- バックエンドエンジニア
- UXコンサルタント
- PMO
- 他25件の職種
- 開発
- ビジネス
- その他
あけましておめでとうございます🎍(執筆現在1月22日)
アジアクエストの22年度新卒米山です!
皆さんの2022年はどんな一年になりましたか?
■ 僕の新卒としての一年目は忘年会とともにありました
アジアクエストでは伝統的に新卒一年目が有志で忘年会運営を担います。
僕は今年、22年度新卒の代表として忘年会のプロジェクトマネージャを務めました!
今日はそんなアジアクエストの最高にイケてる忘年会を紹介します👏
※ちなみに忘年会への参加は任意です!
過去の忘年会
アジアクエストでは忘年会に力を入れており、コロナ禍前の2019年にはお台場でのリアル宝探し、2020年以降はオンラインでのTV番組パロディ放送など、居酒屋で宴会をする一般的な忘年会とは異なる独自の忘年会を行ってきました。
過去の忘年会の様子はこちらからご覧ください↓↓↓
オンラインでの忘年会としては3度目となる今年、新たな試みとして従来の番組視聴型の忘年会ではなく、忘年会運営や参加者同士のインタラクティブなやりとりが行われる参加型の忘年会を企画しました。(ちなみに初の企画会議は8月に桃井社長や忘年会マスターの西尾さんと行われているので実に4か月間にわたる大掛かりなプロジェクトになっています。)
■ 💻アプリ作っちゃった!
さて、参加型の忘年会を企画するにあたって今年は各10人8グループに分かれ4つの企画でのポイントの争奪戦を行うことになりました。
企画はクイズや対戦ゲーム、オリジナルのレースの順位予想など様々なものがあり、80人もの参加者の回答状況や順位、ポイントの管理をする必要が生まれました。
その時にふと思ったんです。
「アプリ作っちゃえばいいのでは?」
幸い22年度新卒には大学でデザインを専攻してた社員や専門学校出身・社会人経験ありの優秀なプログラマ、コンサル部でガッチリ鍛えられたシステムエンジニアなど精鋭が数多く揃っています。
じゃあやっちゃうか!ってノリで始めちゃいました(開発チームの皆様、僕の思いつきで本当にご迷惑をおかけいたしました。)
しかし、作るからには本気で作りたい!
まずは忘年会各企画で必要となる機能を洗い出し
- 要件定義書
- ワークフロー図
- 画面デザイン
- 画面設計書
- テーブル定義書
など、実際の案件でも作成されるドキュメントを作成しアプリ開発を進めました。
📝「アプリの画面設計書」(一部公開)
↑この画面は各企画で各グループが獲得したポイントを実際に付与する管理側の画面設計書です。設計書にはしっかりとアクションフローや各項目の仕様まで掲載されています。
💻「実際のアプリ画面」(一部公開)
↑当日はアプリ内でクイズの出題や各グループの回答発表も行われました!
解答判定のボタンを押すと各グループから送られてきた回答が発表され正解グループは青く光る仕組みになっています👏
トラブルもたくさん😰
しかし実際の開発と運営はそんなにうまくいきません…
自分が配属されている案件と並行して開発や運営をしているので時間もなければ人員も足りないんです。
そこで、
- 本当に必要な機能はどれか
- そもそも企画単位で処理を簡単にできないか
- フロントエンドデザインをシンプルにする代わりにバックエンドの開発にリソースを割けないだろうか
と限られた時間・リソースの中でなんとかやりくりしていきました。
↓例えばクイズ企画で利用する利用者側の画面UIには問題文や選択肢の内容は掲載せず、選択肢の番号のみを掲載しました。
↓代わりにzoom上にて放送された動画で問題を出題することでアプリ開発の負担を動画編集班で請け負い、ギリギリまで問題の修正や変更にも対応しました!
そしてなんとか開発、テストを終え忘年会当日を迎えました。
しかし、やっぱりバグは起きる笑
ユーザーは想定していない操作をするし、思いも寄らない入力が送信されてくるものなんですね笑
バグの解決のためにオフィスに遊びにきていた22年度新卒達が急遽対応に当たってくれました。
また、バグ対応中は忘年会の進行が滞りフリートークで一生懸命繋ぎましたが、参加者の皆さんが温かいコメントで盛り上げ続けてくれました。
↓zoomのチャット欄に流れてきたコメントを一部抜粋
3人のフリートーク力が高すぎて、ずっと聞いてたい
爽やかーー
がんばれー
福岡から見とるばい!!
きゃわいいいいいいい
selamat malam.(インドネシア支社からのコメント)
本当に暖かい会社だなあとしみじみ感じました😭
↓そんなこんなで最後は社長にしっかり締めていただき、無事忘年会は大円団で終了しました!
一緒に忘年会を作り上げ、当日も一緒に司会をしていた大浦くんと、最後思わず忘年会の成功を握手でお祝いしました🎉
■ 忘年会を新卒が運営する意味
最後にちょっと真面目な話です。
多くの成長、そしてもっと多くの反省、そしてもっともっと大きな達成感を得て忘年会のプロジェクトは終了しました。誰よりも忙しかったけれども誰よりも忘年会を楽しんだのは僕だったかもしれません。
全てが終わってみて気がついたのは、忘年会の運営は
失敗が許されている「案件」
だったんです。
今回の初期のアプリ要件定義は楽観的すぎました。
バグが起きないようにテスト工程はもっと慎重に時間をかけて行うべきでした。
当日のバグ対応を想定して事前に人員を配備するべきでした。
そもそもアプリのユーザーである参加者に、アプリの利用説明書を手元で見れるように配布していれば想定していない操作自体を防げたのではないか。
タスクを振るときは明確に期限を提示する必要があった。
その上でタスクの進捗はもっと定量的に把握していなければいけなかったし、進捗に沿って人員の追加の是非をプロジェクトマネージャーである僕が考えなければいけませんでした。
本当に多くの反省が出ました。
これが社外のお客様との本当の「案件」であれば、
新卒一年目であろうと許されないことだったと思います。
失敗できる環境で疑似的な「案件」の経験ができるという事が、
新卒が忘年会の運営をすることの最大の意義だったんじゃないかと思います。
(勝手に僕が思っていることですが笑)
「新卒が忘年会の幹事をする」と聞くと良くある年功序列のくだらない慣習のように聞こえるかもしれません。多分、ただ飲み会の日程調整をして、お店を予約して、会費を徴収する、といった忘年会の幹事なら僕もそう感じたんだと思います。
でもアジアクエストはそんなナンセンスなことはせず、忘年会にも成長の機会を与えてくれるイケてる会社だと思います。
面白いことに全力って感じがマジでイカしてると思うぜ!
また、成長の場にできるかどうかは運営する新卒達次第であるとも思います。僕は胸を張って忘年会を成長の糧にできたと思っているし、最後まで忘年会を一番楽しみました!
■ 忘年会を支えた縁の下の力持ち達の紹介💪
スタジオからグループ対抗フォールガイズの実況を担当してくれた番原さんと選手情報の伝達と集計を担当してくれた22新卒神田君↓
放送画面のモニタリングを担当してくれた宮島さん↓
左から各集計担当神田君(22新卒)、放送補助岸野君(22新卒)、放送担当末藤君(22新卒)
司会組左から大浦君(22新卒)、そのぴぃさん(かわいい)、米山(22新卒)↓
他にもたくさんの人たちが当日の運営に携わっています。本当に皆様お疲れ様でした!
■ 最後に
他にも、
- そもそものコンテンツを面白くすべく動画編集に総計100時間以上かけている事
- 陸上トラックを貸し切って10台以上のカメラを回して撮影した事
- クイズ企画はPCでのカンニングを前提にした作問をした事
- 参加率・視聴率を高めるために忘年会のCMを毎週新しく作っては流した事
- ビンゴの景品をカタログ形式にした事
- ゲーム企画に実況を付けた事
- 集計管理以外にもアプリの操作という体験を通してグループでワイワイ楽しんでもらう狙いでアプリを作った事
などなど、ここには書ききれない忘年会を楽しんでもらうためのたくさんの工夫と試行錯誤が有りました!
面白いことに全力なアジアクエストの文化とエネルギーを一緒に体験してみませんか?