美奈 とマリ 約4時間前 フォロー クルージングヨット教室物語56 「麻美子は、先に寝てていいよ」隆は、陽子と夕食後の食器を洗いながら、麻美子に言った。「そうだよ。麻美ちゃんは、いつもお料理作ってくれているから、食器の後片付けぐらいは、うちらでやるから大丈夫よ」... もっと見る
美奈 とマリ 約11時間前 フォロー クルージングヨット教室物語55 「何か食べたいものがある?」麻美子は、神津島のメイン通りを歩きながら皆に聞いた。香代は浴衣、瑠璃子はカラフルなワンピースで街中を歩いていた。新島の通りと同じように、通りには10代の若者たちで溢れ... もっと見る
美奈 とマリ 3日前 フォロー クルージングヨット教室物語48 「おはよう!」朝、隆はアフトキャビンのバースで目が覚めて、横に眠っている麻美子に声をかけた。「おはよう!」麻美子からではなく、2人の間に眠っていた香代から返事が返ってきた。「おはよう」少し遅れて... もっと見る
美奈 とマリ 3日前 フォロー クルージングヨット教室物語47 「瑠璃ちゃん、そっちのお野菜を切ってくれる」麻美子は、ギャレーで瑠璃子に料理の指示を出していた。新島の街からヨットに戻って来たラッコのメンバーたちは、キャビンのギャレーでお料理大会を始めていた。... もっと見る
美奈 とマリ 3日前 フォロー クルージングヨット教室物語46 「陽が落ちて暗くなる前に、ちょっと新島の街を見てこようか」キャビンの中で寛いでいた皆に、隆が声をかけた。「うん。遊びに行ってこよう」皆は、小さいバッグを肩から下げて、出かける準備をしていた。「ア... もっと見る
美奈 とマリ 4日前 フォロー クルージングヨット教室物語45 時刻は午後3時、ラッコは新島の港に到着した。昨夜の午前12時、午前1時近くに横浜のマリーナを出港しているので、だいたい14時間ぐらい掛かって、新島港に到着したことになる。「すごい大混雑ね」麻美子... もっと見る
美奈 とマリ 4日前 フォロー クルージングヨット教室物語44 「おはよう、良い天気だな」隆が6時に起きてきた時には、もう皆起きていた。「どこら辺まで来たか」「大島の中間ぐらい、筆島のところ」瑠璃子が隆に答えた。「また、香代がヘルムを取っているんだ」隆が、コ... もっと見る
美奈 とマリ 4日前 フォロー クルージングヨット教室物語43 「おはよう」4時のウォッチ交代で瑠璃子と陽子が起きてきた。「香代ちゃん、ラットを代わろうか」陽子が、ラットの側まで寄って、香代に声をかけた。「まだ、大丈夫だよ」香代は、ラットを握ったまま、陽子に... もっと見る
美奈 とマリ 5日前 フォロー クルージングヨット教室物語41 「おはよう!」隆たちが、横浜のマリーナに到着すると、既に瑠璃子と香代が来ていた。ラッコの船体は、マリーナの職員たちの手で、昼間のうちにマリーナ前の海上、ポンツーンに浮かんでいた。そのラッコの窓か... もっと見る