こんにちは。Wantedly採用担当の稲生(いのう)です。
採用の仕事をしていると、どうすれば会社のことを1つでも多く伝えられるのか、という悩みにいつもぶつかります。沢山の候補者の方にお会いして、色々な側面から会社の話をさせていただいているのですが、人間というのは悲しいかな、忘れる生き物です。ドイツの著名な心理学者ヘルマン・エビングハウスの忘却曲線によると、何かを記憶したのち、20分後には42%、1時間後には56%、1日後の時点では74%を忘れてしまうそう。1ヶ月経った時点では、覚えているのはわずか20%です。
そこで、僕は思いました。
「会社について知りたい」と思った時に、情報がまとまっているページを1つブックマークしておけば良いようにすれば、いつでも会社のことが見返せるのではと。しかも、URL1つで、会社への理解がより深まり、自分に合うか合わないか、スマホ上で確認できるのではないかと。
というわけで、「これを読めばWantedlyのことがわかった気になっちゃうかも!? 読むだけで会社訪問になる記事」を10個選ばせて頂きました。行き帰りの電車の中、食事中、寝る前、友達との待ち時間などにさらっと読んでいただけたらと思います。
1. 開発フロー研修@Wantedly
Wantedlyのリードエンジニア相川が書いた記事。正直これ読むだけで、Wantedlyがどんなフローで開発をしているのかあっという間に把握できます。Wantedlyの開発体制の特徴として、ディレクションだけをする人や、マネージするだけの人がいません。メンバー各々がサービスの各機能に責任を持って開発をしています。なぜWantedlyがそのような開発スタイルを取っているのか。その答えは記事の中で!
2. なぜデザイナーもコードを書くのか
Wantedlyでは、デザイナーもエンジニアと一緒にコードを書いてプロダクトを開発しています。現在所属しているデザイナー全員がコードを書くことができるんです。人事の身からすると、「デザインも出来て、コードも書けるなんて、かっこよすぎる..!」と常日頃感じています。それでは、なぜデザイナーもコードを書くのか。開発効率を高めるという理由もありますが、その奥にはもっと深いデザイナー達の思いがあります。
3. 僕達のチームで大事にしていること
少し前の記事ですが、今でもWantedlyがチームとして大事にしている、考え方、カルチャーを纏めた記事です。Wantedlyはチームで開発することをとても大事にしています。できる人に仕事を任せるのではなく、お互いが長所を活かしあって、開発を進めています。そのため、入った年次や立場に関係なく、プロダクトについてディスカッションできるよう、ログのデータはメンバーなら誰でもアクセスすることができます。これを読んで少しでも共感したら、もしかしてWantedlyが向いているかも。。。?
4. 4日間で結果を出す「グロース基盤開発ハッカソン」という取り組みのご紹介
Wantedlyではサービスをグロースさせるための基盤のいくつかは自分たちで内製しています。外部SaaSで使えるものがあれば使うのが普通かと思いますが、SaaSで求める機能がなかったり、そもそも自分たちのドメインに特化したサービス開発基盤が欲しい場合はやはり困ります。Wantedlyでは開発基盤を作るための時間を集中して確保して、そういった問題を解決しています。Wantedlyのデータ分析基盤についてより詳しく知りたい方は、こちらを。
5. Wantedlyのオフィス設計を支える思想
「オフィスっぽくなくて羨ましいです」と、有り難いことによく候補者の方に言っていただくのですが、写真映えだけを狙って今のようなオフィスになったわけではありません。Wantedlyではまず「Why」から考えることを非常に大切にしています。勿論、オフィス設計にも「なぜ」このような設計になったのかという理由があり、その秘密がこの記事の中に載っています。疲労を軽減し快適に作業するため、バロンチェアを全員に支給し、パソコンもMacを渡しています。ちなみに、メンバーは一応自分の座る席が決まっていますが、ソファやカフェスペース、スタンディスクデスク、集中部屋など、自分のもっとも生産性の上がる場所で仕事をしても良いことになっています。オフィスの隅っこの白いソファが個人的なお気に入りです。
6. GitHubで実現する、カスタマーサービスとエンジニアの非同期コミュニケーションのすすめ
Wantedlyは社員の約半分がエンジニアの会社ですが、残りのビジネス系のメンバーもエンジニアと同じように、GitHubを使っています。ここまで徹底した会社は珍しいのではないでしょうか。情報の管理、稟議書の申請、企画の提案など全てをGitHubのissueで行っています。GitHubを使った非同期コミュニケーションの実例として、カスタマーサポートチームとエンジニアチーム間での運用例を紹介します。働いてみないと難しい所もあるかもしれませんが、「会社全体がGitHubを使ってるんだ!」ということだけでも覚えてくれたら幸いです。(社会人の方にはこちらの記事もオススメです。GitHubを使って法務コミュニケーションのスピードを2倍にした話)
7. Wantedlyを支える技術をギュッと1冊の本にして技術書展に出典しました
Wantedlyでは自分たちがこれまで使ってきた技術的ノウハウをどんどん表に出していくことを推奨しています。それは、Wantedly自体が、これまで出会って来た様々な技術に支えられたからに他なりません。外部への技術共有活動の中でも、特に力を入れているのがこの技術書典への出典です。仕事の合間を縫って、一章一章思いを込めて書いているこちらの技術書がどうやって生まれているのかがこの記事の中で書かれています。これから技術系の同人誌を作ろうと思っている人には参考になるかもしれません。(10月22日に開催される技術書典3でも、最新版を頒布するので、もしよろしければ遊びに来てみてください!)
8. Developer Infrastructure
Wantedlyのインフラチームがよく分かるスライド記事。 Wantedlyのインフラチームが目指している「変化に強いインフラ」を実践するためにどうしているかがわかりやすく書かれています。しかもスライドだからスイスイ読める! 自分たちにとって必要とあれば、ツールの開発まで行うのがWantedlyインフラチームの強みです。 ぶっちゃけインフラエンジニアって何やってるかよくわかんないって人ほど、インフラチームの面白さに気づける良いきっかけにもなると思います。
9. CTOに聞いた! Wantedlyのエンジニアってどんな人? エンジニアにとってどんな会社?
会社を選ぶ上で「誰と働くか」は大事な要素の1つ。とはいえ、気になる会社の人全員に会うのは無理な話ですよね。でも、中に入ってから「うわー、思ってたのと違う〜。人が合わない!」となってしまうのは悲しいもの。ということで、Wantedlyのエンジニアにはどんな人が多いのか、どんな人が向いているのか、CTOである川崎にインタビューしました。
10. ソフトウェアエンジニア志望の学生にいつも話していること
最後はこちらの記事。ソフトウェアエンジニアを目指す全ての学生さんに読んで欲しいです。ソフトウェアエンジニアになって、何を成し遂げたいのか。どういったソフトウェアエンジニアになりたいのか。就活は面倒だったり、大変なだけでなはなく、自分のことを見返すいい機会なのかなと思います。その時のブランド力や人気度だけで判断せず、自分が本当に価値を感じることに全力で取り組んでほしいです。
いかがだったでしょうか?
Wantedlyのこと、記事を読む前より、少しでも身近に感じてもらえたら嬉しいです。
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皆さんが遊びに来てくれることを首を長〜くして待ってます。