2022年10月にシェアダインに入社した広報PRの中村優さんをご紹介します!
アパレル業界でのキャリアスタートからシェアダインの広報PRになるまでのお話を聞いてきました。
プロフィール
メンズアパレルブランドの企画営業としてキャリアをスタート。テレビ媒体に長けたPR会社でクライアントの代理営業を経験後、22年10月よりシェアダインの広報PRとしてジョイン。ミーハーが取り柄の35歳。4歳の息子の偏食に悩み、日々奮闘中。
これまでのキャリアを教えてください
元々アパレル業界で働きたくて服飾の専門学校でレディースデザインを専攻していました。学生時代は課題に追われてしっかり勉強ができていなかったので、卒業後は1年くらい地元で働きながらアパレル業界を目指してデザインの勉強を続けていました。
その後はアウトドア系のブランドのデザイナー職を目指して就職活動を始めたのですが、実務未経験でデザイナーとして入社することはハードルが高かったんです。メンズアパレルブランドの企画営業の募集している会社を見つけたので、このポジションならデザインにも携われるかなと思って入社しました。
自社商品をもって小売店に営業に行くことがメイン業務で、キャリーバッグに商品を詰めて手売りしていくんです。僕は北陸担当だったので、年4回くらい新幹線で名古屋まで行って、そこからレンタカーで営業先をまわりながら新潟までのぼっていくっていうことをやってました。
当時アパレル氷河期と言われていて、有名ブランドの服しか売れないような時代でした。でも、売上はあげなきゃいけないわけです。そこで、小売だけではなくコラボ商品をつくって少しでも売上アップを目指そうと思い、OEMを行っていたんです。その活動を評価してもらい、企画営業の他にプレスも経験しました。
プレスではブランドの認知拡大をメインとした業務に取り組んでいました。当時まだECに本腰は入れていなかったのですが、とある商品の雑誌掲載とECでの販売開始のタイミングを合わせたらすぐに完売したことがあったんです。事前に仕込むだけでこんなに売れるんだ、ということがすごくおもしろくて、ここで初めてPRの方に意識が向いていきました。
その後、もっと自分で発信をして流行をつくってみたいと思って事業広報を目指したのですが、未経験からの転職は難しく、まずはPR会社で経験を積もうと思いフルハウスに転職しました。媒体部でテレビ局の番組に営業をする業務を担当しており、番組ディレクターやプロデューサーの方など人との繋がりをどんどんつくって、担当者の欲しい情報やおもしろいネタを探すことをやっていました。
売るものが服から人やモノに変わりましたが、前職での経験は十分に活かすこともできましたが、単におもしろい人やモノ・サービスがあるだけでは不十分なんです。メディア側が欲しい情報を集めた提案資料としてまとめ、アピールしたい人やモノ・サービスに肉付けして見せ方を考えていきます。どうしたらもっとおもしろいと思ってもらえるんだろう?と日々奮闘していました。
異動で担当のテレビ局が変わるとまた一から人脈づくりをしないといけないのですが、人と繋がっていくと様々な情報をもらえたり、探しているネタがあれば頼ってもらえるし、どんどん仕事が楽しくなっていきました。3年くらい経っても事業広報は目指していたのですが、人脈も広がっていない気がして実際はまだまだ素人だなと感じており、すぐには事業会社へ転職しようとは思っていませんでした。実際に事業会社の広報の方と接する機会もあったのですが、彼らが気付いていないサービスの魅力を見つけたり、そこからさらにネタを引っ張り出していくことの方がおもしろくて、当時はPR会社で働くことを楽しんでいました。
シェアダインとの出会いのきっかけは何だったのですか?
テレビでシェフとサービスが取り上げられているのを観たことがきっかけです。ちょうど子供が2〜3歳の頃だったのですが、当時パンとバナナしか食べてくれなくて自分自身の子育ての悩みとリンクしたんですよ。当時はすごく困っていたのですが誰かに話すこともできず、良いサービスだなと思っていました。その後に求人を見つけてカジュアル面談をしましたが転職には至りませんでした。
その後も良い会社だったなという記憶がずっとあって、1年後に再度コンタクトをとってもう一度カジュアル面談をしました。PR会社での経験も増えていましたし、こんなことやったらおもしろくない?とかフラットに色々と話せたと思います。
入社の決め手は何だったんですか?
飯田さん、井出さんと面談した時に「サービスが面白い・新しいっていう露出はできているけど、次のフェーズでどんなアプローチが良いか迷っている」といったことを正直に教えてくれたんです。今だったらPR会社で得た経験を活かして何かおもしろいネタをつくっていけるんじゃないかな、とにかく二人のお困りごとをPR視点から頑張って解決したいと思ったことが一番大きかったです。
これまでのキャリアを振り返ってみてもそうなのですが、「売れなくて困っているんだよね」とか「こういうおもしろい情報を探しているんだよね」と言われたら力になって解決したいっていう気持ちが強くて、自分の原動力になっている気がします。
実際にシェアダインへ入社してみてどうでしたか?
経営陣含むメンバー同士や活動中のシェフとの距離が近くてフラットにコミュニケーションできるところや、意思決定も早くてスピーディーに仕事が進むところがシェアダインらしくて良いなと思います。TV放映があればインフラメンバーを巻き込んだり、マーケティングやデザイナーメンバー等、チーム横断で業務に取り組める環境です。
個人的にはもっとシェフとのコミュニケーションも深めていって、シェフのタレント化にもチャレンジしてみたいと思っています。シェアダインはチャレンジングな環境なので、好奇心旺盛な人は楽しめるタイミングなんじゃないかなと思います。切磋琢磨しながら一緒にシェアダインを盛り上げていける人と働いてみたいです。