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新規受注において、上期終了時点で通期目標を上方修正。野心的な目標を設定し102%達成をリード|2023年度通期社員総会受賞インタビュー #PR TIMESな人たち

迷わず突き進んでいるように見える人ほど、実は見えない葛藤が多いもの。『#PR TIMESなひとたち』は、「PR TIMESらしさってなんだろう?」について、社員の挑戦や努力の裏側、周囲からは見えづらい地道な一面に迫り、わたしたちの日常をお届けしていくコーナーです。

今回は、2024年4月に開催された「2023年度通期社員総会」で、業績貢献度が最も高く、バリューを体現した個人に贈られるMVP(most valuable player)を受賞した営業本部(現、第一営業部)の小暮桃子(こぐれももこ)さんにインタビュー。

受賞の背景やこれからのPR TIMESへの想いを語ってもらいました。




小暮 桃子(こぐれ ももこ) PR TIMES事業ユニット 第一営業部長

早稲田大学を卒業後、新卒で広告代理店にて営業を経験。2016年にPR TIMESに入社。営業としてお客様へのサービス提案や導入支援を担当しながら、地方金融機関との提携、ミッション・バリュー策定、コミュニティイベント運営など複数プロジェクトに従事。2019年よりサポート部門責任者に。その後、新規事業推進担当やプロダクト開発との兼務を経て、2022年末から営業部に復帰。現在は第一営業部長としてご利用企業様の利活用促進を担当。



MVP受賞までの行動と想い

「この重さをどう受け取るべきか」


小暮さんは2023年度上期社員総会、2023年度通期社員総会と2回続けてMVPを受賞しました。
PR TIMESのMVPを受賞することで会社にどのような影響を与えるのか、また、MVPを目指すために必要なことは何か。
小暮さんの2023年度通期の受賞スピーチと受賞後のインタビューをまとめ、その想いと考えに迫ります。



目標を達成するまでの変化と行動

今回小暮さんが2023年度通期社員総会でMVPを受賞したポイントは、「新規受注において、上期終了時点で通期目標を上方修正して、野心的な目標を設定し102%達成をリード」したこと。
当時苦しい状況が続いていた営業本部の立て直し、目標を再設定する原動力となった想いはどんなものだったのでしょうか。


小暮:2022年度末、営業本部の状況が苦しいとき、PR TIMESが衰退していく未来をちょっとだけ想像してしまい、それが心の底から嫌だと思いました。自分にとって、なぜこんなに嫌なんだろうって振り返ったときに思い出したのがPR TIMESでの原体験です。

入社して1、2年目のときに地方金融機関との提携プロジェクトで、第一例目となる京都銀行様との提携推進を担当していました。提携が実現したときに、日経新聞関西版の一面に載ったんですよ。それが本当に嬉しくて。ああ頑張ってよかった、報われたと思いました。掲載をきっかけにPR TIMESをご利用いただいたお客様もいらっしゃり、お客様から「成果に繋がっています」「売り上げに繋がっています」といったお言葉をいただき、世の中に自分の行動や成果が伝わっていき、それが誰かの喜びのきっかけになることもあることを体感しました。
自分にこんな最高の体験をもたらしてくれたPR TIMESというサービスが、社会からなくなることは絶対許されない。そんな風に思いました。


自分が誰よりも担って、チームをけん引する

小暮さんは営業本部がより多くのお客様にサービスをご活用いただけるような組織になるために、以下2点を重点的に取り組むことに決めました。

  • 面会数を増やし、サービスの価値を適切に伝えること
  • 商談後のフォローなど提案行動を徹底すること


小暮:シンプルですよね。だけど、シンプルなことを徹底するのが1番難しくて、私もできていなかったし、メンバーもできていない部分があったと思います。自分自身が誰よりも行動して、チームをけん引すると決めました。


受注数、商談内での着地も全部モニタリングして、厳しいかもしれないですが、受注確度を基に誰をアサインするかを決めました。メール内容や架電についてのトークもできる限りチェックして、ランダムにフィードバックをしています。Todo管理では、前回の連絡から期間が空いているお客様をなしにする。それを自分自身が徹底して入力漏れなどがあったら適宜伝える。シンプルなことのように見えますが、多分1年ちょっと前の自分だったらできなかったと思います。


自分の苦しさよりも大切なこと


小暮:自分ができていないことを棚に上げてフィードバックするのが苦しいということが当時の自分のメモに書かれていました。以前の自分だったら、苦しさを受け止めることができず、逃げて言い訳していたと思います。でも、自分の苦しさよりも、会社が、サービスが、チームがより良くなることの方が何倍も大事だと思ったんです。


MVPに対する受け取り方の変化

2023年度通期社員総会を終え、約1カ月。受賞後の感想をお伺いすると、受賞をゴールとせず、その先を考え続ける小暮さんがいました。
PR TIMESのMVPに求められるものは何か、今の自分が評価されて良いものなのか。葛藤と想いを伺います。


小暮:2017年度にMVPをもらったときは、「自分なりにやりきった、今までの自分から圧倒的に成長できた」という実感がありました。でも、6年ぶりにMVPをもらってみて、今の自分は受賞の重さを感じています。

目の前のことを頑張った結果としていただいたMVP。必死に取り組んできたことは確かですし、個人の視点からはうれしい評価と言えるのかもしれないですが、でも、それで満足してしまうと、個人としてただ頑張っただけみたいな。会社にとって何が大事なのか、MVPとして、これからどんな言動をするのが組織にとっていい影響を与えるのかまで少しずつ考えるようになりました。

どんな役割を果たし続けないといけないのか、そしてそれらを背負って組織を良い状態に導けるようになっていかなくてはいけない、ということをMVPをもらったことで、より突きつけられた気がしました。


これからのPR TIMESを考える

今回の受賞を機に、一個人としての考えに留まらず、さまざまな葛藤を抱きながらも前に進む小暮さんですが、これからのPR TIMESについてどんな考えを持っているのでしょうか。
厳しさと愛を持って向き合う小暮さんが大切にしていることをはじめ、今後どうなっていくことを望むのかを伺いました。


「やりたい」と思う気持ちが大切

小暮:スピーチでもお伝えしましたが「誰よりも担って、チームをけん引する」というのは、やっぱり自分が、「やらなきゃ」というよりも「やりたい」と思えたっていうのが大きいかなって感じていて。

「やらなきゃ」というのは責任感だと思うんですけど、「やりたい」と思うことができたのは、やっぱりお客様にご利用いただける状態をどう作りあげるかとか、お客様が成功するために何ができるかとか、使われるたびに効果を実感いただくためにはどうするかという想いでした。
そのためにはPR TIMESというサービスが成長し続けないといけないし、多様な情報が集まり、多様なメディア・生活者のみなさんにご活用いただけるようなプラットフォームにならないといけないって、わかっているから。

「わかっている」から、自分が楽しいし、喜びに感じる。「やらないといけない」のはもちろん、「やりたい」と思う。仕事を通じて社会に貢献できること、営業の仕事や役割を通じて実現できること。それが自分の中で繋がったからなのかなと思います。


伝えることにポジティブな世の中を作る

スピーチの最後に、小暮さんは自身の夢を紹介してくれました。


“ PR TIMESを日本で、世界で1番「頑張ってよかった!」をつくる会社にします。”


PR TIMESが発信している4月1日の「叶えたい夢を語る日」April Dreamに、2024年に小暮さんが掲げた大きな夢です。
その見果てぬ夢の道はこれからもまっすぐ続いていきます。

小暮: これまでは、新商品や新サービスに合わせてプレスリリースを発信する流れが当たり前でした。
でも、こうした必要性からの配信だけではなく、プレスリリースの新しい配信機会を創出できたら良いと思っています。

必要性があるからプレスリリースを配信するというのももちろん素敵なことではあるんですけれども、「こういう発表ができるかもしれない」「こういう風に伝えられるかもしれないから頑張ろう」という伝えることに対しての前向きさ、「伝わらない」と思って諦めずに「自分たちの商品、サービスが伝わるかも、伝わってくれるはずだ」という想いが、PR TIMESという会社があることによって、当たり前になっていく。伝えることに対してポジティブな世の中になっていけば、すごく楽しそうだなって思ってます。

お客様とのやり取りの中で、「社内の誰かの頑張りが世の中に出ていく」のが素晴らしいことだよねという、「頑張って良かった!」に繋がるサービスだという提案は、営業部門としてまだ足りていません。

そこに目を向けて、中長期的な提案ができるメンバーが増えてきているのが営業部門としての変化であり、「お客様の働きがいをどうつくるか」に向き合えるということがPR TIMESの営業の魅力だと思っています。

小暮さん、さまざまな質問にお答えいただきありがとうございました! あらためてMVPの受賞、本当におめでとうございます。

※この記事は、2023年度通期社員総会での小暮桃子さんのMVP受賞時のスピーチ、および後日社内で行われたインタビューをもとに作成されました。

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