【社員総会2024】急成長ベンチャーの年間表彰式を大公開!〜ライバル達としのぎを削った1年間の結果が出る日〜 | 株式会社For A-career
株式会社For A-career(以下、FAC)は4月18日に、2024年度のキックオフと昨年度の年間表彰を行う社員総会を開催しました。今回はその様子を大公開!厳かな表彰会から、テンションぶち上...
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株式会社For A-career(以下、FAC)は4月18日に、2024年度のキックオフと昨年度の年間表彰を行う社員総会を開催しました。
社員総勢200名超が参加する総会を作り上げたのは、人事部でも経営チームでもなく、有志で集まった23新卒を中心とする20名のメンバーでした。
今回は代表して、幹部3人にインタビュー!
総会運営プロジェクトに参加した理由や特に大変だったこと、プロジェクトを通して学んだことなどを聞きました。
*社員総会2024の開催レポートはこちら
▼幹部メンバー3名のご紹介▼
△中央:運営幹部 リーダー 酒井陽亮さん(medica事業部)
右:運営幹部 副リーダー 阿部雄斗さん(medica事業部)
左:運営幹部 西村ラユカさん(boom事業部)
ーーまずは、総会運営PJに参加しようと思った理由を教えてください!
阿部:僕は、所属するmedica事業部の先輩が昨年新卒1年目でプロジェクトリーダーをやっていたので、「俺も当然やるだろ」という感じで立候補しました。義務感で手を挙げた訳ではなくて、新卒が挑戦しやすい雰囲気がありましたね。
酒井:僕はただ、面白そう、やってみたいという純粋な興味で応募しました。
西村:私が所属するboom事業部は他の事業部との関わりが少なくて、「boomって広告事業でキラキラしてるイメージはあるけど、具体的に何やってるの?」と言われることもあるんです。なので、boom事業部をFACの中でちゃんとアピールしたかったのと、そのためにも他の事業部の子と仲良くなりたかったという理由です。
酒井:だとしたら、狙い通りです。僕、boomの部屋って今まで何となく“不可侵エリア”みたいに感じてたんですけど、今は入るの緊張しなくなりましたもん!(笑)
ーー酒井さんはリーダー、阿部さんは副リーダーを務めましたが、それも立候補ですか?
酒井:そうです。僕は最初からリーダーをやるって決めてました。運営メンバーの1回目の集まりでリーダーを決めると聞いて、きっと挙手制になるだろうと予想していたので、「その先がどうなるかは分からないけど、とりあえず一番に手を挙げよう」と。
阿部:僕は正直、迷ってました。誰もいなかったらやろうかな、ぐらいの感じで、酒井があと5秒遅かったら僕が手挙げてました。
ーープロジェクトが発足してから、具体的にはどんなことを準備してきましたか?
酒井:総会のコンセプト決めから年間表彰の設計、当日のプログラム設計まで、全てです。FACで年間表彰の項目も、運営メンバーが主体となって考えます。今年は人事部から「登壇者が30人ぐらいになるように」という大枠だけ受け取っていて、具体的にどんな表彰項目を作るかは僕たちの起案をもとに、社長の浅尾さんと壁打ちをして調整していきました。
中でも僕たち運営幹部は、運営メンバーを組織化して仕事を割り振り、スケジュールを切って進行管理していきました。
△総会運営メンバーの組織図
西村:FACって良い意味で、“仕事を任せる抜擢文化”があるんです。一つの案件を丸ごとどんと任せて上長や先輩は見守るスタンスが主流です。今回の総会準備も、会場の予約以外は1から10まで全て自分たちでやりました。
ーー準備の中で、一番大変だったことは何ですか?
酒井:アワードの算出方法を設計するのが難しかったです。例えば「売上No.1」は一見分かりやすいけど、部署ごとに人数が違っても公平に受賞チャンスがあるように考えたり、「達成率No.1」は入社何ヶ月以上から対象にするかとか、マネージャーは対象に入れるのかとか。全部が決まるまで、ものすごく時間をかけて議論を重ねました。
阿部:僕の場合は、これだけの人数をまとめながら何かを1から創りあげるのが、人生で初めてでした。大人が作った“箱”の中身を決める、みたいなことは経験があったんですけど、今回はその“箱”がない。「決めるべきことを決めて、指示を出した。でもその通り動かない。なぜなら“箱”がないから」っていう感覚が、めちゃめちゃ難しかったです。
西村:私はタスク管理と進捗管理が大変だったかな。たくさんの作業が発生する中で、常に次のタスクは何なのかを明確にして、担当者を明確にして、進捗を確認して…。見本になるプロジェクトの前例もないから、この進捗で進んでいて果たして間に合うかのか判断もできなくて、ずっと手探りだった。
阿部: 確かに。僕も人事部の服部さんに「どう、遅れてるとこある?」って聞かれて、大丈夫ですって答えながら、内心「いや実際、遅れてるんかどうかも分からんけどな」って思ってました(笑)
ーープロジェクトを通して、普段の業務とは違う経験や挑戦ができましたか?
阿部:僕は普段からmedicaのリーダーとしてチームを見ていますけど、同じ業務をやる仲間なので共通言語みたいなものが当然あります。それと比べて今回は総会運営という一つのプロジェクトチームではありつつも、セクションごとに仕事内容も出す指示も違うし、セクションごとに意見もあるので、てんやわんやというか。普段のようには指示がうまく通らないのは感じましたね。
酒井:確かに。あと幹部の場合は特に、社長と表彰項目をすり合わせたり各事業部長に発表用スライドの作成をお願いしたり、普段直接やりとりすることがない経営層とのコミュニケーションを経験できたのは大きな違いかな。 みなさん忙しいので、少しでも依頼内容が伝わりやすい文章を考えたりして、すごくいい経験でした。
ーー苦労したことも多かったようですが、プロジェクトを通して「成長した!」と感じることはありますか?
酒井:リーダーという役割を通して感じたのは、プロジェクトとかメンバーとかチームとかに対する想いというか、“愛”みたいなものをどれだけ持てるかって大切なんじゃないかなって。全社員200名以上が参加する総会の運営はプレッシャーもあったので、「このプロジェクトを絶対成功させたい!」って強い意志がないとできない役目だったし、会社のことが好きじゃないとできない仕事だったなと思います。
だから、これから僕がmedicaでチームを持ったりとか、会社の何かの役割を担うタイミングでは、その仕事に対する“愛”は大切にしてやり切りたいなってすごく思いました。
西村:私はリスクマネジメント力が少し上がったかな。例えば総会当日受付にこれがいるよねとか、参加するメンバーの皆さんはどんな情報が欲しいかなとか、想像する力がつきました。普段の業務でもそれを活かして、クライアントとの会話で出てきそうなワードを予想して返答を準備できるようになってきました。
阿部:僕はちょっと大袈裟かもしれないけど、マネジメント力です。プロジェクト発足から約3ヶ月、本当にいろんなメンバーとたくさんミーティングを重ねて、指示がうまく通らない経験も積み重ねてきました。その中で「このタイプの人にはこういう言い方をすれば指示がすんなり通るんだな」とか、「この人はこう言っているけど、本音ではこういうこだわりを持ってるのかな」とか、こちらが少し意識するだけでコミュニケーションが円滑になったことがあったので、勝ちパターンを見つけたとまでは言えないけど、自分の中の引き出しとして技が増えた実感はあります。
ーー最後に、来年も総会があるとしたら、運営メンバーにアドバイスはありますか?
阿部:一つ自信を持って言えるのは、どうせ運営メンバーに入るなら、幹部やセクションリーダーに挑戦する方が楽しいです。社長とディスカッションしたり事業部長に連絡したり、幹部だからできた経験がたくさんあるので、得られるものが一般メンバー以上に大きいはずです。
西村: ほんとにそう思う。準備は大変だけど、やっぱり楽しいよね。私は普段定時で帰ることが多いけど、総会の準備期間はみんなと夜遅くまで残って作業したり、学生時代に戻ったみたいだったな。文化祭みたいだったね。
酒井:僕も2人の意見にそのまま同意します。運営になった後のことは考えすぎず、とりあえず手を挙げてみて欲しいなと。僕も正直不安だったし、リーダーって役割も完璧にできる自信があった訳じゃないけど、終わってみたら自分の役職とか立場に自然と身の丈が追いついてきたなと感じます。僕はやってよかったと心から思えるので、ぜひ後輩たちにも挑戦してみて欲しいです!
最後までご覧いただき、ありがとうございました!