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2021年にリリースした新規事業「ONE CAREER PLUS(ワンキャリアプラス)」では、現在セールスチームの立ち上げメンバー(マネージャー候補)を募集しています。今回は、3月に入社した小比賀 奨(おびか・しょう)さんに、商社からスタートアップ、そしてワンキャリアを選んだ理由や、事業・マーケットの魅力についてお伺いしました。
伸び代のある転職市場で、ゼロイチの事業をつくる面白さ
ーーーONE CAREER PLUS事業や小比賀さんの役割について教えてください。
弊社は、創業時より新卒採用メディア「ONE CAREER」の運営を行なっており、はじめてのキャリア選びにおいて必要な情報をオープンにしてきました。また、新卒採用に特化した人事向け採用クラウド「ONE CAREER CLOUD」を通じて、人事の方々の採用DXを支援しています。
そして、2021年6月に転職サイト「ONE CAREER PLUS」をリリース。前期までは人材紹介事業を中心としていましたが、今期は中途採用領域における法人営業部門の立ち上げを予定しています。僕は、その部門の1人目社員として入社し、売上責任や組織構築をミッションとして持ちます。
ONE CAREER PLUSでは、転職体験談(どの企業からどこの企業へ転職したのか)や選考体験談といったキャリアデータを集め、その情報をオープンにすることで、ビジネスパーソン向けに、キャリアリテラシーが高められるようなコンテンツを提供しています。
なぜこのようなメディアを運営しているかというと、
・転職マーケットでは、エージェントによる人材紹介が一般的で、求人や求職者の情報が属人的に集約されていること
・終身雇用が崩壊し、転職が当たり前の時代になっている一方で、転職をするための情報はオープンになっていないこと
が背景にあります。そのため、初期はこの情報の非対称性を打開するために、転職におけるリアルなキャリアデータを収集し、コンテンツとして情報発信するWebメディアの運営に力を入れてきました。
ーーー中途採用のマーケットにおける可能性をどのように考えられていますか?
外的要因による変数がある領域ではありますが、まだまだ伸び代があるマーケットだと思っています。例えばアメリカだと転職回数は平均7〜8回である一方で、日本は2〜3回くらい。人口が減少していく中でもポテンシャルがある市場だと思います。
中でも弊社メディアの特徴は、データを強みにしていること。しかも、今後は転職データだけでなく新卒メディアとデータを掛け合わせて就活のときに見ていた企業や、実際に就職した企業のデータ、そこからどの企業に転職したのかといったデータまで蓄積されていく予定です。これから立ち上げる営業部門では、これらのデータを活かして、ユーザーの方に最適な転職先をご提案したり、親和性の高いユーザーをクライアントとマッチングできるスカウトサービスをつくっていきたいと思っています。
伸びるマーケットにおいて、弊社が蓄積してきたデータやネットワーク、ビジネスモデルのユニークさをかけあわせながら価値をつくっていくゼロイチのフェーズなので、純粋にワクワクしています。
「強い組織をつくりたい」人生でたった一回感動した経験
ーーーワンキャリアに入社するまでの経緯を教えてください。
新卒では丸紅という総合商社に入社しました。商社を選んだのは、学生時代のサッカー部での経験が大きいですね。高校3年生のとき冬の選手権大会で、全国大会に出場することができたんですが、僕を含めて3年生は試合に大半が出られなかったんです。その後、自分たちの代で全国大会に出場するためにはどうすればいいかを話し合った結果、後輩である1・2年生に優秀な選手が揃っていたので、「僕ら3年生は試合に出れずとも、すすんでサポートに回る」という辛い結論を出しました。
全国大会出場という目標を達成するためには、試合に出ることよりも、3年生も雑用やサポートを率先して行うことで、1・2年生に気持ちよくサッカーをしてもらう、僕たちが頑張ってる姿を見て1・2年生にチームのために頑張ろうと思うチーム作りの方が大事だと考えたのです。最終的に、各学年の強みを最大限発揮できるチームとなり、全国大会に出場をすることができました。出場が決まったとき、これまで耐えて耐えてチームを支えてくれていた同期が、スタンドで泣いて喜んでいるのを見て、人生で初めて感動して泣きました。未だに感動して泣いたのは人生でこの一回だけです。
そのときに、目標や目的に向かって団結する組織の強さを感じ、様々な人たちを巻き込んで、大きな成果につなげるビジネスをやりたいと思いました。これが商社で働きたいと思った一番の理由になります。
商社ではIT系の部門に所属し、事業会社管理や、実際に出向して、営業や事業開発/企画、経営管理を経験しました。3年目からは本田圭佑さんと共にサッカークラブの運営/経営に携わり、平日、休日なく事業と組織作りと向き合う、スリリングで魅力的な日々を過ごさせて頂きました。
着々と経験や人脈ができる一方で、自分の実力のなさや未熟さとのギャップを感じるようになりました。例えば「丸紅で働いているってすごいね」「クラブの経営をしてすごいね」と褒めていただくことも増えたのですが、その言葉は、自分の実力や内面ではなく所属している組織、“ユニフォーム” を褒められてるような気がして、違和感を覚えたんです。20代後半では実力をつけることが重要であると決意し、5年目の終わり頃に丸紅を退職しました。
次はビジネスパーソンとしての素の戦闘力をつけるという軸で、当時社員数が5人のスタートアップに入社し、事業開発、営業、採用、組織開発など様々な仕事をさせていただきました。しかし、徐々に組織の方向性とアンマッチを感じるようになり、半年で離れることになりました。
これから自分自身のキャリアについて悩んでいるとき、ワンキャリア代表の宮下に声をかけてもらい、ONE CAREER PLUS事業部に業務委託で関わることになりました。当初は入社する気持ちはなかったんですが(笑)、悩み続けた結果、やはり組織づくりのプロになるための素養を身につけるには、ワンキャリアが最適な環境であるという結論に至りました。
助け合える信頼関係と自走できる仕組みを兼ね備えたチームに
ーーー具体的に、ワンキャリアに入社を決めた理由を教えてください。
理由は大きく三つあり、一つ目は事業づくりの経験ができること。組織づくりのプロになるためには、営業と事業開発の経験が必要だと思っています。例えばサイバーエージェントの曽山さんは、まさに営業畑で育った後、その現場経験を活かして、サイバーエージェントの組織をつくられています。スタートアップや商社で営業や事業開発の経験はしていますが、まだ現場での経験は足りていません。なので、現場で自ら事業(BSを意識した手触り感のある事業)をつくる経験を積んで行く必要があると感じています。
二つ目が当事者意識をもてるフェーズであること。ワンキャリアは全体で約120名ですが、ONE CAREER PLUS事業部のメンバーはその中でもまだわずか。100名規模の会社にいながら、スタートアップフェーズの組織づくりを経験できることを魅力に感じました。
三つ目は、様々な企業の人事に入り込めること。これから行うのは、人事領域での経営課題をヒアリングして、施策を提案するというコンサルティング営業です。様々な企業の人事から経営課題を直接聞くことで、組織づくりの知見を得られるという期待をしています。
ーーーワンキャリアの組織文化をどのように感じられていますか?
年齢やポジションを気にしない、フラットな組織だと思います。ミーティングではポジション関係なくみんなが活発に発言をしてるんです。自分は年功序列の大手企業で働いていた期間が長く当初は驚きましたが、今ではこの文化が好きですね。
人でいうと、誠実で仲間意識の強い方が多いです。社内と社外で自分を使い分けてる感覚がなくて、プライベートなことも話したくなるんです。自分自身の良いところも悪いところも自然とさらけ出せるくらい純粋で誠実でまっすぐな人が多いなと思っています。
ーーー最後に、つくっていきたいチームや一緒に働きたい方を教えてください。
困ったときや苦しんでるときに助け合える信頼関係があり、それぞれが自走できるチームにしたいです。前者はワンキャリアの文化であるので、後者に力を入れていきたいなと。僕のチームに入ったメンバーが、圧倒的に成長してどんな環境でも活躍できる人材がどんどん出てくれば最高だなと思います。
一緒に働きたいのは、特に社会人3〜5年目くらいでもっと自分のキャリアに挑戦したい方、将来的に事業家になりたい方、とはいえどういう風にアクションを起こせばいいかわからない方は、ぜひ一度カジュアル面談でも良いので話してみたいです。
今回のエピソードを聞いてワンキャリアのことが少しでも気になった方、ぜひ以下のリンクから気になるポジションを覗いてみてください!気軽にご連絡お待ちしてます!
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