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【社員インタビュー】人にも事業にも会社にも光を当てることができる人事としての仕事の魅力

ファンネルアド社の人事として活躍する御所園さんと勝原さんにお話をお伺いしました。

ーー御所園さんから自己紹介から簡単にお願いいたします

御所園:2019年に大手の人材系会社に新卒で入社しまして、その年から採用窓口が統一化されたので子会社に出向いたしました。そこでエージェントのサービスを企業側に売っていくスタントをしておりまして2年間やっていました。最初の半年間は名古屋で新規開拓の営業をしていて、その後の1年半は職種業種問わず300名以下の会社を管轄しておりました。新卒の教育を担当したり、キャリアアドバイザーという候補者側の担当アドバイザーもしていました。

そのあとはミクシィで新卒・中途の採用に携わったり、デジタルエンターテイメントというゲーム領域の組織開発を担当していました。エンゲージメントの向上とか、評価の再構築みたいな部分で、その組織の人たちがどうやってモチベーション高く働けるかを考えていました。

どこに課題があるのかを見つけるところから始めていたので、上の人たちが抱え込んでしまっていた新規事業の情報の透明性を、現場にどう落とし込んでいくかを考えていましたね。

ーー以前の経験が今でも役立っているなと感じるポイントはどこですか?

御所園:今も採用というよりかは評価制度だとか、人が増えていく中でどうやって組織をうまく運営していくかだったり、事業が成長していく中でそもそも組織がどうあるべきかを考えたりしているんですけど。そんな中で今ある業務が何に繋がっていくかを考える癖は今までの経験でついていたので、そのあたりは今でも役に立っているかなと思います。

ーーなるほど。規模感もかなりこれまでの会社とは違っているのかなと思うんですけど、人事のお仕事の中で違うなと思う点は何かありますか?

御所園:そうですね、今までの会社は何か動くのに承認が必ず必要だったり説得したりするのに時間もかかっていました。たくさんのデータを持ってきてこうだと思うのでこうさせてくださいみたいな形を想定しないと動けないですけど、この会社だと「これ問題だと思います!」みたいな提案だけで動けますし、意思決定も速いので1社目としても選んでおきたかったなと思えるくらい成長環境とか裁量権とかはある会社だなと思います。


ーー次は新卒でご入社された勝原さん、自己紹介からお願いいたします。

勝原:私は2022年度の新卒でファンネルアドに入社しました。入社前の2021年の8月からインターンをしていたので、最初は営業をしていました。2022年4月から人事部配属になり、中途採用を担当しています。

ーー就活をしていた頃はどのような軸で企業を探していましたか?

勝原:まず一つ目に成長できる環境っていうのをメインの軸に置いてはいたんですが、業界・職種的にやりたいこともなかったのでとりあえず稼ぎたいなと思っていました。(笑)

稼げるようになるために、じゃあ成長できる環境がいいなということで1番目にその軸を置いていて、2番目に挑戦できる環境とか裁量権のある会社を探していました。

ーーでは最初に営業をやられていたというのは稼ぎたいという気持ちが大きかったんですか?

勝原:そうですね、それもありますが「なんでもやりたいです!」と伝えていたので「じゃあなんでもやってみたら?」という感じで部署を転々としてきて、現在は人事で落ち着いていますね。

ーー人事が一番気に入ってます?

勝原:気に入ってますね!一番深く関わっているというのが大きいとは思うんですけれども。



ーーなるほど。お二人とも人事で面接をされているからか、はっきり的確にポイントを押さえて返答してくださいますね。

人事になって振り返って、自分の就活時代をどう思いますか?

勝原:あーでも舐めてたなとは思いますね。(笑)

履歴書の書き方とかも全然わからないままやっていたので、今それこそ人事やっていたら昔の履歴書を見る機会があるんですが、自分で見て「よく通したな」ってレベルです。

ーーそれは…舐めていたかもしれないですね(笑)

御所園:自分も特段やりたいことはなくて、でもやりたいことができた時にやれるような人間でありたいなとは思っていました。就活生としては僕も舐めていたところがありましたね。自分に自信があったので(笑)

ーーあー、確かにそれはお話ししていて感じますね!(笑)

御所園:狙っているところはベンチャーではなくて、ビールが好きだったので飲料系の大手の会社とかを狙っていましたね。実際そちらも内定はいただいたんですけど、どっちにしようか迷って結局人財系の大手を選びましたね。

ーー優秀!

御所園:だから僕の就活の軸は、やりたいことがやれるかみたいな勝原さんと同じで裁量とか成長環境みたいなところを大事にしてましたね。

ーーこの会社を最終的に選ぶ人は、やっぱり裁量権とかが軸にある人が多い気がしますね。

御所園:そうですね、畑下さん(弊社代表)とかも成長し続けているじゃないですか。ずっと少年だなというか、なんでこんなに頑張れているんだろうというところに惹かれる部分も大きいですね。

採用の成功は候補者のスキルと成長環境がマッチしてこそ

ーーでは次は、人事としてのお仕事について詳しくお伺いしたいのと、そのやりがいについて教えてください。

勝原:私は今、中途採用をメインでやっていて、どこの媒体を使うかという媒体選定から実際に面談をして、内定が出たら承諾を取るところまでやっています。

ーー結構上から下まで一貫して全部担当されている、という感じなんですね。そのような形は他の会社でも一般的なんですか?

御所園:いや、他のところは結構分担されているところが多いので、珍しいですね。なのでそこはこの会社のすごいところだと思います。

ーーなるほど。やりがいはいかがですか?

勝原:やりがいとしては、一連してやっているので、一次面談を担当した方が承諾してくださった時に、「人事の人で決めました!」とおっしゃってくださるケースがあって、そういう時にやっぱりやりがいを感じますね。あとは入社2〜3ヶ月後に、新入社員の方がどれだけ頑張っているかをチェックする時に、自分の担当の方が評価がよかったりすると嬉しいですね。

御所園:僕は今は採用フローの承認や、どのように求人を立てるかみたいな話をしたり、評価制度の見直しをしています。会社としての採用基準をどのように定めていくかを決めたりもしています。4月以降はマネジメントもしながら数字も追っていくみたいなことはする予定です。

やりがいとしては、人事として関わった人の成長環境を用意できているかと、入った人のおかげで事業もどれだけ成長できるかの掛け算が採用成功かなと思っているので、その瞬間に出会えた時は嬉しいですね。例えば、事業責任者の方が「あの人を採用してよかったよ」と言ってくれていて、かつ入社した人からも「この成長環境用意してくれてありがとうございます!」と2軸からお礼を言われた時は、人事として達成感を感じます。

人事だからこそ事業や組織のことがよくわかる

ーー素敵ですね! 人事って、最初からなりたいと思っていましたか?

勝原:私は…選択肢になかったです。(笑)ここの会社は新卒が人事を担当していることもありますけど、普通は人事って貫禄あるおじさんのイメージがあるというか。

ーー確かに一般的にはそうですよね。

御所園:僕は、やりたいことがなくて、やりたいことができた時にできる環境にいたいなとは思っていて。今は事業に関わっていきたくて、事業責任者や経営企画者になりたいなと思っているんですけど、そうなった時に人事って組織のことを知れるんですよね。入社してほしい人がいたとして、会社や事業のことをわかっていないとどれだけ口説いていても響かないじゃないですか。だから普通と比べると、自然と速くその理解をキャッチアップできる環境が人事だと思っています。

人事の方は、「人が好き」という方が多いですけど、僕は考えるのが好きなタイプなので、その人のキャリアを考えたりするような、思考をする時間が長いのが楽しいので、やっていてよかったなと。

人の良いところに光を当てる会社

ーーなるほど。では「うちの人事のすごいところ」、教えてほしいです!

勝原:あー、うちの部には人が好きな人や会社が好きな人が多いので、会社をよりよくするという方向で常に考えて採用活動に取り組んでる人が多いのが特徴かなと思っています。最近も御所園さん含め、知見をもった人がたくさん入ってきているので、知識や知見が広がっていっているところももちろんすごいところだなと思います。

ーー確かに、どんどん人が入ってきていますし、これからのアップデートが楽しみですね!

御所園:僕は人が好きで人事をやっているというよりは、事業成長にこの人が当てはまるかみたいな観点が圧倒的に強いから、あまり人を信じないというか。「この人めっちゃいい!」ってならないんですよ。この人のスキルってここに当てはまるなという事業軸のパズルみたいな感じなんですね。

でもここの人事は圧倒的に人が好きな人が多くて、人の良い部分に光を当てている感じがしています。その環境が今までなかったのですごく面白いです。前社では、その人のパーツパーツを見ていたんですよね。でもこの会社は人にどれだけ訴求できるか、その人のことをどれだけ良いと思っているかを伝えられるかみたいな人に向けるパッションが大きいなと思います。そこが面白いし、僕が学びたいなと思うポイントです。

人事が思う就活のポイントは長期的な目線と自分の目指したい方向性

ーー就職活動しているときって、いっぱいいっぱいになってしまったり苦しくなったりして、結局ここでいいや!みたいになってしまう人も多いかなと思います。今就職活動を頑張っている人に向けて、こういうふうに頑張ったら良いよって教えてあげたいなと思うポイントって何かありますか?

御所園:やっぱり自分の軸でもありますけど、やりたいことができたことに、それができる環境にいるっていうことは大事だと思っています。そういう軸があれば思考しながら裁量権のある仕事をしていれば、自分の中ではなんでも正解にできるのかなと思っています。だからそんなに思い詰めることはないですし、自分が進みたい方向性に合った成長環境がそこにあるかを大事にしてほしいですね。「絶対ここがいい!」と思ったところに入れなくても、他にもそういう環境はあるかもしれないし。

ーー以前小川さんと矢澤さんのストーリーでも出てきたワードで、「選んだ道を正解にするのは自分」というのがあったんですけど、この会社に限っていうとそういう考え方ができる人が向いているのかもしれないですね。

御所園:本当にそうだと思います。

勝原:結構先を見て考えた方が良いかなというのは働いてみて思ったことで、実際就活していると何やりたいかとか行きたい業界とかを聞かれることが多くて「決めなきゃ!」と思ってしまって近視眼的になってしまうこともあると思うんです。

でも私としては何をやるかより誰とやるかだと思っていますし、やりたいと思っていることが働き出してから変わることも全然あると思います。そうなった時に働く環境が満足いかなかったり嫌だったりすると絶対にしんどくなってしまうので、そういう部分で自分が将来的にこうなりたいとか、どういう環境で働きたいかとかを意識した上で最終的な意思決定をした方が上手くいくんじゃないかなと思いますね。

ーーすごい人事っぽい! このインタビュー中ずっとそうなんですけど、逆質問してるみたいな気分なんですよね(笑)聞いたことに対して結論がスコーンと返ってくる感じとか。ちなみに今まで「おっ!」と思った逆質問はありますか?

勝原:人事やっていると逆質問ってテンプレ化してくるので、そうじゃないものを持ってきていただけるだけで「おっ!」ってなりますね。

ーーもうこれ聞き飽きたな、みたいな質問はありますか?

勝原:「何を学んでおけば良いですか?」とかは1日5回くらいは聞きますね(笑)

御所園:僕は「どうやったらあなたみたいになれますか?」って言われたのが印象的ですね。

ーーそんなこと聞いてくれる人いるんですか!

御所園:僕が大手で企業開発とかをしていたこともあるとは思うんですけど、まぁカリスマなんで。

ーーあっ、やっぱり自信がすごいな(笑)

御所園:このボケちゃんと使ってくださいね!(笑)

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