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大学中退を乗り越えて見つけた人生の目標。”食”から”人”へ、新しい価値を最大化する”人生の伴走者”になりたくて。

Wantedlyで働く人を紹介する「Wantedlyの中の人」。
今回は、Wantedly Visitのアカウントセールスとして活躍する小林 圭汰さんを紹介します。

小林さんは、前職のRettyから2017年9月にWantedlyにジョイン。
レストラン探しでは、毎回オシャレで美味しいお店を教えてくださいます🤤

転職に際して「自分が本当にやりたいこと」を叶えるために、Wantedlyを選んだという小林さん。
小林さんが「自分が本当にやりたいこと」をどのように見つけたのか、これからWantedlyでどんなことをしたいのかを伺いました。

挫折を乗り越えて見つけた、人生の目標

ーまずは簡単に、自己紹介をお願いします。

神奈川県で生まれ、学生時代は地元の中高一貫校で過ごしました。
テニス部に所属し、6年間テニス漬けで、毎日寝るかテニスをするかみたいな生活でしたね(笑)

テニスのことになると、上達のために自分なりに試行錯誤を繰り返していました。例えば、その日の練習の振り返りや考えたことを毎日記録していたテニスノートは、ボロボロになるまで使い込みました。一度のめり込んだら強いタイプだったかもしれません。

高校卒業後は、物理が好きだったことから東京理科大学の物理学科へ進学しました。
入学当初は「物理の研究をやりたい!」と意気込んでいたのですが、本気で物理学者を目指すような周囲の学生との温度差に、次第に「自分は本当に物理をやりたいんだろうか」と悩むようになっていました。

そんな最中、高校生の時に通っていた東進ハイスクールでアルバイトを始めました。僕が受験指導以上に力を注いでいたのが、高校生の将来を一緒に考える「夢指導」。担当していた高校生と「どんな夢を持っていて、そのためには何をするのか」を一緒に考えていくうちに、自分自身も「自分が本当にやりたいことは、物理ではないのかもしれない」と、改めて考えるようになっていました。


(テニス全力時代の小林)

ー東進ハイスクールでの「夢指導」が大きな転機だったんですね。

特に印象に残っているのは、大学受験を控えた高校三年生への指導です。

僕自身の経験を踏まえ、生徒には大学に行くこと自体が目的ではなく、あくまでも一つの通過点であることを伝えたかった。そのために「自分はなぜ生きているのか」「何のために大学に行くのか」を先輩として納得させるのではなく、”伴走者”として、時間をかけて生徒たちと考えていきました。中には、答えが出ずに泣いてしまう生徒もいましたが、最後「今、自分はこのために生きているんだ」という目標が明確になった学生の、晴々とした笑顔は今でも鮮明に覚えています。

これを機に、僕自身は「人が人生を懸けてやっていきたいことを、一緒に見つけていきたい」のではないかと考えるようになりました。そして、次第に〈世の中にある価値との最良の出会いを提供・最大化する〉という、人生をかけて成し遂げたい目標を抱くようになりました。夢指導の経験は、僕の本当にやりたいことを見つける原体験だったかもしれません。


ー大学生の時から決意を固めていたのですね…そのために何かされたことはありましたか?

大学で物理の勉強を続けていたのですが、やはり自然に頑張りたいと思えたのは、高校生への指導であることは変わりませんでした。そこで、一つの大きな決断として、2年生の後半に大学を中退することを決めました。

「物理がやりたいと思って進学したけど、本当にやりたいことは物理じゃなかった。」
現実を受け止めきれず、2年間も悩み続けてしまったことは、僕にとって大きな挫折経験でした。

食から”人”へ。新しい価値をつくる

ー大学を辞められた後は、どうされたのですか?

大学を辞めた後、まずはインターンを通して企業で働いてみようと思い、前職のRettyに応募しました。ちょうど資金調達をしていて、且つ僕がグルメ好きだったこともあり(笑)、軽い気持ちでインターンに応募しました。しかし、その時は選考に落ちてしまいました。大学を中退してまでやりたいことが、Rettyでできるのか…まだ、迷いがあったのかもしれません。それから、自分のやりたいことを本気で探すため、経営コンサルティング会社や学生向けのキャリア教育をしている会社でインターンをしました。

インターンを通して気付いたのは、自分の本当にやりたいことは「教育」の中でも「キャリア教育」であること。しかし、当時は、人のキャリア選択を変えたくても、まだまだそのためのスキルや経験がなかった。まずは、目の前の人に新しい選択肢を与えて、より良い選択を選んでもらうための力をつけたいと思いました。

そこで再度、Rettyに自分の価値観を伝え、Rettyへの入社を決めました。一度面接に落ちたことで、改めて、自分が今やるべきことを考え直すことができました。この時「自分って少しは変われたのかな」と、自信につながりましたね。

(Retty時代の小林:写真左下)

ーRettyではどんなことをしていたのですか?

“食”という、人にとって身近な出会いの価値を最大化するため、はじめは直販チームに所属し飲食店へ営業をしていましたその後は代理店渉外業務を担当し、営業戦略の立案や現場メンバーのマネジメントの仕組みづくりなど、幅広い業務に携わることができました。入社当時のRettyセールスチームはまだ出来立てで、立ち上げ期の業務を経験することができたのは、貴重な経験でした。

しかし、Rettyで「目の前の人に新しい価値を提供して、人の生活を変える」ことができるようになってきた頃、改めて自分の本当にやりたいことに立ち返る瞬間がありました。「人の人生における最良のキャリア選択を共に考え、幸せになる人をもっと増やしたい」と、改めて思うようになったんですよね。そして、ちょうど社会人3年目を迎える時に転職活動をはじめました。


ー転職活動中は、どんな業界を見ていましたか?

はじめは、人材系企業でリクルーターとして働くことを考えましたが、すぐに違うと思いました。対面で目の前の人が変わるだけではなく、サービスを通してより多くの人にインパクトを与えるプラットフォームにチームで携わりたいと思うようになり、Wantedlyに話を聞きにいきました。

元々Wantedlyはユーザーとして使っていて、実はRettyへの入社もWantedlyがきっかけでした。

求職者がフランクに企業を選んでカジュアルに話を聞きにいける、ユーザー目線の作り込みに惹かれていましたね。Wantedlyであれば、最良の出会いの数を最大化できるだけではなく、求職者や企業に新しい価値をも提供できると思いました。



ビジョンに共感し合ったビジネスチーム

ー今Wantedlyでは、どんなことをしていますか?

Wantedly Visitのアカウントセールスチームに所属し、すでにWantedlyを有料でご利用いただいている企業様向けに、さらにWantedlyを効果的に使っていただくための営業をしています。ベースプランに加えてオプションのカスタマイズをご提案し、どんなストーリーで、どんな採用をして、どんな組織作りをするのか。担当の方と二人三脚で採用課題に取り組んでいます。

今、僕が携わっている仕事は、Wantedlyの本質であり、Wantedlyがミッションとして掲げる「シゴトの価値観を変える」ことに直接関わることのできる唯一のポジションだと考えています。それは決して簡単ではありませんが、Wantedlyというサービスを通した本質的なマッチングのサポートができている実感があり、とてもやりがいを感じています。


ー入社から5ヶ月が経ちますが、Wantedlyの中で働いてみていかがですか?

Wantedlyへ転職した自分の決断は間違ってなかったと思いますし、シンプルに楽しいです。

自分自身の「人生における最良の選択肢を提供・最大化する」というミッションに向き合えているだけではなく、人のキャリア選択を受け止める企業側の課題や悩みも知ることができました。

それから、一緒に働くチームの存在が大きいです。

Wantedlyには、本当にWantedlyのビジョンに共感している人だけしかいなくて、チームのメンバーの多くは、自分と同じようなビジョンやミッションを持っています。お互いの価値観に共感できる仲間と、同じ方向を向いて働ける…こんなに恵まれた環境はないなと思っています。

例えば、自分のやりたいことがあっても「それは本当にできるのか?」と弱気になった時、この人たちとならできるかもしれないと思えます。「自分の考え方は間違っていなかったんだ」って、自分の価値観に対して喜びを感じたし、共感できる仲間と価値観がプロダクトとして具体化し、実行できた喜びを仕事を通じて感じています。


ーこれからWantedlyで挑戦したいことを教えてください。

今、Wantedlyのビジネスチームには新しいメンバーが次々にジョインしているので、新しいメンバーのマネジメントを担っていきたいと思っています。

とはいえ、まだまだビジネスチームとしては日が浅く課題は山積みです。なので、事業スピードや一人一人の生産性を上げていく企画を進めていきたいと思います。

それから、中学・高校生向けのキャリア教育にも興味があります。すでにWantedlyでは、立教大学やクラーク国際高校と連携し、学生向けのキャリア教育に取り組んでいます。僕自身も、東進ハイスクールでの経験から、キャリア選択の考え方を早期に教えることの必要性を感じていました。Wantedlyには、それを可能にするポテンシャルがあるのではないかと思っています。

今の就活活動やキャリア教育を変えたいと思っている人はもちろん、自身の原体験から、自分の失敗を人の成功に変えたいと思う人には、ぜひ話を聞いてみたいなって思います。

”やってみたい”に素直になる

ー小林さんは、なぜやりたいことをやり続けられているのでしょうか?

自分に対しても、他人に対しても、その人の可能性を信じているからだと思います。

特に東進ハイスクールでは、家庭環境など様々なレイヤーにいる生徒を指導していましたが、やりたいことを探している時や、好きなことをしている時の顔は全員が明るい笑顔になっていたんです。

それから、僕にでもできるなら、誰にでもできるんじゃないかって思いました。
高校時代、あんだけ勉強をせず赤点を取りまくってた僕が、これだけ人生を懸けてやりたいと思えることを見つけて、生きているので。

ー最後にメッセージをお願いします!

今、やりたいと思っていることや好きだと思っていることがあれば、その気持ちに素直になってみる。そして、それを実行に移すには、まず動いてみることが大事だと思います。

僕が、大学を中退したように。そして、Wantedlyにジョインしたように。
今思えば、やってみなければ分からない事ばかりでした。

もし今モヤモヤしていたり、一歩を踏み出せないでいる人はぜひ話を聞きに来てください。
いい意味で、今のWantedlyの型に当てはまらない人と、一緒に働きたいと思っています。

Wantedly, Inc.からお誘い
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