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【プロフェッショナル職】スキルを磨き続けて、人に役立つ“未来の技術”につなげたい

エーピーコミュニケーションズ(以下、APC)には、エンジニアがエンジニアであり続けるための「キャリアパス」があります。

今回、紹介するのは「プロフェッショナル職」です。専門分野を掘り下げ、技術力を持って社内外のエンジニアから一目置かれる存在を目指すことがミッション。そのために社内外の技術イベントや勉強会での登壇、論文の発表、書籍出版、OSSの開発やコントリビュートなどさまざまな方法で、アウトプットを行っています。

「技術を極めたい」と新卒で入社し、わずか9ヶ月でプロフェッショナル職を選択した海老澤に「プロフェッショナル職を選んだ理由」「技術力発信のための具体的な取り組み」「活躍できる人物像」について聞きました。

APCのキャリアパス制度設立の背景や概要は以下でもご紹介しています。ぜひこちらもご覧ください。

APCだから叶う、エンジニアがエンジニアであり続けるキャリアパス

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海老澤 直輝(えびさわ なおき) プロフェッショナル職
2021年4月、APCに新卒入社。Ansibleを活用したITインフラ自動化における課題解決を行うiTOC事業部 BzD部 ACTに所属。2022年1月、Ansibleを強みとするエンジニアとして、プロフェッショナル職を選択。技術ブログや登壇などを通じて、Ansibleのさらなる技術進化に貢献。

—— 現在の業務内容について簡単に教えてください。

自動化ツール「Ansible」を活用したITインフラ自動化に加え、顧客の体制構築支援におけるソリューション提供を行っています。具体的な業務としては、APC独自のITインフラ自動化サービス『automation coordinator』の提供や、お客様の自動化基盤サービスのSRE対応、自動化検証の支援などです。

また社内の取り組みとして、エンジニアがエンジニアを応援する「エンジニアリングメンター室」のメンバーとしての活動も行っています。具体的には、メンタリング相談に応じたメンター対応、社内技術イベントの企画運営などで、 一歩踏み出そうとしているエンジニアをサポートする相談役としての取り組みを行っています。

——海老澤さんが「プロフェッショナル職」を選んだ理由は何ですか。

私は学生の頃からAnsibleを学んでいて、APCに新卒入社する時もAnsible関連部門への配属を希望していました。「IT技術が好きで、もっと極めたい」「高い技術を持ったエンジニアになりたい」という気持ちを常に持っていたので、入社後にAPCのキャリアパスの一つに「プロフェッショナル職」というものがあると知り、自分が目指す方向なのではないかと興味を持ったんです。

エンジニア歴やこれまでの経験は問われず、これからどのように技術に向き合い、アウトプットし続けていくのかを問われます。毎年11月に職種変更申請があるのですが、私は入社したその年に申請を出しました。“技術を磨き続けなければいけない”という想いは変わらずにいたので、早い段階でプロフェッショナル職を志望しました

——プロフェッショナル職になって、変化したことはありますか?

取り組む仕事内容そのものに変わりはありませんが、技術に対する意識は変化したように思います。その理由は、プロフェッショナル職は「技術力を持って社内外のエンジニアから一目置かれる存在」と定義されていて、そのためのアウトプットが評価のポイントでもあるからです。

私が社外発信として取り組んでいるのは、技術ブログとイベント登壇です。技術ブログでは月1回程度、Ansibleの機能や検証内容や自分が気になっているプロダクトの調査などを書いています。

制度では原則としてアウトプット時間(ブログ記事の執筆や登壇資料の作成、登壇など)は業務時間として認められていますが、私は時間を気にせずやりたいので業務時間外で取り組むことが多いです。業務に深く関わっている場合は、上司と相談しながら業務時間の中で行うこともあります。

——今後、取り組んでいきたい“アウトプット”はありますか?

イベント登壇の回数を増やしていきたいです。現在は年1回程度ですが、理想は月1回。登壇実績を増やし、最終的にはイベント登壇依頼の声がかかるぐらいの存在になりたいです。

それから、OSSプロジェクトに貢献する「コントリビューター」をやってみたいなと思っています。自分の強みであるAnsible領域において、コードの追加修正や解説ドキュメントの作成、ユーザーからの質問対応など、Ansibleをさらに成長させていくための取り組みにチャレンジしたいと考えています。

——プロフェッショナル職を選択しての感想を教えてください。

プロフェッショナル職に就いて2年半ほど経ちましたが、改めて振り返ってみても、良い選択ができたと思っています。会社が後ろ盾となり、“この技術がやりたい”という気持ちを支えてくれる環境は本当に有り難いです。そして、技術を高めるための動きが求められる職種に就いたことは、良い意味でプレッシャーとなり、自分のモチベーションの一つになっていると思います

これから先のキャリアとして、私が意識しているのは「スタッフエンジニア」という職種です。技術的な専門知識や経験を持ち、チームやプロジェクトの技術的な方向性をリードする役割です。APCにもまだ存在しない職種なのですが、マネージャーと技術者としての割合バランスが、自分の将来のキャリア像として合っているんじゃないかと思っているんです。

——どのようなマインドがあると、プロフェッショナル職として活躍できますか?

個人的な意見ではありますが、「IT技術に興味があり好きで、その技術を使って誰かの役に立ちたい」という想いが少しでもあれば、プロフェッショナル職として力が発揮できるのではないかと思います。

私が技術ブログを発信したり、イベント登壇している背景にあるのは、自分の経験や知識が他の人の役に立ったら嬉しいという気持ちです。誰かの課題解決の糸口になったらいいな、助けになれば、と思いながら発信しています。いつか技術書を出版したいと思っているのですが、その原点の想いは同じです。

今、私がこうやってIT技術に触れているのも、先人のエンジニアがたくさんの技術を作って、継承してくれたからです。だから、自分もその歴史を継承する一人のエンジニアとして、次の世代に何かをつなげていけたらと思っています。大層なことはできないかもしれませんが、未来につながる技術を残していきたいと思っています。

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Qiita

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