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こんにちは⛄
去る11月下旬に、海外からダイアローグの専門家をお招きし、共催研修を実施しました✨
今回は、共催研修の運営リーダーを務めた直営事業部の杉本さんへのインタビューと共に、当日の様子をお届けします!
まず、今回の合同研修のきっかけを教えてください。
まず、共催をすることになったエンラボさんですが、神奈川県を中心に自立訓練事業所を展開されている企業様です。今までも、実際にご利用者様をご紹介いただいたり、エンラボさんが主催されるイベントに参加する機会があったこと。そして、会社全体でダイアローグを取り入れていることを伺っていたので、いつか一緒に研修する場を作りたいと思っていました。
その上で、共催のきっかけとなったのは、デコボコベース株式会社の支援アドバイザーである後藤さんからのお声掛けでした。後藤さんが、長年、トム・エーリク・アーンキル氏から師事を受けていることは知っていましたが、「トムさんが来日をするので、研修をエンラボさんと共催で組んでみてはどうか?」とのご提案をいただき、実現しました。
実際に研修を実施してみていかがでしたか?
当日はオンラインの方を合わせて95名の方にご参加いただきました。
参加者の方の感想としては、「話してもらえるような環境を作るというのは支援でもメンバーに対しても必要だと改めて感じました。」「 早速明日からの支援に活かせる内容と感じた。」といった声が寄せられ、やってよかった。という思いです。
何より、アンケートでも多くの方が記載されていましたが、トムさんの表情や投げかけの1つ1つが、相手が話しやすいように意識されたものであり、対話的な空間を創り出している姿が印象的でした。解決策の提示や言葉に頼らずとも、できることがたくさんあることを体感でき、貴重な経験となりました。
また、私個人としては、「対話」が全てではなく、「対話」というチャンネルを持ち続けることの大切さを改めて感じました。後藤さんの「支援者自身が話をちゃんと聴かれた経験がないのでは?」という言葉も非常に印象的で、果たして自分は“ひとり”の人として、話をちゃんと聴いてもらえた経験をしたことがあったのだろうか?という振り返りにつながりました。同時に、自分の意識していない自分を知ることの大切さも実感しましたね。懇親会でも、エンラボさんの金納社長や支援者の皆様と直接対話する機会を通じて、日々の支援の実践や課題について意見交換も行えて、有意義な機会になりました。
そもそも、なぜ、ダイアローグの研修を取り入れているのでしょうか?
ダイアローグはスキルではなく、人と関わる上での「姿勢」そのものです。解決方法を提示することも支援者の大切な役割です。しかし、支援の現場で利用者が自分の意思で選択し、行動できるよう支援するには、この対話的な姿勢こそが、「意思決定支援」においては、重要だと思っています。
実際、「意思決定支援」に基づき、個別支援計画にご利用者様が同席をすることが位置づけられるなど、対話の重要性はひろがりを見せています。そのため、制度の変更もある中で、支援職として、ダイアローグ研修の取り組みを社内外で示すことも意義のあることだと考えています。
また、ダイアローグは支援の現場に限らず、スタッフ間のマネジメントや保護者との関わりなど、あらゆる場面で必要な考え方です。支援者同士が対話を通じて意見や課題を共有することは、現場全体の支援の質を高めるだけでなく、支援者自身の自己理解の深まりにもつながるのではないでしょうか。
今後、どのように活かしていきたいですか?
今回の学びを活かしつつも、「対話するべき」を押し付けず、便利な1つのチャンネルとして伝わるような研修をしていきたいと思っています。
まずは、スタッフ同士で「自分たちはなぜ支援者としてここにいるのか?」「利用者の方から学んだことは何か?」を共有する場を作りたいと考えています。可能であればそれはエンラボさんとも実施し、社内外に関わらず継続して関わる場を設けられるようにしていきたいです。
補足すると、実は、ご利用者様に対しても土曜開所のプログラムで対話会を開催しました。これにとどまらず、定期的なプログラムとしても継続していきたいと考えています。たとえば、内容も就労に限らず、日常生活の中でも、映画を観た時に感じたことをシェアする時間を作るなど、小さな対話を意識的にスモールステップで継続できると素敵ですよね。
社内メンバーへ
今回の研修を実現できたのは、共にダイアローグを通じて学び続けている社内メンバー。当日の運営・準備に関わってくれた皆さん。そして、現場で支援を行いながら研修実施のための時間を作ってくれたスタッフ全員の協力があったからこそかなったものです。
本当にありがとうございました。自分自身、準備の途中で不安を感じたり、投げ出しそうになる場面もありましたが、皆さんの支えがあったから最後までやり切ることができました。
また、この研修は1事業所のみを運営していたら実施できる規模のものではありません。そのような機会をつくってくれる会社はなかなかないように思います。何か目的があり研修をしたい!という方がいらっしゃれば、ぜひ一緒に何かしら考えていけるとうれしいです!
最後にひとこと
今回、共催としてご一緒させていただいたエンラボさんには感謝しています。
今後も継続的に関わらせていただきたいです。
もちろん、エンラボさんのみではなく、様々な支援機関や当事者本人が交流できる場やイベントを企画したいと考えているので、興味のある方はぜひご相談ください!
参考資料
エンラボ様HPhttps://enn-lab.co.jp/
代表・松井さんコメント
素晴らしい取り組み、お疲れさまでした!
社外の方と共同で勉強会を開催することで、新たな視点や知見が共有され、私たちの成長にもつながります。また、このような交流が私たちの理念である「デコボコが活きる社会創り」にも直結すると確信しています。今後も挑戦と学びを通じて、一緒に凸凹が活きる社会を創り、共にスキルアップし、人生のゆたかさを広げていきましょう!
編集後記
・編集者:M.K
当日、私も研修に参加させていただきました。杉本さんの振り返りにもあった通り、「支援者自身が話をちゃんと聴かれた経験がないのではないだろうか?」「果たして自分は“ひとり”の人として、聴いてもらえた経験をしたことがあったのだろうか?」という点は、深く胸に響きました。
ダイアローグは「姿勢」というお話しにもあったとおり、直営にとどまらず、ぜひ全社でも活かすきっかけがあるとよいのではないかと思い、早速相談したところ…2025年の年始キックオフのコンテンツにエッセンスとして取り入れることが実現しました!会社のイベントでも初の試みになると思いますが、今からどのような対話がうまれるのか楽しみです。