アウトプットで振り返るWantedly Designの2019年、そして新たな10年の始まり。

Wantedly, Inc.のプロダクトデザインやコミュニケーションデザイン、さらにはWebコンテンツや各種印刷物の編集にいたるまでのクリエイティブを一手に担うチームである D&E (Design&Editorial) Squad.

2020年の新たな展開を前に、2019年の作品をピックアップし一挙にご紹介する。なおこの記事は 『#シゴトの抱負2020』 の一環として企画されたが、CDO青山による「我々はアウトプットがすべて」という言葉を受け、ビジュアルを軸としてチームの現在地点を示すことにしたい。

Wantedly Culture Book 2019 Cover Design

自社のカルチャーを社内向けに伝える冊子。2019年版は、人類未踏の領域へと挑戦するWantedlyと宇宙進出のイメージを重ね合わせ、宇宙での「必携品」である宇宙食のパッケージをモチーフにアルミ蒸着+疑似エンボスのデザインとした。

Creative Direction: Naoki Aoyama
Cover Design: Mao Sugaya

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Wantedly Visit Awards 2019 Art Direction

渋谷ヒカリエにて開催され、400人以上の人事担当者/経営者を集客した 『Wantedly Award 2019』 に向けて、色彩の重なり合いによるカラフルなビジュアルテーマを策定。「Multiply」をコンセプトに多様な来場者間の相乗効果を表現するとともに、渋谷への会場移転に合わせイベントイメージのトーンアップを図った。

Art Direction, Design: Mao Sugaya

RM Whitepaper issue 1-4 Editorial Design

自社の提唱する採用フレームワーク「リクルートメント・マーケティング」を体系立てて説明するダウンロード用ホワイトペーパー。リッチな図版や専門家取材を通じて新しい採用理論を解説するとともに、上質感のあるエディトリアルデザインでコンテンツの信頼感を高めた。

Editor: Ken Kasei
Art Direction: Mao Sugaya
Editorial Design: Koji Abe (INSENSE inc.)

Pen+ 『1冊まるごと、令和の就活。』Editorial

雑誌『Pen+』への全面的な企画・編集協力のもと制作されたキャリアムック。大手やベンチャーで活躍する32人の先輩社員へのキャリアインタビューの他、抱負な専門家取材やキャリア診断コンテンツなど、20代と仕事にまつわるすべてを総力特集した。（Amazonリンクはこちら）

Planning & Editing: Ken Kasei
Advertisement Design: Mao Sugaya

Brand-New Wantedly People

Wantedly People アプリのナビゲーションを刷新し、従来個別の画面/機能であった「スキャン」「確認と保存」「関連情報の提供」を流れるような一連の体験に再整理。シンプルな画面構成の中で、名刺スキャンを起点とした新たな体験への広がりを作り出している。

Design: Naoki Aoyama, Ayumi Nishiya

Wantedly Visit - Project Creation

Wantedly Visit の募集作成フローをフルリニューアル。入力する内容の目的毎に画面を分割し、よりコンテンツの作成に集中しやすくなった他、リアルタイムプレビューを導入することで具体的な完成イメージを確認しながらの作成が可能となっている。

Design: Shohei Ueno, Park Soyoung
Writing: Ken Kasei

Wantedly Visit - Scout

Wantedly Visit のスカウトUIを再構成。従来のUIにおける100以上の問題点を解決するとともに、共通デザインシステムを基にUI設計をモジュール化。将来の機能拡張や施策に対する柔軟性を確保した。

Design: Mao Sugaya, Shohei Ueno

Corporate Stationery

オフラインイベント等、顧客とのタッチポイントの拡大にあわせ、手提げ、封筒、Tシャツ等のコーポレートグッズを整備。全社で使うモノとして、「知的・大胆・洗練」のトーン&マナーに沿い標準化されたデザインを行った。

ビジョンをカタチに、想いをコトバに。

2019年初にはたった3名だったデザインチームも、現在は編集者1名を含めた7名体制に。今後もチームはさらなるスケールアップを続けていく。

メンバーが増えても「ビジョンをカタチに」「想いをコトバに」というチームの存在理由は変わらない。いわばD&E Squadの2020年は強くてニューゲーム。

つねに未来に先駆けてデザイン/編集を行っているD&E Squadの今後のアウトプットにも、どうかご期待いただきたい。