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【INTERVIEW / CS】モノグサが提供するのは成果につながる学び 社会人領域での拡大を目指して

カスタマーサクセス(以下、CS)で学校や社会人の方に対する業務を担う塩田さん。モノグサに転職した理由は? 塩田さんが感じるモノグサでの働きがいや、モノグサの雰囲気、今後の目標などを詳しくお話しいただきました。

成果を証明できる学びへの課題感、モノグサのアプローチに興味を持つ

――モノグサ入社前のキャリアについて教えてください。

塩田:モノグサで2回目の転職となりまして、過去2社を経験しています。
新卒すぐの1社目は電力会社で、5年間在籍していました。
主に営業企画部門で従事しておりまして、二つの大きなプロジェクトに関わらせていただきました。
1点目は、東日本大震災の影響を踏まえた法改正にまつわる仕事で、電力自由化や省エネルギー推進のための国家プロジェクトに関わっておりました。
2点目は、上記のプロジェクトの経験を踏まえ、地域を超えた電力の販売や新規事業として家庭用のガス販売に進出するための営業戦略の策定・実行業務に取り組みました。

2社目の会社は、企業内研修などを通じて企業の人材育成・組織開発のサポートを行う会社です。電力会社で戦略策定や企画業務に関わらせていただくなかで、戦略を策定すること自体はもちろん大事なのですが、それを実行しうる組織力や、人の力の大切さを強く感じました。自分自身がそのような能力開発をより若いうちに身に着けたいという想いと、組織力・人材開発の強化そのものに関わりたいという気持ちから、転職を決めました。
社会人教育・組織開発という希望した業務ができたことに加え、会社の研修制度でMBAも取らせていただき、良い経験をさせていただきました。この会社にも5年間在籍をしておりました。

――2社目の会社から転職を決めた理由は何だったのですか?

塩田:大きく分類すると、2つの理由があります。1つは、成長中にある、少し小さな規模の会社の中で働いてみたいという想いです。それまで勤めていた会社は、社員数も顧客の数も多く、安定した状態にありました。積み上げてきた歴史や多くの方からの信頼の結果です。私も会社のことは好きだったのですが、そういうステージになってくると、何か1つを変えるリスクが大きくなってきます。よりスピード感がある環境で、自分の手で変化を作っていきたいという思いがありましたが、その環境では難しいと感じていました。スタートアップのような企業なら挑戦できるのではと考えたのが、転職のきっかけの1つです。

もう1つは、教育に関する仕事をするなかで感じていた、学習と仕事の成果をどのように結びつけるのか、という課題感です。教育もデジタル化が進み、過去と比べると様々な情報がデータとしてトラッキングできる時代です。しかし、学習と成果の間を具体的にどのようにつなぐことができるのかは、未だ明確な解が無い状況です。学習量などはデータ化できても、それが学習者にどれぐらい吸収されているのか、成果創出の内、学びが寄与できている割合はどのぐらいあるのか。別の要因があるのではないか。このような疑問が解消され、きちんと成果になると証明でき、かつ再現性のあるデータはないのかとずっと課題を感じていたところ、モノグサに出会いました。「記憶」という概念のアプローチはとても面白いと感じましたし、私自身が抱いていた課題の解決にもつながると思ったんです。

――仕事のなかで抱いた課題にモノグサのアプローチが結びついたのですね。どういった経緯でモノグサを知ったのですか?

塩田:きっかけはオファーメッセージをもらったことでした。そこから事業内容を見てみると、記憶というデータを前提にしているとわかって、おもしろいなと。興味を持ち、インタビュー記事や採用資料などにアクセスしました。
モノグサの事業について調べていくと、学習と成果を結びつける、という自分が感じていた課題にアプローチできると感じました。また、モノグサの事業は、今後社会人の方にも向いていくと書いてあったので、そういった部分も面白そうだなと感じました。

――実際に選考を進めて、入社の決め手になったのは何でしたか?

塩田:1つは先に挙げた事業内容です。自分にとって関心がある領域で、かつ、選考で話を伺うにつれ、感じている課題を解決できる可能性があるのではないか、という想いが強くなりました。もう1つは、選考を通じてお会いする方皆さんとても感じが良く、気持ちよくお話させていただいたことです。自分自身も自然体で、変に飾らずお話しできました。一緒に働くイメージが持ちやすかったです。

まずは第一歩 顧客と一緒に手探りで取り組める楽しさ

――モノグサのCSとしての業務について教えてください。

塩田:まず、CS(カスタマーサクセス)というのは何か、簡単にご説明すると、お客様がMonoxerのサービスをご契約した後に、より良く活用していけるよう提案・伴走を行い、お客様ご自身の成功(=Monoxerをご導入いただいた目的を実現する)のサポートを行うことです。
私は学校と社会人を担当しており最近は徐々に社会人の割合が増えています。
社会人はこれから開拓していこうという領域なので、お客様の成功の定義や、Monoxerとしてご支援可能な範囲もまだ手探りの部分が多い状態です。したがって、CSとしてどのような支援が最適か、といった検討も重要な業務となります。

――社会人の方へのアプローチはどういった点が特徴的ですか?

塩田:これまでのMonoxerは主に塾様や学校様で使うことを想定し、機能・サービスが開発されてきていますので、社会人の方に必要な要素は何か、「そもそも」から考える必要がある点が特徴的です。

Monoxerの開発はエンジニアの方が担うわけですが、お客様がどこに課題を感じているのか受け取り、解決のために何ができるのか考えるのは、事業開発としてビジネス側が担わなければなりません。現状のMonoxerの機能で足りるところ、足りないところは何か、他社の学習ツールではなくMonoxerを選んでもらうためには何が必要か、Monoxerの提供価値は何か、それぞれ言語化していくことになります。

社会人向けサービスの取り組みとして、日経新聞で記事化もされている具体例をご紹介すると、東京海上日動火災保険株式会社様に、代理店である保険営業員の方が販売知識を学ぶ機会をご提供しました。どのような内容を、どれぐらいの期間で、どのような形で学んでもらうべきか、顧客である東京海上日動火災保険株式会社様と一から一緒に検討し、形にしたプロジェクトです。
このように、顧客と一緒に様々なことを検討し、必要な機能、使い方を考えていくというのは、現在の社会人領域ではより顕著な部分だと思います。

――モノグサのCSとしてのやりがいを教えてください。

塩田:モノグサが提供する価値に面白みを感じており、そこに携われることにはやりがいを感じます。先にも述べましたが、記憶という観点から、学習と成果に結び付けるというのは興味深いと感じています。一般的に学習に対する考え方はまだまだ曖昧だと思っています。時間をかけることが大事というような考え方も多いですが、実際は、本当に成果につながるかのほうが重要だと思います。だからこそ、お客様が成果を得られるか、そういう目線で取り組むモノグサの姿勢は面白いし、やりがいを感じます。

――モノグサ全体の雰囲気はいかがですか?
塩田:とてもオープンな組織だと思います。様々な情報が開示されていて、それぞれが必要な材料を見つけやすい環境になっていると感じます。株主への報告資料も毎月全社MTGで公開されており、当初はとても驚きました。情報が開示されていると、一人ひとりが何かしたいと思ったときに、行動に移しやすいです。
また、またお互いを支えあう、尊重しあう文化が根付いていると感じます。オープンなチャットで、「こんなことがあって困ってます」と言うと、それが自分の仕事かどうかとか、自分が得するかどうかとか関係なく、皆さんが助けてくれます。
こういった組織の文化や皆さんのお人柄が、何かしようと思ったときに動きやすく、何か困ったときに聞きやすい雰囲気をつくっていると思います。

社会人の領域でも成果を出せるMonoxerの提供を

――最後に、今後の塩田さんの目標を教えてください。

塩田:まず、今取り組んでいる社会人領域で、お客様に納得いただけるようなプロダクトを提供できるようにしたいです。そして、それがお客様の行動変容にしっかりつながり、学習と成果が結びついているということを証明したいです。
Monoxerが、社会人領域でもしっかりと貢献できるプロダクトだと言える状況を作り上げていきたいですね。

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