公式で主催するユーザー向けの対面セミナーイベントです。Datadog の最新情報や既に Datadog を利用している企業の事例が聞けるセミナーと、参加者同士のネットワーキングができる交流会がセットになったイベントです。

登壇に至った経緯

今回、私はこのイベントにお客様事例の登壇者として参加しました。

私は以前から Datadog 利用者のユーザーコミュニティ JDDUG (Japan Datadog User Group) の勉強会に参加しています。先日 Datadog 社で Developer Advocate としてご活躍中の Taiji 様 より、JDDUG のコミュニティメンバーとして登壇依頼をいただき、喜んでお引き受け申し上げたことが今回の参加に至る経緯となります。

登壇準備

発表に関するテーマは Datadog に関することであれば何でも構わないと頂いておりました。当初の私は所属する Infra Squad で進行中であった Datadog への APM 移行について検討しておりましたが、ご用意頂いた登壇枠は45分と比較的長い時間であったため、より幅広くお伝えできるものはないかと模索し、Datadog の導入初期から現在まで至るまでの活用状況と意思決定の振り返りをする内容とさせていただきました。情報収集を進める中で、 Wantedly と Datadog が同じ2012年にサービスを開始しており、また弊社が Datadog を利用し始めてから10年の節目の年でもあったため、Datadog 導入から10年間の振り返りをテーマとして扱うことといたしました。

当日の発表に向けて用意させていただいたスライド資料は以下となります。


今回発表した資料の中には、過去弊社のメンバーが登壇した際に使用した資料を多く引用しております。私は入社前の2016年から学生インターンとして関わってきましたが、それ以前の情報については伝聞でしか知らない状態でした。過去の発表資料には当時の状況や意思決定が詳細に残されており、滞りなく登壇資料作成のための情報収集を行えました。

ウォンテッドリーには外部発信を推奨する文化があります。今回の登壇準備はこの文化に助けられたため、感謝の意をこめて引用を多くする構成としました。

技術イベントでの登壇を賞賛します | Wantedly Engineer Blog
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当日の様子

ここからは現地で撮った写真を添えて当日の様子を紹介します。

会場

開場前のエントランスの様子です。

ロビーには気軽に Datadog の機能紹介が受けられるデモブースが設置されていました。私も以前から気になっていた Cloud Cost Management について紹介していただきました。

またロビー内にはフォトウォールが設置されており、登壇者の皆さんと写真を撮っていただきました。

登壇

14:30頃に私の登壇の順番が近づいたため会場に移動しました。休憩時間から多くの方に来場いただきありがとうございました。

私のセッションは予定通り14:45に開始となりました。

弊社をご担当いただいている Datadog の工藤様からも登壇の様子のお写真を頂きました。

プレゼンテーション自体は35分程度で終了し、残りの時間は Q&A に回答させていただきました。ご質問いただいた方々、ありがとうございました。

質疑応答の中では Datadog か他社のサービスのどちらに寄せるべきかというやりとりをさせていただきました。弊社は結果的に Datadog を選択しましたが、組織が目指す方向性や技術スタック等の環境によっては他社サービスを選ぶべきケースもあると考えます。今回のセッションでは技術選定の軸として「組織の思想とサービスの思想の相性のよさ」という点に着目することで最大限にサービスの価値を活かせる事例としてご紹介いたしました。ご拝聴いただいた皆様の参考になれば幸いです。

他の登壇者のセッション

@Mopp_jp さんによる事例のセッションと、@k6s4i53rx さん、 @TAKA_0411 さん、 @tatsuo4848 さん、 @B_Sardine さんによるパネルディスカッションを聴講しました。

他社がどのように Datadog を活用しているのかや、オブザーバビリティを組織に広めていくためにどんな工夫をしているか知る機会となりました。特に作成者以外に使ってもらいやすいダッシュボードやアラートの設計の話については、弊社でも課題に感じていた点であったため参考になりました。

交流会

交流会では参加者の方と美味しい食事とお酒を片手に情報交換を楽しむことができました。

迷惑行為への対応や決済者への説明が難しいというお話、あまり公開できない話題までいろんな情報を聞くことができ、とても有意義な時間でした。お話いただいた方々ありがとうございました。

まとめ

セッションによる各社の取り組みや、デモブースでの新機能の紹介等、新しい学びを得ることができ学びの多いイベントでした。イベントに招待していただいた Taiji 様をはじめとした Datadog のみなさん、登壇されたスピーカーのみなさん、そしてセッションを聞きに来てくださった方々、貴重な登壇の場をいただきありがとうございました。

ウォンテッドリーではこれからも様々なツールやサービスを利用する中で得た知見を共有し、コミュニティを盛り上げたいと考えております。セッションや懇親会では話しきれなかった話題については、この記事の下部にある「話を聞きたい」からご連絡いただけると幸いです。

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