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2024年9月18日、ウォンテッドリー本社にてWantedly Tech Nightを開催しました。本イベントにはこれまで、Wantedlyの開発に携わるエンジニアが主に登壇してきましたが、今回はエンジニアと密に連携をとっているプロダクトデザイナーも参加しました。この記事では当日の模様をレポートしていきますので、ぜひご覧ください。
目次
Wantedly Tech Nightとは
デザイン×フロントエンドのシゴト
登壇者の紹介
登壇内容の紹介
Wantedly グロースチームのデザインプロセス|デザイナーとエンジニアの関わり方
実装をスムーズにするための心得とベストプラクティス
おわりに
Wantedly Tech Nightとは
Wantedlyのエンジニアが登壇し、プロダクト開発の裏側についてお話するイベント。それがWantedly Tech Nightです。取り扱うテーマは様々ですが、直近では「ウォンテッドリーの利用技術を知る」と題して、プロダクト内で実際に利用されている技術をFrontend / Backend / Infra / Mobile / Data Scientistの開発者が発表しました。また発表後の懇親会(フリートーク)では、カジュアルな雰囲気の中でメンバーと参加者が会話を楽しみました。
デザイン×フロントエンドのシゴト
今回のテーマは、「グロースの肝となる、デザイナー×フロントエンドのシゴトとは」です。リーンに仮説検証するためにも、質とスピードともに求められる開発プロセスの中で、デザイナーとフロントエンドエンジニアがどう関わっていくのか?その詳細についてお話ししました。
登壇者の紹介
デザインチームから登壇したのは、Product Desingnerの竹村 知洋と田中 悠一の2名。それぞれのプロフィールを紹介します。
竹村 知洋 (Visit Growth Squad / Product Design Chapter Leader)
Web制作会社でUIデザイナーとしてキャリアをスタートし、フリーランスで複数の事業会社でUI/UX領域を経験。その後2020年にWantedly, Inc.へ入社し、プロダクトデザイナーとしてサービスのグロースや新規開発のUI/UXを担当している。
田中 悠一 (Engagement Squad / Product Design Chapter)
大学で情報工学を学ぶ中で、UIのユーザー体験への影響の大きさに関心を持ち、独学でUIデザインとコンテンツやインタラクション表現に取り組んできた。その後、2020年にWantedly, Inc.に新卒としてJoin。製品、デジタル体験、ブランド、そして人々が好む楽しくて魅力的なものを創り続けたい。
登壇内容の紹介
Wantedly グロースチームのデザインプロセス|デザイナーとエンジニアの関わり方
Wantedlyではリーンな仮説検証、そしてアジャイルでの開発プロセスを取っています。Wantedly のグロースチームではPdM、プロダクトデザイナー、フロントエンド / バックエンドエンジニアなど様々な職種が在籍しており、開発プロセスにおいてもそれぞれの専門領域で特にバリューを発揮しています。
しかしWantedlyでは職種ごとの専門領域だけでなく、開発プロセス全体に全てのメンバーが関わることが特徴です。今回はプロダクトデザイナーとエンジニアが開発プロセスへどのように関わり、バリューを発揮しているのか、これまでの他社での経験なども踏まえて紹介しました。(竹村 知洋)
実装をスムーズにするための心得とベストプラクティス
Wantedlyでは、デザイナーとエンジニアが円滑に連携できる環境を整えるため、いくつかの工夫を行っています。まず、デザインデータの一元管理を行い、すべてのデータを1ページに集約することで、誰でも簡単に最新の情報にアクセスできるようにしています。これにより、プロジェクトの進捗状況を一目で把握でき、作業の迷いを減らすことができました。
次に、実装したいことではなく、実現したいことを伝えることを重視し、単にデザインの指示を出すのではなく、その背景にある意図や体験のゴールを共有しています。これにより、認識のズレや手戻りを防ぎ、効率的なコミュニケーションを実現しています。
また、共通言語の整備と仕様の明文化を進め、プラットフォーム間での用語の違いを解消することで、すべてのメンバーが同じ言葉で会話できるようにしています。これらの取り組みによって、Wantedlyではデザイナーとエンジニアの連携を深め、プロジェクトをスムーズに進めていることを紹介しました。(田中 悠一)
おわりに
今後もWantedly Tech Nightでは、Wantedlyの開発や組織についての裏側を惜しみなく発信していきます。また現在、デザイナーの方に特化したイベントも計画中。新しい知見を得ながら、デザイナー同士の交流も深められる時間をお届けしたいと考えています。詳細は近日に発表予定ですので、どうぞお楽しみに。
またウォンテッドリーでは、Product Designerの募集をしています。ユーザーにフォーカスした開発で事業を成長させたいと考えている方、この記事を読んでWantedlyに少しでも興味を持った方、まずはカジュアルにお話できると嬉しいです。