ギブリーのマーケティングDX事業は、「データ利活用をあらゆる組織と」というミッションの実現のため、2023年4月4日、既存の3つのサービスブランドを「DECA(デカ)」(https://deca.marketing)に改称し、新たな舵を切りました。
今回は、ギブリーグループで、DECAの開発全般を担う株式会社Resolaのメンバーに、私たちの価値観、これから目指すものについて、詳しく伺いました。
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*【従来のサービス名称と新ブランド「DECA Cloud」におけるサービス名称】
・SYNALIO / SYNALIO EC( https://synal.io/ )
→ DECA MA / DECA Web接客( https://deca.marketing/service/cloud/ma/ )
・LIBERO( https://libero-app.com/ )
→ DECA for LINE( https://deca.marketing/service/cloud/line/ )
・VirtualStore( https://virtualstore.jp/ )
→ DECA オンライン接客( https://deca.marketing/service/cloud/online/ )
プロフィール
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奥田栄司
マーケティングDX部門 CEO 株式会社ギブリー取締役 株式会社Resola代表取締役
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芳谷 エバートン
株式会社Resola VP of development
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Giang Bui
株式会社Resola DECA MA プロダクトマネージャー
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Aleksandra Tomilova
株式会社Resola DECA オンライン接客 プロダクトマネージャー
〈Useful is Beautifulとは〉
使いやすさを突き詰めて美しく
ーUseful is Beautifulとは?
奥田:
「Useful is Beautiful」は、日本語に訳すと「機能美」ですね。お客さんに使いやすいものとか、効果・価値が出るものを突き詰めていくと、それって、美しいものになるよねっていう、我々はそこにこだわっているということです。
ーBeautiful is Usefulではない?
奥田:
そこは違うんです。華美に装飾して、非常に美しいけど使いづらいということがあると、我々が考えている「マーケティング=商売」という価値につながらないわけです。
いろんなマーケティングツールを導入されているお客様と話していく中で、一番多かったのが「機能は豊富にあるけれども使いこなせてない」とか「使い方が分からない」とか。
我々は結局使ってもらえなければ意味がないと思ってるし、本当にお客さんにとって価値が出せるものだけになるように機能をそぎ落としていくと、残ったものってすごくいいものというか、美しいものになるんじゃないかなと考えています。
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ユーザーの役に立つことが大事
Giang:私も「Useful is Beautiful」には非常に共感しています。プロダクト開発でまず大事なのはユーザー、「使いやすさ」や「ユーザーのニーズ」ですから。それに「Useful」って「Use / ful」だから、ユーザーの役に立っているかどうかも大事ですよね。
なんとなくマズローのピラミッドにも近いかなと思うのですが、まずは基本的な部分を満たし、その先で、より高みに、より美しくしていくものだと思います。
奥田:それは面白いね。Usefulという文字自体が、ユーザーを第一に置いている。
Aleksandra:私も使いやすさ、シンプルさが重要だと思っていて。「DECA オンライン接客」が、エンドのお客様が顧客のビジネスと素早くつながれて、日本の忙しい人々の生活を少しでも便利で快適にすることが「美しさ」なのかな、って思っていますね。
いちプロダクトマネージャーとして、顧客に成果を届けて、その価値が認められることを大事にしたい。それは「Useful is Beautiful」ですよね。
「Useful」な価値をエンジニアリングで実現する
エバートン:ぼくはユーザーから少し遠い領域ではあるけど、お客さんにとって「Useful」な価値をエンジニアリングでどう実現するか、ということは常に考えているね。それが最終的に、見た目ではない「美しさ」につながるんじゃないかとは思う。
奥田:確かに、それはすごく感じるなと思っていて。エンジニアの中でも、お客さんから遠い領域のエンジニアも多くいて、どうしてもお客さんの顔が見えにくい。
その中でエバートンは、ビジネスサイドの意見や考えに興味を持ってくれていて、ビジネスが今どうなっているのかとかも自分から聞いてくれる。そういうところは、エバートン自身のいいところかなと思いますね。
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〈Resola開発チームの強み〉
真にグローバルで自律的な組織
ーResolaの強みを教えてもらえますか?
奥田:多様性のあるグローバルなチームですね。最近は増えてきているものの、まだまだ日本では珍しいと思います。
メリットは、やっぱりグローバルな人材を惹きつけることができるので、今いるメンバーのように優秀な人材を全世界から集めることができるのは大きなメリットだと思っています。エバートンはブラジルから、Aleksandraはロシア、Giangはベトナムだし、いろんな国から優秀でバックグラウンドが違う、すごく面白い人たちを引き寄せられますね。
Giang:私はベトナム出身で、他のグローバル日系企業にもいたことがありますが、奥田さんの言うように、Resolaは本当に「グローバル」です。グローバル企業を掲げていても、実態として日本語を話す企業もある中で、ちゃんと英語でコミュニケーションがとれる基盤があることは、この先もきっといい意味を持つと思います。
あとは、自律的に働ける環境があるので、より成果につながる仕事がしやすい。それはResolaのいいところですね。
Aleksandra:私は本当にチームのみんなが好き。スキルや才能に満ちあふれていて、強いプロ意識をもつみんなと働ける、それが幸せです。
奥田さんの言う通り、多様性があるから働くのが楽しいし、お互いの個性を活かして補いあえる。それはResolaのユニークな強みだと思いますね。
マルチプロダクトは面白い
エバートン:みんなの言う通りだと思うんだけど、これまでいろんな会社、エンジニアと関わってきた経験から言うと3つあるかな。
いろんな国、いろんなロケーションで働ける環境。自律的で協力的なチームメンバー。そして、マルチプロダクト。様々な課題、ドメイン、異なるクライアントと協働する機会があるから面白い。それが、優秀なメンバーをより惹きつける強みだと思うね。
奥田:一般的なSaaSカンパニーだと、何か一つのプロダクトをずっと作ってると思うんだけど、我々は複数のプロダクトがあるし、新しいプロジェクトも結構ある。そういう技術的にチャレンジングなところはエンジニアの経験として楽しいよね。
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〈これから挑戦したいこと〉
よりよいプロダクトを創る
ーこれから挑戦したいことは?
Giang:プロダクトマネージャーとして自分の役割を全うすることはもちろんですが、私が挑戦したいのは、できるだけ多くのお客様に価値を届けられるプロダクトにすることですね。今年の3月に製品パッケージの最後の機能をリリースしたところなので、多くのお客様に利用していただきたいです。
皆さんのフィードバックを受けて、もっとよりよい機能を開発できる。今までより非常に忙しくなるとは思いますけど、それがやっぱり素晴らしいプロダクトを作る方法なんですよね。
オンライン接客のNo.1に
Aleksandra:私もプロダクトマネージャーとして、バランス感とか、リスニングのスキルを磨きたいというのはあるんですけど。
私たち「DECA オンライン接客」は、日本のオンライン接客市場のトッププレイヤーを目指したい。
奥田:No.1?
Aleksandra:ええ、No.1を目指したい。
ものづくりに誇りあるチームを
エバートン:イノベーティブに新しい物事に取り組み続ける力、迅速に学び適応する力、そして、それを実現できるいいチーム。この3つはテックカンパニーとして、エンジニアリングに重要なことだよね。
これから僕が挑戦したいのは、僕らのゴールの実現、ビジネスの成功に貢献すること。そのために、スキルフルで強力なチームを創っていきたいね。
奥田:みんなが言ってくれたこと、それぞれ本当に大事だと思います。
自分が開発者として何を大事にしてるかというと、やっぱり一番はものづくりを楽しむこと。「もう楽しいじゃん、ものづくり」っていう。ひとりだとその楽しさは1倍だけど、それを10人、20人のチームでつくると、それが10倍、20倍になる。チームで何かを達成したときの喜びは、やっぱり心にぐっとくるものがあるんですよ。そういうことが大事だと思っていて。
だから、どれだけ情熱を持ってできるのか。ものづくりに対してプライド、誇りを持って、情熱を持って何かを創りきることを大事にしています。
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