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他の人に聞くときは「何か」調べてから

ちょっと前の自分は、わからないことが出たとき、それを解決する方法として「人に聞くこと」が一番早いと思っていました。

なので、わからないことが出たらすぐに聞くようにしていたんですが、Wantedlyでは、「◯◯ってどうなっているんでしたっけ?」と聞くと、「じゃあどこまで調べたの?」と聞かれます。そんなことを繰り返しているうちに、「 何も調べないのに人に聞くクセがつくと、わからないことがあったときに自分で考えなくなるよ 」ということを言われ、ハッとしました。自分にとっては聞くことが1番早い解決方法なのかもしれないけど、相手にとってみたらどうなんだろう、と。

何も調べずに聞くだけだったら、忙しく動きまわっている人の足を止めて、分からない前提から全部話して…と、自分の時間は浪費するし相手の貴重な時間を奪ってしまう。それって、どっちにとっても非効率。

結局、 自分である程度考えてから質問して解答を聞く ほうが、何も調べずにただ解答を聞くよりも覚えていたりするんですよね。一旦自分の中で何がわからないのかを考えてみることって、大事。じーっと考え過ぎるのは逆効果だけど。

それからは、「ここまではわかっている。なので、こうだと思う。でもここからがわからない」というように、自分が調べてわかっているところを話してからわからないことを聞くことを心がけています。

そのためにはまずは方法をググってみたり、同じようなメールを送っていないか確認したり、共有されているメモがないか探してみたりしないといけない。一見無駄のように見えるその作業が意外にのちのち大切だったりすることがあります。

社会人経験が長い人にとっては当たり前かもしれませんが、あたりまえだからこそ言葉にしておくことが必要かと思い、今回は書いてみました。

ちょっとずつ意識しておくことが、次につながっていくのだと信じています。

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