こんにちは。株式会社ギブリー 人事部インターンの坂井です。
今回は、文系大学院で研究をする私がどうしてギブリーを選択したのか、インターンを通してどんなことを感じているのか等をお話しします。
最後まで読んでいただけると嬉しいです。
1.自己紹介
改めまして、24卒インターン生の坂井です。東京のなかでも、比較的自然豊かな場所で育ちました。
おいしい寿司が食べたいという気持ちを抑えられず、ひとり金沢旅行をするくらい寿司が大好きです。ちなみにスマホのロック画面も寿司の写真です。
人事部の新卒採用チームで半年ほどインターンをしています(2023年8月現在)。
24卒インターン生第1号です。
2.研究と合唱に熱中
▲学部卒業式の様子。学科内の論文コンクールで最優秀賞を頂きました。
現在、明治学院大学の大学院(修士課程)で、平和教育に関する研究を行っています。
学部時代は、駒澤大学の政治学科に所属していました。途上国の教育開発について、国際協力や言語政策の観点から論文を書いていました。
また、6歳から22歳までの約16年間、NHK東京児童合唱団に所属していました。
プロオーケストラとの共演、海外演奏、CD録音など、かなり幅広い経験をさせてもらいましたね。
大学院に進学するタイミングで卒団したのですが、鞄の中に楽譜がない生活にしばらく慣れませんでした。
▲ラグビーワールドカップ開会式でも演奏しました
3.一般企業への就職を考えたきっかけ
▲タイで調査をした時の写真。人懐っこい子が多くて、なかなか調査が進みませんでした(笑)
実は、一般企業に就職することへのモチベーションはあまり高くなかったんです。
国際協力に携わることだけを考えていたので、大学院を修了したら、取り合えずアフリカ地域のどこかに飛び込もうかな、なんて無謀な計画を立てていました。
ただ、ある日「本気で平和を考えてきたからこそ、一般企業に入ってみるのも面白いのでは?」と急に思ったんです。
というのも、大学院に進学してみたら、世界の現状を自分事として考えている人が想像以上に少ないことに気付きました。
平和活動や国際協力に携わりたいと話すと「偉いね!」と言われることもあるのですが、こうした活動を「意識の高い一部の人がやるもの」と認識している人も多いのではと感じていました。
「平和な世界を目指す」なんて、途方もないと思いますよね。私もずっとそう思っていました。
でも、政治や経済等の構造的な問題を勉強するうちに「平和創造はもっと身近で、誰でも関われるものなのでは?」と考えるようになりました。
一人一人が共感力や協働力、紛争解決能力を身に着けたり、所属する組織内で紛争処理に必要な制度や環境を作ったり。
「平和」を定義することは難しいですが、それぞれにとっての「小さな平和創造」を積み重ねて、それを波及させていくことで、平和な社会・世界は作られていくと思うんです。
むしろ、この小さな積み重ねが無いと、本質的に平和な世界は作れないと思っています。
では、より広く、影響力をもちながら平和を積み重ねていくにはどうしたらいいだろう?と自分なりにあれこれ考えました。
その結果、ビジネスを通して「小さな平和創造」を社会に広げてみたいと思いました。
4.就活の軸 ―自分の価値観と、人を想う環境
「小さな平和創造」を実現できる環境かを重視していました。
どのような理念をもっているかはもちろんですが、自分が大切にしてきた価値観や夢を、入社してからも思い切り語れそうな環境か否かを基準にしていました。
また、教育に関心があったため、これからの時代に必要な教育や育成とは?という問いに取り組めるような会社がいいな、という思いも漠然とありました。
あとは「本気で人を想える集団かどうか」も大事にしていましたね。
長年同じ合唱団にいたのですが、時代や構成員の変化に合わせて、団も色々と変わる必要が出てきたんです。
年齢的にも立場的にも、団のために何か行動しないといけないと思っていたのですが、なかなかうまく事を進められず悩んでいました。
▲コロナ禍では合唱ができない日々が続き、ようやく歌えるようになってもマスクをしたまま演奏しました。※情報保護のため画像を加工しています。
指導者もメンバーも本気で合唱団を愛しているからこそ、なかなか同じ方向を向けなかったんですよね。
でも、「後輩達にこれからも笑顔で歌っていてほしい」という単純な思いを軸にした途端、自分がやるべき事が明確になりました。
ここから、組織が健全に機能し続けるには、「本気で人を想えるかどうか」が鍵だと考えるようになりました。
5.ギブリーのどこに魅力を感じたか
選考全体を通して、自分の理想や価値観を思い切り語れたことが一番大きいです。
ブレーキをかけることなく、素の自分を表現し続けられた会社はギブリーだけでしたね。
また、「Give&Give」がしっかり体現されているのも魅力的でした。
選考中の社員面談では、社員さんが私の要望に合わせて柔軟に、そして真剣に向き合ってくれました。
また、妊娠した社員が働き続けられるよう、新しい制度を迅速に導入したという事例が印象的でしたね。
「人を想って変化できる組織なんだな」と感じました。
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また、志望理由としては、HR Techへの興味も大きかったです。
私が研究してきた平和教育の分野でも、AI活用が当たり前になる世界において、どのような教材や教育的アプローチが必要か?という議論は非常に重要なものです。
自分が研究を通して得たものを活かしながら、テクノロジー人材の育成を通して「より良い社会」や「平和な社会」の創造に関わりたいと思いました。
▼HR Tech
HR Techでは、HRテクノロジーを活用したソリューションを提供し、企業における個・組織の「テクノロジースキル最大化」を支援しています。
6.インターンの業務内容
・学生へのスカウト文作成
・説明会やイベントの運営
・広報記事の執筆 などが主な業務です。
どうしたらギブリーに合った候補者が応募してきてくれるのかを考え、様々なアプローチをしています。
自分の言動一つで会社の印象が大きく変わることを常に意識してます。
また、候補者の前で説明会を進行することもあるのですが、事実と解釈を分けること、そのうえで自分の言葉でギブリーを伝えることを大切にしています。
7.インターンをしてみて感じること
▲先輩の丸山さん(中央)と、新卒採用責任者の扇山さん(右)
まず感じたのが、「人の良さ」ですね。
胡散臭く感じる人もいるかもしれないですが(笑)
甘やかすわけではなく、冷静かつ丁寧に指導やフィードバックをしてくださる方ばかりです。そして、私の成功を私以上に喜んでくれます。
また、本気で取り組むことを馬鹿にしない空気感も好きですね。「まじめだね~」と茶化されない環境が自分に合ってるなと感じます。
昼食時に先輩方と話すことも多いのですが、「いま新しい層のお客様にアプローチを始めてるんだよ」と本当に楽しそうに語ってくれたりします。
自分達が提供しているサービス・プロダクトに誇りをもっているのだなと伝わってきますね。
一方で、まだまだ整っていない部分が多くあるのも事実です。
ただ、課題解決のために役員も含めてすぐ一緒に行動してくれるので、あまり不安には感じませんね。
取締役・人事管掌役員の新田さん(@maximum_80)に感じている課題について相談することがあるのですが、「どうしたら良くなると思う?」と意見を求めてくれます。
それと同時に私自身が行動することも求められるのですが、良い意味で責任を負わせてくれる環境が、信頼されているんだなと感じられるので嬉しいです。
8.今後やりたいこと
人事部の経験も活かしつつ、HR Techで育成ソリューションの提供に関わっていきたいです。
実は研究のためインターンを数カ月お休みするのですが、新田さんに「休み中にも仕事のインプットをしていきたい」と相談したところ、「じゃあ復帰後に一つ仕事を任せるから、そこに向けて無理のない範囲で社員と連携していこう」と言って頂きました。
自分の研究内容も活かせそうなので、いまからワクワクしています!
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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