ちょっと前の自分は、わからないことが出たとき、それを解決する方法として「人に聞くこと」が一番早いと思っていました。
なので、わからないことが出たらすぐに聞くようにしていたんですが、Wantedlyでは、「◯◯ってどうなっているんでしたっけ?」と聞くと、「じゃあどこまで調べたの?」と聞かれます。そんなことを繰り返しているうちに、「 何も調べないのに人に聞くクセがつくと、わからないことがあったときに自分で考えなくなるよ 」ということを言われ、ハッとしました。自分にとっては聞くことが1番早い解決方法なのかもしれないけど、相手にとってみたらどうなんだろう、と。
何も調べずに聞くだけだったら、忙しく動きまわっている人の足を止めて、分からない前提から全部話して…と、自分の時間は浪費するし相手の貴重な時間を奪ってしまう。それって、どっちにとっても非効率。
結局、 自分である程度考えてから質問して解答を聞く ほうが、何も調べずにただ解答を聞くよりも覚えていたりするんですよね。一旦自分の中で何がわからないのかを考えてみることって、大事。じーっと考え過ぎるのは逆効果だけど。
それからは、「ここまではわかっている。なので、こうだと思う。でもここからがわからない」というように、自分が調べてわかっているところを話してからわからないことを聞くことを心がけています。
そのためにはまずは方法をググってみたり、同じようなメールを送っていないか確認したり、共有されているメモがないか探してみたりしないといけない。一見無駄のように見えるその作業が意外にのちのち大切だったりすることがあります。
社会人経験が長い人にとっては当たり前かもしれませんが、あたりまえだからこそ言葉にしておくことが必要かと思い、今回は書いてみました。
ちょっとずつ意識しておくことが、次につながっていくのだと信じています。
Wantedly, Inc.
“究極の適材適所により、シゴトでココロオドルひとをふやす” ウォンテッドリーは、究極の適材適所を通じて、あらゆる人がシゴトに没頭し成果を上げ、その結果成長を実感できるような「はたらくすべての人のインフラ」を構築しています。 私たちは「シゴトでココロオドル」瞬間とは「シゴトに没頭し成果を上げ、その結果成長を実感できる状態」瞬間と定義しています。 その没頭状態に入るには、内なるモチベーションを産み出す3要素が重要と考えています。 ・自律:バリュー(行動指針)を理解していて、自分で意思決定しながらゴールへ向かっている状態 ・共感:ミッションを有意義なものであり、その達成が自分の使命と感じられる状態 ・挑戦:簡単/困難すぎないハードルを持ち、成長を実感しながらフロー状態で取り組んでいる状態 この要素に基づき、下記のプロダクトを開発しています。 ・「共感」を軸にした運命の出会いを創出する会社訪問アプリ「Wantedly Visit」 ・働き手同士のつながりを深めるつながり管理アプリ「Wantedly People」 ・現代の採用に最適化された、次世代型採用管理システム「Wantedly Hire」 2020年より従業員の定着・活躍を支援すべく提供開始したEngagement Suite ・新しい福利厚生「Perk」 ・モチベーション・マネジメント「Pulse」 ・社内報「Story」 目下の目標は全世界1000万人のユーザーにWantedlyを使っていただくこと。 そのため海外展開にも積極的に取り組んでおり、シンガポールに拠点を構えています。