16-C-5 マルチモーダルRAGの社会実装への技術アプローチ | Developers Summit 2024(2024.02.15-16)
近年、マルチモーダルの技術が急速に進化し、その応用範囲が広がっています。その一方で、LLMの広まりと共にRAG(Retrieval-Augmented Generation)技術への応用が注目されています。 ...
https://event.shoeisha.jp/devsumi/20240215/session/4839
はじめまして。中途入社で2023年11月にギブリーにAIエンジニアとして入社した鈴木岳之といいます。
業務としては、AIラボという新しい組織で、自社プロダクトのAI関連機能改善・実装や受託開発案件等のPMを主に担当しています。
また、新卒/インターンの方々の採用やチームメンバー管理も行なっています。
▼最近こちらにも登壇しています!
入社エントリー記事第三弾ということで、私がギブリーを選んだ理由から、入社して約4ヶ月経ちましたので実際に入社して感じたことなどを書いていきたいと思います。
AIラボ AIエンジニア(PM/データサイエンティスト)
鈴木岳之
データサイエンティスト/MLエンジニアとして銀行・小売等の業界へのデータ分析・内製化支援の後、NLP深層学習/LLM関連のR&Dに従事。ギブリーではAIエンジニアとして自社プロダクトの性能検証や、次世代RAGのR&Dを実施中。
自分の経歴やポジションは以下の通りですが、少し変わっているかも知れません。
自分は元々音楽で成功したく、幼少期からピアノや吹奏楽、アカペラと音楽漬けの人生でした。大学では少し音楽から離れたのですが、その間も高校の仲間とちょくちょく音楽活動をしていました。卒業後は音楽の専門学校に行き、作曲やジャズピアノを専攻。例の高校からの仲間とバンドを組み、CDをリリースするために法人を立ち上げました。
ただ音楽で食っていくのはやはり大変で、20代半ばになって音楽の道を諦めました。そこでこれまで明確だった”音楽で成功する”という目標が無くなり、進むべき道が見えなくなってしまいました。
学生の頃からずっと英語は教科として好き + 得意だったので、その頃バイトとして英会話の講師をしていました。将来像が見えなくなってしまったので、ここで一旦フルタイムで働き始めました。
英会話の講師はやりがいがありました。ただ、どうしても一旦の場繋ぎ感は否めなかったです。
その後、英語力を活かしながらキャリアアップも図れそうな、外資系の人材紹介に転職しました。
そこでもやりがいを感じ、また今でも良く遊ぶ多くの友人と出会えたのは一生の宝だと感じます。ただ、思い返すとまだ音楽をやっていた頃のように”自分はこれで将来やっていく”という強い気持ちを持てておらず、”まぁこれでいいか”くらいの感じでした。
そんな中コロナがやってきて、人材紹介も例に漏れず大打撃。自分のキャリアを見つめ直す時間が増えました。
そんな時、IT関連/データサイエンスの候補者の方と日頃話していた事もあり、データから法則性を見つけたり、AIを駆使して結果を予測したりする仕事に強い興味を持つようになりました。
業務前後や週末に勉強をし、またクラウドワークスでメンターの方を見つけてその方の指導の元、1年程Pythonやデータサイエンスを勉強しました。そして、たまたま前職とご縁がありデータサイエンティストとして中途入社させてもらえました。
思い返せば、お客さんへのデータサイエンス関連の教育/指導という側面もあるプロジェクトだったため、自分の英会話指導経験や人材紹介でのクライアント側の経験も相まってだったのかも知れません。
そこでは銀行・小売等の業界へのデータ分析・内製化支援等色々な経験を積ませてもらったのですが、そんな中自分は自然言語処理(NLP)に徐々に強いパッションを感じるようになっていきました。気付けばNLP系の書籍を手にとっており、またNLP系のKaggleに参加したり勉強会を開いたりしていました。
言語 ✖️ 分析という2つの得意&好きなものが掛け合わさり、音楽の頃以来の”自分はこれでやっていきたい!”という思いを強く持つようになりました。
そこにChat GPT/LLMの波がやって来ました。もちろん自分もそこに飛び乗り、引き続き勉強やコンペに参加しました。ただ、受託分析だったためどのような案件に配置されるかを基本的には選べず、またLLM/NLPについてはR&D/PoCが多く、実際に社会に価値を還元している/役に立っている、という感覚があまり無かったです。そこで、事業やプロダクトとしてLLM/NLPに特化している企業を探すようになりました。
そんな中、法人GAIとしていち早くプロダクトにLLMを実装していたギブリーとご縁があり、入社させてもらう事になりました。
これは↑でも書きましたが、自分の転職理由そのものでした。ギブリーであればNLPやLLMを、R&DやPoCで終わらずプロダクトとして実装させて社会還元出来ると考えました。あとは、プロダクトの経験を積みたいという思いもありました。
ギブリーには、エンジニアを中心に様々な国籍の方が在籍しています。
自分は少しでも自分の強みを活かせる環境に身を置くべきだと信じているタイプでして、英語力がその一つと考えておりました。
ありがたい事に最終的に複数社から内定を頂きましたが、最後は「自社開発」 x 「NLP/LLM」 x 「英語」 という3拍子が揃っているギブリーを選ばせて頂きました。
▼ギブリーの開発組織については下記より
↑で書いた通りなのですが、特にエンジニアに外国籍の方が思ったより多かったです。毎月エンジニア同士、ピザパーティーで交流を深めています!
また、女性従業員も多く、皆さん前線で活躍されています!
▲毎月行っているピザパーティーの様子です
マネージメントの行動規範の一つに、「信じて任せる」というものがあります。
まさにそれが体現されていて、一人ひとりへの裁量権が大きいです。その分自発的な行動力も求められますが、自分にとってはとても居心地が良いです。
あと、開発スピードが非常に速いです。どんどん先んじて新しい機能を実装していく事に貪欲で、周りに置いていかれないように日々キャッチアップするモチベーションが自然に湧いてきます。
経営陣がエンジニアに対しての理解があり、それぞれの働きやすい環境作りを考慮してくれています。例えばリモートで100%働く事も出来ますし、オフィスに毎日のようにいる人も中にはいます。
年齢が若い方が多いという事もありますが、メンタリティが良い意味で若いと感じます。↑とも被りますが、経験が浅くてもどんどんチャレンジさせてもらえます。
自分もポテンシャルや意欲のある人はどんどんチャレンジしていける環境で、新陳代謝やテンポを大事にするべきだと考えている派なので、そこはスタイルが合っているなぁと感じます。
▲社内で開催したマルチモーダルRAG勉強会の様子
エンジニア・AI領域は5年前に通用した事がもう通用しない/すたれている/新しい職業で代替されているような領域ですし、最近はそのサイクルが益々速くなっているように感じます。ですが、同時に昔に比べると情報やノウハウの共有も簡単に速く行えるため、意欲さえあれば誰でもチャレンジできる領域だとも感じます。
自分は色々な事に1からチャレンジするのが好きで、このような環境にワクワクしています。時代に追いつき、置いてかれないように、日々キャッチアップを続けて人材価値を高めて行きたいです。
また、チームで何かを達成するのも好きなので、ギブリーのプロダクトの益々の成功や、社内生成AI/LLMの勉強会の企画等で皆さんと切磋琢磨していきたいです。
私がこんな理由で選んだギブリーに少しでもご興味をお持ちいただけた方は、一度求人をご覧ください!
▼募集しているポジション
【事業企画】
【生成AIコンサルタント】
【自社マーケティング責任者】
【エンタープライズセールス責任者】
【CS Ops責任者】
【インサイドセールス】
【プロダクトマネージャー、プロジェクトマネージャー】
【テックリード】
【バックエンドエンジニア】
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