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拝野 真子(ハイノマコ)です。現在キズキ共育塾大阪校で働いています。実は、私は元々キズキ共育塾で2019年から講師アルバイトとして働いていました。その後正社員に切り替えて今に至ります。そして、現在は新校舎の教室長候補として新校舎立ち上げプロジェクトに日々奮闘中です。
|「自分だからこそできることがあるはず」と思ったことが入社時の想い
大学は神戸大学国際文化学部に入学したのですが、休学や復学を繰り返し、その後退学した経験があります。いわゆる「不登校」のような状況でした。
学力ギリギリで入学したため、いざ入ってみると自分と周りのレベルにとても乖離がある状態でした。
例えば、英語の授業で先生がお話されるとき、「自分だけリスニングができない、みんなは笑っているけど自分だけ笑えない・・・」ということは日常茶飯事でした。
また、大学を選ぶときに“なんとなく英語が好きだから・・・”ということで英語の学部を選びましたが、実際やってみると、そんなに興味がないことに気づいてしまいました。
このように、いろいろなことが重なって大学生活に孤独を感じ、2年生の時に突然行けなくなり、結局退学することになりました。
その後、アルバイト先を探す中でキズキに出会いました。
実は、本当に偶然だったのですが、私の父親がFacebookを見ていて、たまたまキズキの投稿を見つけたんです。そして「こんな会社あるよ」と教えてくれました。
調べてみると、学習とメンタル両面のサポートをしていると知り、自分だからこそできることがあるはずという確信が生まれたので応募しました。
|“コンプレックス”は“価値”になることを実感
講師アルバイトとしてしばらく働いたタイミングで社員のオファーをいただきました。その時は、「めっちゃありがたい!」という気持ちでとても嬉しかったことを覚えています。
「何度でもやり直せる社会を作る」ことを自らが体現できると思ったからです。
というのも、私は自分の履歴書が綺麗じゃないことがとてもコンプレックスでした。「中退」という言葉がどうしても残ってしまうので。
でも、こんな人間でもちゃんと社会に出てやり直せるんだよということを自分自身としても体現したいし、それを、今挫折経験に苦しんでいる、困っている方の目に入ることで、その方が「やり直し」を始める勇気になれればいいなという思いがあったので、会社のビジョンを実現する一員として、できることならなんでもやりたいという気持ちでした。
そして、当時感じていたコンプレックスは、今ではむしろ強みにできていると感じています。例えば、保護者とお話している時に、「不登校の時ってどんな気持ちですか?」「どういうふうに立ち直りましたか?」など意見を求められることが多いです。
自分の経験してきたことは、本当に貴重でとても価値のある体験なんだと今は思っています。
|キズキでは、「やりたい!」の気持ちがあればあるほど充実する場所
基本的には教室運営がメインのミッションになります。入塾面談も行います。
最初は緊張した顔でほとんど何も喋れなかった方が、入塾してから先生と授業を進めていく中で「実は大学に行きたいと思っているんだ・・・」というお話が出てきたり、緊張のあまり目を合わせるのも難しかったような子が、帰るときに「さよならー!」って声かけてくれるとか。
「あー、キズキに来てくれてよかった」と思いますね。
一方で、自分がやったことがないことに取り組むチャレンジの機会もたくさんあります。例えば、最近取り組んでいる「入塾面談の成約率をあげる」というテーマ。
顧客にとって、キズキの「入口」となる入塾面談で、1人でも多くの方に「キズキで頑張りたい」と思ってもらえるように工夫をします。これは、事務作業のように内容が決まっていてただ手を動かすのではなく、「どうやって?」と頭を動かさなくてはいけないんです。
正解がわからない中で、自己紹介スライドを充実させたり、キズキの特徴をわかりやすく紹介するスライドを作ってみたり、キズキの魅力や安心感が視覚的に伝わるようなスライドづくりをしています。そして自分で実際に使って感触をみて、さらに修正をしています。良いものに完成していけば、ゆくゆく全社的に活用されていく予定です。
さらに今、最大のチャレンジは、新教室の立ち上げです。上司から、最初にそのお話をいただいた時には、嬉しさ半分不安半分でした。「え、私でいいの?」みたいな。
しかし、キズキはやりたいと思うことをやらせてもらえる環境なので、私が今「やりたい!」と言わなかったらチャンスを逃してしまうかもしれないと考えました。
また、これまで距離を理由に通塾を断念する生徒さんを何名も目にしてきたこともあり、キズキの支援をより広範囲に広げ、キズキに繋がれる人の数を増やしていきたいという思いがあったので、不安はありましたが「ぜひやらせてください!」とお返事したんです。
実際、設立に際しての準備は、やったことがないことばかりですが、生徒がホッとしたり、ウキウキ通ってくれるような場所になれたらいいなと日々イメージしながら楽しく準備を進めています。
こんなふうに楽しく仕事している姿を両親も見て、とても応援してくれています。大学に行けなかった時は心配を掛けるばかりで、申し訳ない気持ちでいっぱいだったのですが、今はこのような形で親孝行ができていることは、とても嬉しいですね。
このように、キズキはまだまだ校舎も広がっていき、変化が大きいフェーズです。
そして、「あなたのやりたいことってなに?」を問われる会社です。同時に、日々やりたいことが問われることで「あ!私はこのために今これをやっているんだ。」という信念のようなものが生まれる会社でもあります。
キズキは、チャレンジなこともたくさんありますが、「やりたい!」の気持ちが多ければ多いほど、きっといい時間が過ごせること間違いなしです!