第38回 人工知能学会全国大会 に協賛し、相互推薦システムの活用事例と技術的課題の紹介を行いました！

こんにちは！ウォンテッドリーでデータサイエンティストをしている合田です。

ウォンテッドリーは、5月28日から31日に開催された第38回人工知能学会全国大会にプラチナスポンサーとして協賛させていただきました。今年は弊社に所属するデータサイエンティスト4名（合田、市村、角川、林）が現地参加しました。

インダストリアルセッションの振り返り

発表タイトル：会社訪問アプリ「Wantedly Visit」における相互推薦システムの活用事例

発表者：市村 千晃

概要：

ウォンテッドリーは「シゴトでココロオドルひとをふやす」ために、はたらくすべての人が共感を通じて人や会社と「であい」「つながり」「つながりを深める」ためのビジネスSNS 「Wantedly」 を提供している。Wantedly では年々ユーザー規模が拡大して複雑性も増しており、より良いマッチングを実現するために推薦システムを最も重要な技術領域の1つとして位置づけ、開発・運用に力を入れている。仕事を探す求職者と人を探す企業という二面性を持つプラットフォームにおいて、求職者・企業の両方の嗜好を考慮することがマッチングの実現のために重要である。本発表では、双方向の嗜好に基づく推薦を行う「相互推薦システム」を開発し、どのような価値をユーザーに提供したかを紹介する。

会社訪問アプリ Wantedly Visit における 相互推薦システムの活用事例 - Speaker Deck

市村からのコメント：

ウォンテッドリーは「シゴトでココロオドルひとをふやす」ために推薦システムの開発・改善に注力しています。本発表では、相互推薦システムの導入によりユーザーと企業の双方向の嗜好に基づいた推薦を実現し、マッチングを改善した事例を紹介しました。人と仕事の最適なマッチングの実現にはまだまだ道半ばで、解決すべき技術的課題や活用しきれていないデータが残されているのが現状です。大きなチャレンジを共にしてくれる仲間を募集していますので、興味を持っていただけた方は是非カジュアルにお話しましょう！

企業ブース展示の振り返り

企業ブースでは、弊社の取り組みや活用している推薦システムに関するお話をさせていただきました。また、アンケートに回答いただいた皆さまには、弊社の推薦システムについてまとめたTECKBOOKをプレゼントさせていただきました。多くの企業関係者の方々、研究者の皆様、そして学生の皆様と交流を深めることができ、大変充実した時間となりました。ブースにお立ち寄りいただいた皆様、本当にありがとうございました！

ブースに遊びに来てくれた方に対するアンケート

ブースでは、『推薦システムについて知っていますか？』というテーマでアンケートを実施させていただきました。現在推薦システムを活用している方や、過去に活用されていた多くの方が足を運んでくださいました。それだけでなく、『推薦システムについて聞いたことはあるけれど、詳しくはよく知らない』という方も多数いらっしゃったことが非常に嬉しかったです。私たちのブースでの紹介をきっかけに、推薦システムにさらに興味を持っていただけた方が一人でも増えることを願っています！

もっと話を聞いてみたいひとは、ぜひカジュアル面談で

ウォンテッドリーの取り組みについてもっと詳細を聞いてみたい！という方はぜひ話を聞きに行きたいボタンを気軽に押してみてください。私たちと一緒にお話しましょう！

私たちウォンテッドリーは来年も継続して人工知能学会に参加できたらと思っています。次回の大阪でまたお会いしましょう！