Wantedlyで技術イベント企画運営を担当している竹内みずき ( @amanda__mt )です!
今年も残すところあと数日ですね。
2020年はコロナウィルスの感染拡大により、予定されていた各カンファレンスは中止、またはオンラインで開催するなど皆様にとっても対応に追われた年となったかと思います。
そんな中、過去最多となる国際カンファレンスに3回、大規模国内カンファレンスに7回登壇するなど、エンジニアにとって自身のプレゼンス向上につながる年でした。
また、企業スポンサーとしては、この1年でGo Conference'20 in Autumn SENDAI
やiOSDC Japan 2020、DEIM 2020に協賛してきましたが、来年は更なるコミュニテイへの貢献を目指していきたいと思います。
今回のStoryでは2020年に登壇した国内外カンファレンス・イベントの総ざらいをしていきます💪
国際カンファレンス登壇
gRPC Conf 2020
Speaker: Nao Minami
Title: Real World Migration from HTTP to gRPC in Ruby
gRPC Conf は、gRPC をコアのテーマとした国際カンファレンスです。gRPC の開発者や gRPC 関連ツール・ライブラリの開発者による gRPC 関連技術の発展の紹介や、gRPC の活用事例の紹介などが行われています。本来ならばアメリカで開催予定でしたが、今回はオンラインでの開催となりました。
海外登壇はCTO川崎に次ぐ2人目となりました!
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RecSys 2020
Speaker: Shuhei Goda, Yuya Matsumura, Naomichi Agata
Title: A Stacking Ensemble Model for Prediction of Multi-type Tweet Engagements
RecSysとは推薦システムについてのACM主催の国際学会であり、この分野ではトップカンファレンスにあたる会議です。毎年9月頃に開催されており、今年のRecSys 2020で14度目の開催となります。今年は本来はブラジルのリオデジャネイロでの開催予定でしたが、昨今の情勢により初のオンラインでの開催となりました。
今年の3月〜6月にかけて開催された RecSys Challenge 2020 に弊社のデータサイエンティスト及び機械学習エンジニアの合田、縣、松村の3名が参加し、3位に入賞しました。
今回のRecSys 2020では、その技術報告を論文の形式でまとめた後に口頭発表を行いました。
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論文や RecSys Challengeのブログも合わせてお読み頂けるとうれしいです。
droidcon APAC 2020
Speaker: Malvin Sutanto
Title: Managing Multi-Module Project with Gradle Plugin and Kotlin
droidconとは、世界最大規模のAndroid向けのカンファレンスです。droidconの発表者は、Google・Twitter・Spotifyといった大手のテックカンパニーのエンジニアを含め、世界中のAndroidコミュニティのエンジニアが登壇します。
今までのdroidconはベルリン、ロンドン、サンフランシスコやシンガポールのような大都市で開催されましたが、今回はコロナウイルスの影響もありオンラインでの開催となりました。
時差を考慮し今年のイベントはEMEA, アメリカ州、そしてAPAC の3つの地域に分かれ、日本を含むdroidcon APAC 2020は12月14日〜15日の2日間で開催されました。
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国内カンファレンス
DroidKaigi 2020
DroidKaigiはエンジニアが主役のAndroidカンファレンスです。
Android技術情報の共有とコミュニケーションを目的にオンラインで開催されました。
WantedlyではDroidKaigi2016よりメンバーが登壇させて頂いていますが、最近は登壇がご無沙汰だったので今年登壇できてとても嬉しいです。
Speaker: Malvin Sutanto
Title: Testing as a Culture
DEIM 2020
データ工学と情報マネジメントに関するフォーラム (DEIMフォーラム) は,データ工学と情報マネジメントに関する様々な研究テーマの討論・意見交換を目的とした合宿形式のワークショップです。(公式ページより引用
今年は初めての協賛であり、スポンサー特典である技術報告を弊社のデータサイエンティスト松村がお話いたしました。
急遽開催2週間前にオンライン開催に切り替える「壮大な実験」を宣言され、先生方の労力の結晶であるお手製オンラインシステムの裏側を拝見した時は、感動を覚えました。
Speaker: Yuya Matsumura
Title:会社訪問アプリ「Wantedly Visit」における相互推薦システムの応用事例
参加レポート👇
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CloudNative Days Tokyo 2020
CloudNative Days はコミュニティ、企業、技術者が一堂に会し、クラウドネイティブムーブメントを牽引することを目的としたテックカンファレンスです。(公式サイトより引用)
今回は2つの登壇があり、一つはgRPC Conf に登壇した南の登壇、そして2つ目は長期インターンに参加していた森本さんと共に、弊社のDeveloper Experience Squad leader大坪が二人で登壇した思い出深いカンファレンスでした。
(漫才の掛け合いのようなプレゼンでした)
登壇レポート👇
Speaker: Nao Minami
Title: Real Workd Migration from HTTP to gRPC
Speaker: Shimpei Otsubo, Kurumi Morimoto
Title: Istio integrated Telepresence
iOSDC Japan 2020
Speaker: Kohei Kawaguchi
Title: SwiftでわかるSOLID原則
引き続き近年は毎年スポンサーとして参加させて頂いているiOSDCでは、20卒新卒エンジニアの川口の初登壇がありました。
ニコニコ動画のプラットフォームを利用してカンファレンスを開催していたので、コメントがわかる〜とつらい〜で埋め尽くされ、みな同じ部分で共感を得ているのだなとしみじみ思っていました…
また、今回はオンライン開催でしたが、ノベルティBOXが各参加者に郵送され、私達も使ってもらえる嬉しいノベルティ作りを考え抜き、デバック時に使えるスマホスタンドを制作しました。
登壇&スポンサー参加レポート👇
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Go Conference'20 in Autumn SENDAI
こちらも毎度おなじみのスポンサー協賛を行っておりますが、今回地方Go Conに参加したのは初めてでした。前回のGo Con 2019 Autumnでは内定者の塩津が登壇し、今回は塩津のインターン時代のメンターの泉が再度登壇しました。
Go Conferenceでのノベルティはなぜか毎回TECHBOOK Go Con Editionを特別執筆する文化が根付いており、今回もGo Con Edition Vol.3を発刊しました。
また来年も頑張って書きたいです💪
Speaker: Masayuki Izumi
Title: HTTPクライアントを作ろうとして学ぶ、使いやすいインターフェース
登壇&スポンサー参加レポート👇
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July Tech Festa 2020
July Tech Festaは、ITに関わるすべての人の知的好奇心を満たすお祭りとして生まれたイベントです。
今回は元インフラチームリーダーの坂部が登壇しました。
登壇回数は若手のほうが多いのですが、プレゼン時間では圧倒的一位を保ってきていました(すごい)
Speker: Koudai Sakabe
Title: 想定外をオープンにする
その他、コミュニテイイベント
Data Gateway TalkやMeguro.rb、Kaggleの反省会、Potatotips、Kubernetes Meetup Tokyoなどのコミュニティにも積極的に登壇した年でしたし、社内の速習会を開催するなどエンジニア全員でボトムアップを図れる良い機会がたくさんありました。
一緒にイベントやりたい企業さんやエンジニアをWantedです!