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誰もが知るプロダクトを技術で支える。その過程にあるエンジニアとしての成長

プレスリリース配信サービス最大手のPR TIMES。そんな誰もが知るサービスを技術で支え続けているのが、エンジニアチームです。入社6年目の櫻井さんは、インフラ部門のテックリードとして、日々寄せられる課題に応えています。その過程のなかにエンジニアとしての成長がある、と櫻井さんは語ります。今回はチームの中でも古参メンバーの1人である櫻井さんに、エンジニアとして求められる姿勢や、PR TIMESで働く魅力について伺います。

(プロフィール)
1995年、岐阜県各務原市出身。
2018年4月、京都大学を卒業後、ハッカソン経由で株式会社PR TIMESにWebエンジニアとして新卒入社。入社後はPHPやLaravelを用いたバックエンド開発を行う。入社2年目でAWSソリューションアーキテクトアソシエイトを取得する。入社3年目の社員総会でMVPノミネート&BigGrowth賞を受賞する。現在はインフラチームのテックリードとして prtimes.jp のAWS移行やFastly導入など、インフラからバックエンドまで幅広く開発を行っている。


ハッカソンインターンで最優秀賞を受賞。そのまま入社へ

-はじめに櫻井さんご自身の自己紹介からお願いします。

はい。テックリードを務めています櫻井です。PR TIMESには新卒で入社し、今年で6年目になります。普段はテックリードとしてインフラからサーバーエンドの業務を担当しています。

メンバーが書いたコードのレビューのほか、AnsibleやTerraformを使った構成管理やNew Relicを使った監視基盤の強化などに日々取り組んでいます。最近では、 prtimes.jp をオンプレミスからAWSへ移行したり、CloudFrontからFastlyへのCDNの移行なども行いました。
詳しくは開発者ブログに書いているので興味のある方はこちらもご覧ください。
https://developers.prtimes.jp/author/shinyasakuraicdff24012d/ 

-櫻井さんがエンジニアを志すようになったきっかけを教えてください。

幼少期からPCに触れる機会があり、Webとつながれる環境でした。また、ものづくりも好きだったことから、PCを使って何かをつくりたいという漠然とした思いは常にありました。

一方で漫画も好きで、「BLOODY MONDAY」や「王様達のヴァイキング」などの作品にはまり、登場するハッカーたちに憧れました。そんな興味関心から大学では情報学科に進学して、授業でプログラミングやデータベース、OS、数学や統計学を学びました。

そうしたなかで4年生のときに参加したのが、PR TIMESのハッカソンインターンです。ハッカソンのテーマは、プレスリリースのデータを使って新しいサービスを作るというもので、私はGoogle MapのAPIを活用し、プレスリリースのデータを地図上で可視化するアプリを作成しました。そのアプリで最優秀賞をいただいたことで、内定をいただきPR TIMESに入社しました。

-理系学生は大学院に進む方も多いと思うのですが、学部卒で入社したのはなぜですか。

大学院に進んでも社会人になっても、いずれにしても勉強することには変わりないと考えていました。それであればお金をもらって、より実務に近い実践を積みたいと思い、就職という道を選びました。

目的を明確にすることでぶれずに仕事する

-実際に入社してみて苦労したことはありましたか。

そうですね。入社当初はサーバーサイドでコードを書くのがメインの仕事でしたが、技術的なことよりもむしろコミュニケーションに近い部分が大変でした。
とくに苦労したのは、事業部側からの要望に的確に応じることです。当初は求められていることを汲み取って言語化したり、コード化したりすることがうまくできませんでした。

そういったことを積み重ねるなかで、いまではいくつかのパターンを形にして提案したり、他での事例を調べて提示したりすることで、担当者とすり合わせるようにしています。

-櫻井さん自身が仕事をするうえで心がけていることはありますか。

何か作業に取り組むときに、「なぜそれが必要なのか」や「それをするメリットは何か」といったことは、常に考えて仕事するように意識しています。それらに目を向けることで目的を明確にし、効率的でぶれずに仕事ができるためです。

またコミュニケーションでは、相手の意見や置かれている立場を尊重しつつ、お互いの意見をすり合わせるようにしています。PR TIMESでは外国籍のメンバーも複数名働いていて、やり取りは基本的に日本語ですが、なるべくわかりやすい表現になるように気をつけています。

経験豊富なメンバーとの仕事でさらなる成長を実感

-PR TIMESの強みはどんなところでしょうか。

安定した収益を出せているプロダクトを運営していることは最大の強みではないでしょうか。PR TIMESという多くのお客様にご利用いただいているプロダクトがあり、それが収益につながっている。それこそがPR TIMESの大きな強みだと思います。

-エンジニアとしてPR TIMESで働く魅力はどんなところですか。

ベテランエンジニアに学べるというのは、エンジニアとして働く1つの魅力でしょうか。PR TIMESではuzullaさん( https://twitter.com/uzulla )をはじめ、エンジニア界隈で有名な方に業務委託として参画いただいています。そういった方と一緒に仕事をしながら技術やノウハウを習得し、気軽に相談もできるので、エンジニアとして成長できる環境が整っています。

また技術面でのキャッチアップも重視しています。PR TIMESではNext.jsやFastlyなど、よい技術やツールはモダンなものでも積極的に活用するようにしています。またAWSやFastlyも利用していますが、これらはエンタープライズプランを契約しています。プロダクト側の担当者にSlackで気軽に質問や相談ができるので、学びながら成長していける環境が整っていると思います。

-PR TIMESならではの取り組みはありますか。

勉強会やイベントが多いことはPR TIMES開発本部の特徴の1つです。勉強会は週次で開催しています。また最近では、PHPカンファレンスやPHPerKaigiなど、PHP関連のイベントにスポンサーとして参加しています。

課題解決はチームとして取り組める仕組みを整備

-櫻井さんはテックリードを務めていますが、チームで課題を乗り越えるためにどのように取り組んでいますか。

業務で課題が発生したときは、チーム全員で問題解決にあたるようにしています。例えば毎朝始業後に、定例ミーティングを実施しています。そこでそれぞれ課題となっている案件を取り上げ、どのように進めるべきか、チーム全体で相談するようにしています。

メンバーが自分の課題を抱え込んでしまってはいけません。とくに1人で解決が難しい場合は、その分野に専門性があるメンバーから意見を仰ぐようにするなど、みんなで協力して問題解決に取り組むようにしています。

-櫻井さん自身の今後のキャリアについて聞かせてください。

わりと行き当たりばったりでキャリアを進んできたので、明確なイメージがあるわけではありません。ただインフラやサーバーサイドの領域を深め、マネジメントやチームビルディングの勉強をしていきたいとは思っています。

またこれまで取り組んだことのない他の領域にも挑戦してみたいです。PR TIMESでは、やりたいことができる環境が整っているので、社内でキャリアを積んでいけると感じています。

-PR TIMESでの働き方や日頃使うツールについて教えてください。

開発本部は週4リモート、週1出社を推奨というハイブリッドな働き方なので、リモートワークが中心で自宅で仕事をすることが多いですが、週に1〜2回ほど出社しています。残業時間はその人や状況にもよりますが、ほとんどのメンバーは定時から30分以内には退勤しています。

コミュニケーションはSlackでのチャットベースでやりとりし、必要に応じてGoogle Meetでビデオ会議をするようにしています。またいまはサービスをAWSで構築しているので、言語経験よりもAWSでの開発経験があると取り組みやすいかもしれません。

開発環境についてはこちらをご参照ください:https://prtimes.co.jp/careers/engineer/

自ら考え進めながらも、わからないことをすぐ聞けるバランス感が重要

-PR TIMESで活躍するうえで身につけるべきスキルやマインドはありますか。

スキル面は上に述べたような技術について経験があると望ましいですね。求められるマインドとしては大きく3つあると考えています。まず自走力です。例えばバグを修正するときに、修正箇所の周辺も見て調べながら知識の範囲を広げるということを私自身も取り組んできました。技術的な面だけでなくメンタル的な面でも、自分で考えて進められることが大切です。

一方で、素直さも重要だと思います。全部自分でやるというわけではなく、分からないところや不安なところはすぐに聞けること。これらを合わせ自走力と素直さを持って、バランスよく仕事に取り組めることが求められます。とはいえ、最初はほとんど分からないことだらけだと思うので、そこは気兼ねせず何でも聞いてほしいですね。

そして3つ目が成長意欲です。自分の成長をモチベーションにして取り組めることは仕事で欠かせない考え方だと思います。私自身も自分の成長をモチベーションに仕事をしてきました。そのうえで、さまざまな議論がしあえる方と一緒に働いてみたいです。

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