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こんにちは!スタメンのエンゲージメントデザイン部で新卒採用と広報を担当している森田です。
スタメンでは、「ピリオド会」と題して、4ヶ月に1度タームを振り返る締めのイベントを行い、その期間で一番輝いたメンバーを表彰する「スタメンアワード」開催しています。今回は、前ピリオドのアワードでベストカスタマーサクセス賞を受賞した、カスタマーサクセス部(以下CS部)の中尾さんにインタビューしました!
中尾さんは、スタメンに転職してちょうど1年での受賞です。CSはどういう職種なのか、どんな成長があっったのか、スタメンという場所はどういう場所なのか?など、本音に迫っています。
中尾 昂平
1993年生まれ、横浜市出身。慶應義塾大学卒業後、自身が就職活動で悩んだ事をきっかけに人のキャリアに寄り添った支援をしたいと考えレバレジーズキャリア株式会社に新卒で入社。キャリアアドバイザーとして神奈川エリアの病院や施設の採用支援に従事。
様々な求職者とのカウンセリングを通じて「採用の支援ではなく働く人々の働きがい=エンゲージメントの向上を支援する方が何倍も価値がある」と思い、2020年1月より株式会社スタメンに入社。
まず始めに、転職のキッカケやスタメンに入社した経緯を教えてください。
新卒では「人のキャリアを支援したい」という想いから東京にあるメガベンチャーに入社して看護師さんの中途採用の支援に携わっていました。
メンバーは素敵な人が多く、同期にも恵まれ、本当に毎日楽しく働いていました。ですが採用支援をしている中で、たくさんの看護師さんが「人間関係」を理由に退職していたり、せっかく意を決して転職したのに、ちょっとしたすれ違いからすぐに辞めてしまうことが多くありました。人材紹介で、高い手数料をいただいているのに、結果的に病院にも本人にも迷惑をかけてしまうということが日常茶飯事でした。また、紹介できる求人も限られているので、時には看護師さんの意向に沿わない求人を紹介してクロージングしなければならないこともあり、違和感を感じていました。
そんな事を感じながらも入社当初は「とにかく売り上げで成果を出して目立つこと」だけをモチベーションに頑張っておりましたが、徐々に「個人のキャリアの支援ではなく組織を良くする事の方が結果的に多くの人が幸せになるんじゃないか」や「自分がやっていることは本当に世の中のためになっているのか」という疑問がどんどん強くなっていき、転職を決意しました。
Wantedlyで色々な企業を見ている中で、スタメンに出会いました。もともと、エンゲージメントに興味を持っていたので、「TUNAG(ツナグ)」を見て、ものすごく素敵なサービスだなと感じて、エントリーしました。
他社さんの選考を受けている中でしたが、スタメン採用チームは、圧倒的にハートフルかつスピーディーな対応をしてくれました。加えて、面接時間の取れない僕に対して、代表の加藤さんが、出張のついでに僕の勤務地である横浜まで、わざわざ足を運んでくれてカフェで最終面接をしてくれるなど、普通では考えられない対応に、「もうここしかない」と感じて、スタメンに決めました(笑)
入社してちょうど1年で、ベストカスタマーサクセス賞を受賞されましたね。受賞した時、どんな気持ちでしたか?
ベストカスタマーサクセスの受賞は、入社時からの一つの目標にしていたので念願が叶ってとても嬉しかったです!
当日は、CS部内でベスプラ会という大会が開催されていましたが、こちらも優勝することが出来たので年柄もなくガッツポーズして喜びました(笑)賞の受賞は、前職でお世話になって上司や家族など色々な人に報告しましたし、プロダクト部の同期が泣いて喜んでくれたりと凄く想い出に残る1日となりました。
その一方でここからが勝負だとも感じています。前職で事業部MVPとして表彰されたことのあったのですが、当時はそれしかモチベーションがなかったため、受賞することだけで満足してしました。
今回も同じでは、成長が止まってしまいます。僕はまだまだ人としてもCSとしても成長して部や会社に貢献できる余白がたくさんあると思うので、決して満足することなく、より一層前向きに取り組んでいこうと思います。
CSでやりがいを感じる時はどんな時ですか?
相手の心を動かせた時です。
TUNAGは、経営課題を解決して組織のエンゲージメントを向上させるITツールとコンサルティングをセットにしたサービスです。コンサルティングにあたる重要な部分をCSが担っています。
毎日、担当企業様のあらゆる組織の経営課題と向き合っています。しかし一方で、経営課題という概念自体、抽象度が高いため、解決のための施策を提案しても、そう簡単には、売り上げや離職率改善に繋がりません。エンゲージメントの向上はすぐ効果が出るものではないので、ご担当者様と共に地道に辛抱強く進めていく必要があります。
その中で、自身で考えた施策を「中尾さんがそこまでいうならやりましょう」と言っていただいた時や、辛抱強く続けていただいた結果、お客様から社内のコミュニケーションに変化があったというお声を聞けた時に一番やりがいを感じます。
CSのコンサルタントになって、変わったことなどありますか?
意思を持って決断する機会が圧倒的に増えたことです。スタメンで主体性の大事さ、意思や責任をもって物事を進めていくことの重要性を改めて学びました。
「経営課題」という抽象度が高い課題、CSという歴史の浅い職種、それに加えて、スタメンは創業5年のスタートアップです。公式や答えは存在していません。そんな時に大事になることが「意思を持つ事」だと思っています。
恥ずかしながら、僕は人生単位で見ても大学進学や就職など節目のタイミングですら世間や親に良しとされた基準やレールに従って選んでいました。振り返ってみると、「意思を持つ」ことが圧倒的に足りていなかったとスタメンでCSになって初めて実感しました。
実際答えのない事柄に自分で考えて決断することってすごくストレスで不安なことだと思いますが、だからこそ普段の仕事は勿論、プライベートでも常に「自分はどうしたいのか」を考えるようになりました。
変わったキッカケは何かあったのでしょうか?
現在の部長丸岡さんがCS部に異動して間もないタイミングで「これってどうすればいいですか」と相談した際に「そうじゃなくて中尾はどうしたいの?」と言われたことが一番のキッカケです。
失敗する事を恐れて思考停止で正解ばかり探していましたが、正解がないからこそ自分なりに考えぬいて恐れずにチャレンジする事が必要だと気がつきました。
現在のCS部のコミットメントにも「自分の意思にコミット」という言葉があります。「意思のない仕事は仕事ではなくて作業」とスタメンに入って、改めて感じた事を今でも覚えています。
また「スタツク」という現場主導の社内活性化プロジェクトをやらせていただいた事も一つの転機だったと思います。
取締役の大西さんから鋭いフィードバックをいただきながら「そもそも自分たちの組織課題って何?」「自分は課題だと思っているけど代表や部長陣は本当にそれを課題に感じているのか?」という観点で考えるようになったり、あまり関わりがなかった他部署のメンバーと交流する機会も増えたことで結果的に視野を広げられ、業務にもつながってきたと思います。
今後チャレンジしたいことや目標としていることはありますか?
・とにかく視座を広げて高める
・TUNAGのCSのブランディング
自分自身まだまだ延長線でしか考えられていないことが多いですが、一歩俯瞰してみるとお客様に貢献出来ることは普段の打ち合わせ以外にもたくさんあるのではないか、と感じています。
直近では、お客様に伴走支援をする中で、従業員に向けての発信に悩まれる経営者の方が多いと感じたことをキッカケとし、トップメッセージをテーマにしたオンラインセミナーを企画し、社長加藤さんに登壇してもらう予定です。
実はこれは、スタメンの社内制度である「役員食堂」で代表の加藤さんとご飯を食べながら相談したら、「セミナーとか開催してもいいかもね!」とその場でアイデアをもらい、実現することになりました。
これまで誰もやったことのない取り組みですが、答えがないからこそ現場からの起案でこういった形の新たな顧客支援も実現できるのだと思います。
また、TUNAGのCSは、多種多様の業種・規模の会社の組織課題に対峙する意味で、難易度はとても高いですが、それ以上のやりがいやスキルも身につけられます。そして、何よりTUNAGは、事業としてももっともっと伸びていくと感じています。なので今後は間接的に採用への貢献や売り上げにも繋げていきたいため社外にアピールする機会をもっと増やしていきたいと思っています。
▼中尾さんが企画した「メッセージをテーマにしたオンラインセミナー」
最後に、中尾さんにとってスタメンとは何でしょうか?
成長できる帆船ですかね...
先ほどの話と重複しますが、事業内容やその難易度だけではなく、スタメンには、成長する環境や制度がたくさんあります。役員陣から定期的にコラムが発信されたり、社内活性化プロジェクトである「スタツク」、「役員食堂」など自ら手を上げさえすればいくらでも成長を手助けしてくれる環境があります。
一方で帆船と同様、吹いている風をただ受けているだけでは前に進まず、主体的に帆を操ったり時にはピンチという向かい風をも利用して前進しなければなりません。自分もまだまだですがせっかくこの環境にいるならもっともっと挑戦して「意思を持って決断する」機会を増やして、大きく船を進めていける存在になっていこうと思います!
中尾さん、ありがとうございました!
CS部では、導入企業の増加と組織拡大のため、伴走支援してくれる仲間を募集しています。
この記事を読んで「もっと詳しく話を聞いてみたい!」と思っていただいた方は、ぜひ気軽にエントリーください。あなたのご応募をお待ちしております。最後までお読みいただき、ありがとうございました!