はじめまして、ワンキャリア デザイナーの吉村彩と申します。
学生時代は美大で空間デザインを学び、卒業後は展示会・イベントプロモーションなどの企画、デザイン、施工を手掛ける企業に、空間デザイナーとして入社しました。
十数年働いたのち、人材紹介会社などを経てワンキャリアへ入社。小学生の息子を育てながら、現在はワンキャリアでデザイナーとして、新オフィスデザインをはじめ動画スタジオの設計や会社案内などのコーポレート関連の制作物、またWEBバナーなどのデザインディレクションなどにもチャレンジしています。
どうしてワンキャリアに入ったか
前職で働いていたときに、「人」の思考や組織にとても興味を持つようになりました。そこでだんだんとHR業界に携わりたいという想いが強くなったことと、私自身も新卒で入った会社での経験が大変重要であると感じていた中、ファーストキャリアを一番大切に考えているワンキャリアのビジネスモデルに大変共感したことが理由です。
ただ、HR業界での経験がないことや、育児と仕事の両立を考えた際、入社へのハードルが高いなと感じていました。応募したときも職種はデザインにこだわっていませんでしたが、当時募集していなかったクリエイティブ職を提示していただき、入社することができました。
これまで、私は人生で一番長い時間をデザインに使ってきました。でも、当時はデザイナーの現場から遠ざかっていたし、デザインの経験が自分の強みだとは思っていませんでした。
ですが、最終面接の途中で代表の宮下から「なんか違くないですか?」と言われ、忘れていた何かを思い出した感覚になりました。
「あなたは、やっぱりデザインをやるべきではないですか」。当時オフィス移転の話も出ていて、やってほしいとも言われました。そのとき、やっぱり純粋にやりたいと思いました。クリエイターとしてみてもらえたことが嬉しかったことを覚えています。
プロジェクトで意識したこと(実現したかったこと)
今回私は主にPM(プロジェクトマネージャー)として、このプロジェクトに関わっています。
基本設計や施工については施工業者のDRAFT(株式会社ドラフト)様のご協力をいただきながら業務を進めていきました。
入社して初めて関わった仕事が、会社にとって大変重要な仕事(会社にとっても一大イベント)。そして私にとっても、今までアートディレクションやデザインそのものは経験がありましたが、PMを兼ねることはとてもチャレンジングな業務でした。
PMとして最初の壁は、そもそも社員の名前と部署が一致していない、会社のルールが理解不足な中、プロジェクトメンバーの方からの意見や情報をまとめながら、ドラフトさんと連携していく、という部分でした。
あたらめて、基本的なことを着実に行うことを大切にしました。
例えば、協力会社様との連携は密に行いました。連絡はメールだけでなく、必ず電話も入れて確認するなど、業務を進行する際にいつもコミュニケーションを大切にすることは今も意識しています。
それでは、オフィス空間のデザインポイントをいくつかご紹介したいと思います。
今回のコンセプトは「光」ということで、あらゆるポイントで照明にこだわっています。
オフィスエントランスのライン照明のアイキャッチをはじめ、細部にも照明のこだわりを盛り込んでいます。
例えばMTGルームのサイン照明と、天井からのサイン照明。
ワンキャリアのモチーフを想起させる円形で統一感を持たせています。
また、フロスト球で素材の統一感を図っています。
照明だけでなく、「ONE CAREER」のロゴをかたどったサインについても、協議を重ねました。
エントランスに来られた方に伝わりやすいサインサイズはどのくらいか、サインの仕様はアクリル切り文字やカッティング、その他どのような見せ方が良いかなど、社内でも検討を重ね、掘り込み文字を選択しました。
奥行き感や、照明が入ることでより立体的に浮き立つサインに仕上がっていると思います。
▼アート作品について
今回のオフィスには、アート作品を多く飾っています。ワンキャリアが大切にしている考え方の一つである、個や多様性を表現する方法として、アート作品を各所に配置しています。
絵の選定についても、空間がより活きるようなアート作品を選んでいます。
今後はアーティストの方にご協力いただき、ワンキャリアだけのアート作品も展示する予定です。
▼社員の憩い場について
当初、オープンスペースは社外の方とも打ち合わせができるように、空間の広がりを意識した部屋の大部分を活用したスペースになっていましたが、プロジェクトメンバーの意見の中に「それだけ広いと、社員同士で気軽にランチを楽しむようなコミュニケーションが、生まれづらいかもしれない」という話が上がりました。そのため、オープンスペースの一角を区分けし、社員コミュニティスペースをレイアウトしています。
16階からの景色を眺めながら1人で休憩したり、メンバーで集まって会話をしたりできますし、共有スペースなので、その場でちょうど会った別の部署の社員と何気ない会話をできるような機能も果たしています。
▼素材へのこだわりについて
人がフォーカスされる空間というコンセプトが活きるよう、家具の色やディテールの統一感、素材感を意識してコーディネートしています。
床材や天板についても、開放的で明るい空間になるように選定しています。
新型コロナウイルスの影響もあり、外出自粛でなかなか現場へ足を運びづらい中で進捗を確認することも、とても難易度が高かったです。新型コロナでそもそもリアルスペースやオフィスが必要なのかどうかとの議論をニュースで聞くこともありました。
ただ、こんなときだからこそ、リアルで人が集う場が必要だと思いました。それは、オンラインだけでは実現できない、直接会うからこそ生まれるコミュニケーションもあると感じたからです。当たり前にできていたことが難しくなり、その価値を再認識できているからこそ、リアルの空間で生まれるコミュニケーションの質が上がってくると思います。
今回のプロジェクトで思ったことは、オフィス空間がさまざまな人が使うものだからこそ、こだわるポイントを集約させる。皆さんが快適に過ごせること、それが一番大切だと思い、要所をつかみ、そのコントロールをする。それを意識しました。
これからワンキャリアでやりたいこと
新型コロナウイルスの影響で、時代も環境も大きく変わってきているなと感じています。
リアルイベントも減り、このままリアルの場はどうなっていくんだろう、という不安も感じています。
私自身、デザイナーとして心新たにスタートを切っていますが、これからもクリエイティブに関わっていきたいと思っています。
空間を中心に、オンラインのデザインにも関わっていきたい。
社内外の優秀なデザイナーさんと連携しながら、様々なアウトプットを作り上げていきたいと思います。
オンラインは私にとって未知の世界ですが、今は様々な機会があるので、常に学びがあってとても幸せです。
デザイナーとしてはもちろんですが、私は子どもがいて、ある程度年齢も重ねてきているのですが、どんな方でも必ずチャンスはあるし、諦める必要ない、っていうメッセージを送りたいですね。
業務とはちょっと離れますが、同世代の働くママ世代にもエールを送れるような存在になりたいですし、そのような活動もしてみたいと思っています。
そして、最後にこの場を借りてお伝えしたいこと。
今回のこのプロジェクトには様々な方が関わりがあって、創られています。
会社としての一大プロジェクトを担当させてくださった代表役員はじめ、多くのプロジェクトメンバー、そして、ご協力いただいた社員の皆さん、そして素敵なご提案をたくさんしてくださり、施工まで関わってくださったドラフトの皆様、本当に心から感謝いたします。
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