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【採用担当マッチョ化計画vol.3】アカデミックとビジネスの架け橋に。全社の”教育の質”を担うサウナーと、色んな意味で整ってみた。

ー怒涛の年度末、寒暖差、花粉症。
重なり過ぎてる荒波と戦う全社会人(同志)の皆様。こんにちは。
インフラトップ採用担当の入江です。

体当たり企画、「痩せ型採用担当、マッチョになる。」
第1弾で筋トレや食事のアドバイスを受け、第2弾では合トレでしごかれました。

日々仕事にトレーニングに夢中になっていると、成長を実感する一方、ちょっと疲れも溜まってくる感じがあります。
何か解消する方法はないでしょうか。

出社時に遭遇した、全社の教育の質を担う高野泰臣(たかのやすおみ)さんに相談したら、思わぬ展開となりました。

色々と重なる季節で、なんだか疲れ気味…という皆様、共に頑張りましょう。
※画像と本文にズレを感じるかもしれませんが、ご了承ください。

▼プロフィール:高野泰臣

大学・大学院にて教育システムの研究開発、新卒でWebマーケティング領域のプロダクト開発エンジニア、大手メディアの開発エンジニア、AI活用、新規事業開発を経て、2019年5月にインフラトップに入社。
現在に至るまで、「教育の質」を専属のミッションとし、ビジネスサイドで教育方針の策定や教育施策の各種PM、教育システムの企画/設計、データ整備までを一貫して担う。また、インフラトップで働きながら、2021年4月より、博士後期課程に進学し、社会人ドクターとして教育システムの研究に従事。

入江:高野さん、何か疲労回復に効くもの、ご存知ないですか?

高野:それなら、サウナ、いいんじゃない?

入江:はあ…サウナ、ですか?あまり経験がないのですが…。

高野:そうそう。ちょっと待ってね。

入江:はい。…ん?…

高野:あ、ピッタリだね。

エンジニアから、「教育の質保証」へ。

高野・入江:・・・

高野:…きたね。

入江:…きましたね。これどれぐらい入るもんですか…

高野:大体6〜7分ぐらいサウナに入って、水風呂入って、水分拭き取って休憩、というのが1セットで、これを3回繰り返したら整うよ。

入江:なるほど…まあやってみます。
ちなみに確かに高野さんはサウナのイメージがありますが、どうしてそんなにサウナに?

高野:「脳のリセット」という意味合いが一番大きいかな。
というのも、日々やっている仕事柄、めちゃめちゃ脳みそを使っていて、結構脳が疲れてるんだよね。

そんな時サウナに入っちゃえば、一気に疲労感が消えて、より集中して仕事に立ち向かえる感覚があって。

入江:いいリセットになるわけですね。
めちゃめちゃ脳を使う、ということですが、改めて高野さんの今のお仕事について、教えていただけますか。

高野:自分が持っているミッションは、それこそ入社時から変わっていないんだけど、「教育の質保証」

うちは「学びと仕事を通じて、人生を最高の物語へ。」をビジョンに、様々な教育事業を展開しているけど、言ってしまえば教育にも質の良し悪しがある。
インフラトップが提供する教育サービスが、受講生さんにとって本当に価値があるものとなるよう、その質を測り、担保していくための施策を推進していく役割だね。

入江:なるほど。とても大事…ですが、正直イメージがつかないところもあります。
例えば日々、どんな業務をされていらっしゃるんでしょうか?

高野:具体で言うと、「教育システム」「データ基盤」という領域です。

教育システムは、いわゆるLMS(Learning Management System)のような、学習管理のためのITシステムの整備はもちろん、 
広義の意味で、全体の教育の仕組み・学習体験の設計も含んでいて。
サービス全体で、教材、メンター、運営部、質問サポート体制等々、どんな「学習体験」を提供するか、その全体設計も含めて担ってる。

入江:なるほど。

高野:「データ基盤」に関しては、その名の通りだけど、インフラトップにある膨大なデータを整備したり活用して新たな価値発揮に繋げる役割だね。

例を挙げると、以前、受講生さんからの質問のデータ分析をしたことがあって。
DMM WEBCAMPを受講した皆さんの受講中の質問データが数年分、20万件ぐらい溜まっていたので、テキストマイニング、つまり単語やキーワードを抽出して、文脈も読みながら、学習者の躓きを特定するという分析を行なって。
それを通じて見えたことを、ラーニングサクセス(学習サポート部署)やコンテンツ作成チームに連携し、コンテンツ改善・学習サポート改善に繋げたっていう事例があったね。

入江:まさに学習の質の改善に繋がりそうですね…!

高野:そうだね。
僕の仕事はどうしても、短期的な成果が見えづらかったり、わかりにくい印象はあるんだけど、
誠実にサービス提供するために必要なことだと思っているし、日々責任を持って取り組んでいます。

入江:アツいです。ちょっと色んな意味で。
そんな高野さんがどうしてインフラトップにいるのかお聞きしたいのですが…


・・・

入江:元々はエンジニアだとお聞きしました。
そこから教育、インフラトップへ移られたきっかけはあるんでしょうか?

高野:大学時代から、ITはもちろん、教育に強い関心があったんだよね。
というのも、大学時代、ふと、「なんで同じ授業を受けているのに、人によってこんなに成績にばらつきが出るんだろう」って疑問に思って(笑)
そこから、「人がいかに知識を身につけるのか」という仕組みを解明したいって思って。
ちょうどIT×教育で、いわゆるeラーニングシステムの研究している研究室があって、そこに入ったのがスタートです。

入江:エンジニアになる前からその軸はあった訳ですね!(うまっ)

高野:そうそう。(聞いてるかな。)
あとはエンジニアをやりながら、自分が最もバリューを発揮できるのは、エンジニアではないのでは、という気付きもあって。
物作りとか実際に手を動かしてエンジニアリングするのは、僕よりももっとうまい人たちが世の中にいっぱいいると思ったんだよね。

むしろ、どういうものを作るべきかを定義して、仕組み含めて、企画提案するっていう方が、やりたいことでもあるし、得意で、さらにバリュー発揮できるのではと思って。
そういうのもあって、業界も職種もチェンジして、インフラトップにジョインしました。

入江:なるほど。それが今のインフラトップでの役割ですもんね。

高野:実際入ってみて、関係者と細かくコミュニケーションをとりながらプロジェクトをちゃんと完遂できたり、やりがいを感じていて。こっちの方が合ってるなあ、というのは感じるね(笑)

で、もう一つ大きな理由としては…

「教育」と「ビジネス」のバランス

高野:やっぱり教育の重要性を感じたというのは大きい。

自分も実はスクールでメンターとして教える経験もあったんだけど、
人の成長の瞬間に立ち会える感覚や、知識をちゃんと身につけて、今までできなかったことができるようになるという成長を実感することがあって。

僕自身もそういう教育があって成長してこれたと思うしね。
人手不足だのAIだの言われている時代だからこそ、これから益々教育が大事になると思うし、だからこそ自分は、教育という領域でバリューを発揮したいと。

入江:アツいです。教育への強い思い入れがおありなのですね。
現在も大学院にも通ってるとお聞きしましたが、それもその思いから?

高野:そうそう。2021年の4月から。

僕自身は今、インフラトップが提供する教育の、短期的な施策改善はもちろん、中長期構想を描いていくような仕事をしていて。

そんな時、ちゃんと教育業界や教育システム業界のトレンドを追いかけたり、それに関わる深い知識を身につけた上でインフラトップを定義していくということをやっていきたいと思ってる。

社会全体の構造としても、研究で明らかになったことや有用だとわかったことが、企業側・ビジネス側に反映されて役に立つという構図があると思っていて。

働きながら大学院に通って、そこで得た知識をインフラトップ側に適合させながら取り入れていくことで、インフラトップの教育の質を盤石なものにしていきたいと思っています。

入江:ご自身も学び続ける姿、見習わなくてはと思います。
現在の研究も、教育に関わっているということですよね。

高野:そう、教育システムを活用した授業モデルの研究をやってます。あと教育システムそのものの企画提案みたいな。
まあ、今のインフラトップに活かせる領域という感じです(笑)

入江:すごい。

高野:なんか、そこの広告塔になりたいっていうわけじゃないけど、インフラトップにおける教育の質保証の最後の番人というぐらいの責任は持っていて。
あいつがいるから大丈夫だっていう存在でありたいなと思うね。


入江:・・・ちなみに、もうインフラトップ、5年近くいらっしゃるかと思います。 
インフラトップに居続ける理由とか、インフラトップで仕事を続ける理由みたいなものって、何か高野さんの中であったりされますか。

高野:人間関係でもあり、会社の思想でもあると思うけど、
やっぱり、社長からメンバーまで、教育の質というものが重要であるということを皆が理解してくれているということが一番かなと思います。

売り上げや効率を重視して、教育の質を後回しにするという考え方もあるとは思うんだよね。
ただ、インフラトップは、役員陣もメンバーも、色々個性はあるけれども、教育の質なんて気にしなくていいよっていうような人は1人もいない。 
どの部署、どのメンバーも、教育の質はもちろん大事という前提で仕事をしているので、そういった意味で、働く仲間の理解があるというところが、一番インフラトップで働きやすいって思うところですね。

入江:そもそも質重視は当たり前じゃないと。

高野:

いや、全然当たり前じゃないと思う。 
ビジネスなので、どっかが尖りやすいものだとも思っていて。
それは売上かもしれないし、一方で教育の質に尖りすぎてても、ビジネスとして成り立たなかったら、やっぱ会社潰れちゃうし。

そういう意味で、インフラトップは「教育の質」と「ビジネス」のバランスがいいと思っていて、そこは推しポイントかな。(笑)
もちろん個々のやり取りで、「それだとビジネス的に…」とか、「いやいや、それだと教育の質が!」みたいなやり取りはあるけど、そういった議論がちゃんとできるバランス感がいいなって僕は思いますね

入江:なるほど。まさにバリューの一つに「With Pride(誠実な仕事をしよう)」があるように、誠実なサービスを提供しようという思想の表れですかね。

高野:そうだね。
そういった考えがちゃんとあることは、「教育の質」を担うものとしてはとてもありがたいことだし、だからこそ、しっかりそこでバリュー発揮をしていきたいと思うね。

アカデミックとビジネスの架け橋に。

(ジュワーーーーーー)
(…ムシムシ……ウッ……)

入江:…ありがとうございます。
では最後に、高野さんが インフラトップで今後実現していきたいことをお伺いしたいです。

高野:そうだね、大学院の話をしたけど、一番はアカデミックとビジネス側のパイプ役になりたいと思ってる。

僕のそもそも課題感としては、アカデミックで有用だと思われる知見が、まだまだビジネス側の方に流れてなかったり、使われていないということで。

教育という文脈でも、アカデミック側だと、「こういうふうに教えれば人はこのぐらい成長できて、こういう能力がつきますよ」というのがある程度科学されてきている。
そういった知見をちゃんとビジネス側に流していくということをやれば、学習者にとってもプラスだし、より社会全体が良くなるっていう風に信じています。
極端な言い方だけど、スクールに通っている方々を、被害者にしてはいけないと思っていて。

で、それは間違いなく、インフラトップが今後目指すところとも繋がってくると思っていて。
今僕ができているのはまだ狭い範囲だなと思ってるんで、よりダイナミックにその価値を発揮し、
「インフラトップは、こういう理論のもとでこういう教育を提供していて、このぐらい成長できます」ということを一層押し出して、更なる質保証ができるような会社にしていきたいと思っています。

入江:とってもアツいです。さっきから。色んな意味で。
ありがとうございます。そしたら最後に、未来の仲間になる方々へ、ぜひメッセージをお願いします。

高野:僕は、教育の質保証みたいなところをやっていますが、
職種に関わらず、世の中に価値をちゃんと提供したいと思える人だったら、僕は一緒にぜひ働きたいと思っています。

それはつまり、うちだと教育や人材という文脈で、短期的な成功だけではなく、その後の人生における長期的な活躍を考えて寄り添える人だと思っていて。

そういう気持ちを持っている人とだったら、ぜひとも一緒に働きたいし、インフラトップと合うと思います。(笑)

「学びと仕事を通して、人生を最高の物語へ。」
ぜひ一緒に、世の中にもっともっと「最高の物語」を増やしていきたいですね。

高野・入江:

※「整い」イメージ。雑加工で申し訳ございません。


高野・入江:

入江:最高でした。ありがとうございました。

高野:こちらこそ。最高だったね。

入江:その他、何か話そびれたことはありましたか。

高野:なんだろうね。なんかあるかな。うーん
話そびれたで言うと、どうなんだろうね。実はクラフトビールの方が若干オタク気質。
ぶっちゃけ、サウナよりもそっちの方が。(笑)

入江:・・・

高野:小話程度にお伝えするけど、ビール検定3級と2級を持っていて、ここでも知識をちゃんと身につけてから、ビアバーとかで実体験するという、知識と現場の往還が大事だとも思っていて、このビールのこのスタイルはこうでっていうのを・・・

最後までお読みいただきありがとうございました。

これからも挑戦を続けるインフラトップ。
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