クリエイティブ領域におけるプロフェッショナル人材の活躍を支える株式会社クリーク・アンド・リバー社。未経験からでも大手テレビ局、メディア関連企業などでキャリアの希望を叶え、現場に入り経験を積み重ねることで成長していける環境を実現しています。
今回は新卒入社からディレクターを目指し、テレビ局で経験を積んでいる山本さんにインタビュー。活躍が評価されて「新人賞」を受賞した経緯や、仕事のやりがいについて聞きました。
山本翔太 / アシスタントディレクター
大阪芸術大学映像学科を卒業し、新卒でクリーク・アンド・リバー社に入社。在阪テレビ局のスポーツ部にて、オリックス・バファローズを担当。スポーツニュース制作に携わっている。自身でも特集番組を企画するなど仕事への積極的な姿勢が評価され、2023年下半期「新人賞」を受賞。
テレビが与える影響力の大きさに惹かれてディレクターを志望
ーー学生時代は何を学んでいたのでしょうか?
学生時代は映像編集を学んでいました。テレビが好きで「編集の仕事って良いな」と思うようになったんです。中学生の頃からYouTubeチャンネルを立ち上げるほど、編集には興味がありました。高校生からはテレビ業界への就職を意識し始めていましたね。
ところが就職活動を始めた当初は、具体的な仕事内容すら理解していませんでした。ディレクター職を志望して受けたクリーク・アンド・リバー社の一次面接では、「編集をやりたいです」とアピールしたのですが「最終の仕上げの編集はエディターの仕事なのでディレクターはできないよ」と言われてしまう始末。
そうした放送業界の事情をよく分かっていなかったこともあり、厳しい就職活動が続いていました。
ーークリーク・アンド・リバー社に入社をした決め手は?
「最終の仕上げの編集はできないよ」とは言われたのですが、「前段階の仮編集というのはディレクターがしているので、編集の仕事自体は出来る」と言われました。仕事内容も含めて面白そうだと思い選考を受け進めていた中で、ご縁があったので入社しました。ずっとやってみたかったテレビの仕事が出来る、映像編集に携われるという点が、入社の大きな決め手になりました。
もちろん自分でもYouTubeチャンネルで編集をしていましたが、テレビ番組はより多くの人に広く情報を届け、影響を与えることができます。制作規模も大きいので、個人では実現が難しい企画にも関われる可能性があると感じました。そこに惹かれたのも、大切なポイントですね。
ーー映像制作経験者でないと難しいのでしょうか?
学生時代に経験してようが、未経験であろうが関係ないと思います。配属先でももちろん先輩ディレクターが教えてくれます。
ただ、編集の経験を積んでいくには機会があるかどうかも大事です。そのためには積極的に企画書を出して編集するチャンスを得ることが大事だと思います。
これは持論ですが、画の強い弱いも分かっている方がいいので、ひたすら素材抜きをして選手のリアクションがこっちの方がいいとかこれは使いづらいとか自分で取捨選択できるようになることも一歩だと思います。
実際に先輩ディレクターに頼まれて抜いた素材が、先輩ディレクターのVTRに使われてたりすると嬉しいものです。素材抜きでもこだわりを持って判断するのも大事かもしれません。
入社1年目で新人賞を受賞!日本シリーズを中継し大活躍
ーー実際に入社してみて、いかがでしたか?
入社をした4月からさかのぼること10ヶ月前。2022年6月に、クリーク・アンド・リバー社から内定をいただきました。そこから毎月、同期と一緒に研修に参加。社会人としてのマナー、名刺交換、動画制作などの仕事の基本を学んでから、入社式を迎えました。
そのため、入社時の不安などはありませんでした。配属先は大阪でも少数精鋭のテレビ局です。現場では実務を通じて仕事の流れを覚えることが多く、他局へ配属された同期メンバーよりも、早い段階でさまざまな仕事を任されていたと思います。職場の雰囲気がいいので所属会社関係なく一緒に仕事を担当していて、わからないところがあればすぐに質問して確認しました。
ーー現在担当している仕事について、教えてください。
現在は在阪テレビ局のスポーツ部に所属。スポーツニュースなどでアナウンサーが読む原稿を担当しています。
具体的には、スタジアムでプロ野球の試合を見てニュース原稿を作成。試合のハイライトをまとめて局の東京支社へ送ります。オリックスをメインで担当しているので、京セラドームやほっともっとフィールド神戸へ毎試合通っていますね。3月末~11月まではシーズンに合わせた試合現場の動きがメインです。
さらに年間5回ほどある阪神タイガースの試合中継も担当。実況席で試合経過を記録する「スコア」と、選手名などを中継映像内にテロップとして出す「CG」の業務にチャレンジしました。
他にも試合中のどの映像を使うかを決めていく「中継車」、その映像を実況席に共有する「フロアディレクター」、中継担当のディレクターとコミュニケーションを取りながらCMを流すタイミングを決める「MD」など、多くの業務でプロ野球の中継が成り立っています。
最初は仕事の流れを見て覚えるところからスタートし、3回目ぐらいから徐々に取材〜原稿作成を任せてもらいました。東京支社から取材依頼の指示を受けたり、自分たちで取材の担当などを振り分けたりしながら、中継・レギュラーシーズンの仕事内容が決まっていきます。「特定の選手を追いかけて番組を作りたい」といった番組企画があれば、企画書を提出。認められれば、取材許可が出て特集制作にもチャレンジできます。
▼仕事の必須アイテム(※年刊のため毎年買い換えます)
去年は阪神とオリックスがどちらも優勝したので、とても忙しかったですね!オリックスの優勝が決まった瞬間はもちろん現場で試合を観戦し、優勝を伝えるニュースを作成しました。阪神タイガースの38年ぶりの“アレ”も、同じく伝えさせてもらいました。特番も多く、準備が大変でしたが、本当にラッキーな経験でした!入社一年目ですが、現場経験を積んできていたからこそ、この優勝のタイミングで本格的に番組に関われているんだと思いますし、とてもやりがいを感じた瞬間でした。
ーー昨年、新人賞を取られたそうですが、どういった点が評価されたと思いますか?
新人賞は、入社3年以内のクリエイターを対象にした表彰制度です。半年ごとの全体集会で上期下期の目標達成状況を振り返り、活躍した方をオンライン上で発表します。まずはキャリア相談などに乗っている担当エージェントが各クリエイターを推薦。半期の実績、面談内容を元にエージェントが推薦文を作成し、その上で各局担当エージェント8名からの投票によって選ばれます。
新人賞に該当するクリエイターは、新卒・中途も含めて30名ほどでした。まさか自分が選んでもらえるとは予想していなかったので驚きました。
分業化が進んでいる番組制作の現場で、素材集めや取材、編集に至るまで対応できた点を評価いただいたとのことでした。
▼実際の推薦文(一部抜粋)
「なんといっても38年ぶりの阪神優勝をクリークメンバー1年目で乗り越えた精神力。阪神・オリックス共に優勝対応があり、オリックスの優勝対応では、現場でのビールかけに立ちあい、ブースインタビュー、優勝原稿の作成も担当。オンエアまで無事に務めていました。年末に向け、スポーツドキュメンタリー特番では自身でだしたハンドボールの企画が採用。これからのさらなる活躍に期待しております!!」
いただいた内容とは別で私が大事にしていることは、担当エージェントとの面談の時間です。タイトなスケジュールの中でも、自ら面談日程を調整し、現状報告と振り返りを月1で必ず行いました。自身の仕事を振り返り、相談に乗っていただいたり、アドバイスをいただいたりしながら、成長してこれたのではないかなと思っています。
企画から取材、編集まで。番組のすべてに携わる力を身につけたい
ーー改めて、この仕事ならではの「魅力」は何でしょうか?
スポーツ番組の中でも「選手の特集」「密着系のドキュメンタリー」などの特集制作が一番の醍醐味です。通常業務と異なり、取材や制作期間に時間が必要ですし大変なのですが、それでもやりがいは大きいです。
例えば取材対象者とうまくコミュニケーションが取れず、イメージどおりの映像が撮影できない場合もあります。撮影時間が短すぎて30分しか取れなかったこともありますし、ベストポジションにカメラを置けなくて悔やんだこともあります。
制約された条件下で、どこまで理想に近づけるか。そこが非常にクリエイティブで面白い部分です。自分が担当し、オンエアされた映像を見ると「すごい!」と思いますし、世の中に発信できた喜びはとても大きなものです。
だからこそ「自分から話を聞き、情報に直接触れる」ことを大切にしています。最近では「ニュース原稿の作成をなるべく早くしてほしい」と依頼されるため、選手に独自の質問をして、使えるコメントを集めるようにしています。少しでもオリジナリティの高いニュースが配信できるように、意識しています。
ーーご自身で何か企画した番組はありますか?
去年、10月に企画を出して通った番組があります。ハンドボール選手を取り上げたドキュメンタリーです。12月放送予定の番組でしたので、撮影・編集できるかがギリギリのタイミングでした。実際に現地に行って素材を撮ることももちろん大変でしたが、当日の統括デスク、先輩ディレクターに見てもらいながらどういう構成・編集にするか話したり、オンエアに向けた作業をしたり(テロップ発注・ナレーション撮り・整音など)することはとても大変でした。それでも交渉したり、試行錯誤をしたりしながら、制限のある中でどれだけ良い番組が作れるかを追求し、無事に制作できました。
実現できた背景には、入社後に飛躍的に伸びたコミュニケーション力があると思います。以前は人と話すことが苦手でした。ところが現場では、必ず相手と話をしなければなりません。所属部署も人数が限られているので、やり取りも盛んです。
ーー職場の雰囲気に関してはいかがですか?テレビ業界は忙しいイメージや厳しいイメージもありますが。
とても明るいですよ!笑いが絶えず、プライベートな話もしやすく、フランクに付き合えます。担当する番組やシーズンによっては残業の波もありますが、決まったレギュラー番組を担当しているわけではないので、時間的にはゆとりがある方です。
また、クリエイターには必ず専任のエージェント1名がつきます。なんでも相談でき、メンタル面でも支えてくれる心強い存在なので、未経験でも自信をもって仕事にチャレンジできると思います。
ーー今後はどのような活躍を目指してみたいとお考えですか?
今の職場に、20年以上働いている現場ディレクターがいます。全知全能の先輩で、本当に仕事ができる人なんです。冗談を言ったりしてコミュニケーション力も高いですし、企画・台本作成・インタビュー・番組制作に至るまですべての中枢を担っています。
先輩のように、私も「何でもできるディレクター」を目指したいですね。そしてさらに面白い特集番組を作りたいです。ハンドボール選手の企画については、もっと工夫できる点があったと反省しています。ゆくゆくはディレクターになって、活躍するのが目標です。
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