中高生国際Rubyプログラミングコンテスト
中高生国際Rubyプログラムコンテストは、子どもたちがプログラミングを学び、自分でコンピューターを動かしたときの感動やつくった作品を発表する経験を通して、新しい世界への興味や関心を呼び起こし、将来への夢をはぐくむことを目的に実施します。
https://www.ruby-procon.net/
こんにちは!Wantedly で技術イベント企画まわりを担当しています竹内みずき ( @amanda__mt )です!
本日開催された中高生プログラマー達が集う「中高生国際 Ruby プログラミングコンテスト」にゴールドスポンサーとして協賛いたしました。今回のコンテストでは学生の方々の意欲的な姿勢にとても刺激を受け、その振り返りをしたいと思います。
中高生国際Rubyプログラミングコンテストは、子どもたちがプログラミングを学び、
自分でコンピューターを動かしたときの感動やつくった作品を発表する経験を通して、
新しい世界への興味や関心を呼び起こし、将来への夢をはぐくむことを目的に実施します。
(公式サイトより引用)
今回は97作品中、7作品のゲーム部門でファイナリストに選抜されました。
みなさんそれぞれゲーム開発とプログラミングへの想いが強く、どの作品もとても素晴らしいものでしたが、今回は7作品の中から1つ Wantedly 賞を選ばせていただきました。
Wantedly 賞には、岩手県滝沢市立滝沢第二中学校 科学技術部 チーム「IWATE」さんの MEMENTO MORI を選ばせていただきました。おめでとうございます!
今回はプログラミングの評価がメインのコンテストですが、ゲームに込めた、被災した岩手県をもっと盛り上げていきたい!もっとみんなに知ってもらいたい!という想いも、とても社会性があり良い課題感だと思いました。
審査員となった新谷からのコメント
評価したいと思ったのは、抽象化する力と実装する力の2点です。
ゲーム開発で煩雑でなりやすいシーンの概念をうまく抽象化したのが素晴らしいなと思いました。具体的にはメインシーン(画面)とサブシーン(モーダルなどの画面遷移を伴わない表示)を明確に分けているのが良かったです。
メインシーンの実装では send メソッドを使ってメソッドを分けて可読性を上げている、メソッドの返り値として次のシーン名を返すことでシーン遷移を表現している、サブシーンは block を受け取って処理を行う共通実装を用意しているなど Ruby の機能を適切に使っているのも素晴らしいなと思いました。
今回の受賞賞品は、ゲームにも親和性のある Oculus Quest 2とさせていただきました。
観光と VR は相性が良いと思うのでぜひ使ってみてもらえたらなと思います!
Wantedly では学生インターンを毎年通年で受け入れており、大学生のほか高校生や高専生がインターンに参加することもあります、自分の実力で実際に世の中に出ているサービスの開発に挑戦してみたい!という方はぜひ話を聞きにきてください💪
まずは楽しくエンジニアたちとお話しましょう!