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【責任は俺がとる】メンバーの挑戦を力強く支える“頼れる”事業責任者

■その人を知り、やりたいことを優先してあげたい


― 岩崎さんの現在の主なお仕事について教えてください

事業部全体を統括しています。日常的な業務アサインからトラブルまで、判断すべきことが種々生じますね。事業部には大きく分けて、お客様先常駐と、社内開発の部隊がいます。両方ともITの技術分野としては多岐にわたっていますね。


― かなりの大所帯を統括されているのですね。業務アサインの際には何を重視されるのですか?

適材適所”を気にしますね。何をその人がやりたいと思っているのかが一番重要だと僕は思っています。それを知るために、面談の際には「夢は何ですか」と聞くこともあります。夢が明確にある人は、その理由を深く聞いていくと性格や思考が見えてくるんです。

夢がなかったとしても「50歳には何をしていると思う?」というようなことを聞くと、考えていることが何かを話してくれますよね。そうやって個々人を知りながら「いろんなことをやってみることを推奨する、やりたいことがあったら教えて」というのを基本スタンスにしています。


― スキル面を重視されるのかと思っていました

求められるスキルレベルはもちろん考慮します。でも保有しているスキルだけで判断するわけでもないですね。特に入社後3年くらいは何かしら新しいことをやってもらうようにしています。元々サーバーサイドエンジニアだった人がアプリ開発を経験したいという希望を言ってくることも、その逆も結構ありますね。体制に余裕があるときにはできるだけ希望する業務に参画してもらい、経験を積めるようにしています。


― 早い段階から色んな新しい経験が出来るとスキルの幅も広がりますよね。案件としてはどんなプロジェクトが多いのでしょうか?

案件は本当に多様なのですが、最近だとECサイトのリプレース案件をやりました。かなり複雑な受注業務を反映させる必要があったので、業務を洗い出しして、決済パターンも全部可能になるようにして・・・サイト構築まで対応しました。アジアクエストには技術力の高いメンバーが集まっているので、ウェブサイト構築から業務システムや販売管理システムまで、お客様からの相談を何でも対応できるという強みはあると思います。


― 業務システムとなるとお客様の複数業務がまたがって範囲も広くなるので大変ですよね

そうですね。業務フローを書くところからですけれど、なかなか一回でクリアにはならないので、スケジュール設定から結構慎重にしています。規模が大きい案件ほど関係者も増えるので、プロジェクト管理が大変になりますが、その分我々のノウハウも増えていきますので非常に良い経験にはなりますね。


■個人を責めない。どんどんチャレンジ出来る環境をつくっていきたい


― ご自身でも様々な案件に関わりながら大所帯を統括していると思いますが、メンバーのモチベーションを保つのは難しいのではないですか?

アジアクエストには良い意味で“普通じゃない”個性的な人が私自身も含めて多いので、毎日試行錯誤の繰り返しですよ(笑)。ただ一つ意識しているのは、決して誰かを責めないということですね。我々の業務は一人で出来るものではないので、何か問題やミスが発生しても誰か一人の責任ということはあり得ません。誰かを責めてもお客様の為にはなりませんしね。

それよりもチームとしてどうリカバリーできるか、またそのようなことを起こさないためには何が出来るか、ということを考えるようにしています。それがメンバーのモチベーションを下げずに、どんどんチャレンジしていける環境をつくるためには必要だと思って日々メンバーと接しています。


― そのように組織のマネジメントに対しても日々試行錯誤をされていますが、会社としては今後どういう方向に向かっていくと思いますか?

全体の25%は挑戦的なことをやって、安定的な仕事を75%くらいのバランスでポートフォリオを組んでいくようなイメージを持っています。事業もそうですし、技術面でも新規にチャレンジする技術分野が25%くらいを占めるのが、アジアクエストらしいと思っています。

挑戦し続ける集団かつ「折れづらい組織にしていく」という感覚でしょうか。今、会社として打ち出しているデジタルトランスフォーメーション(以下DX)も新しい挑戦の方に含まれていくでしょうね。


■やっと新たな挑戦ができる要素が整った


― DXというキーワードも昨年社長から全社に向けて発信があったみたいですね。それを受けて岩崎さんはどう感じられましたか?

世の中的にもまだ明確に定義がなされていないワードでもあるので非常に面白いと思いました。ただ机上の空論になりがちなことでもあると思います。「こうなったらいいよね」「デジタル化を進めて変わることが必要だよね」と言うだけでDXは実現できないと思っています。本気で実現するなら、あらゆる検証実験をスピード感もって繰り返し、カタチにして効果を確かめ続けることが重要だと思います。

その為には、それが出来る体制や技術力お客様の課題に向き合うスタンスがないとDXの実現をサポートする企業に名なれないのではないかとも同時に思っています。やっとアジアクエストにはそれが整ってきたと感じているのでこれからが非常に楽しみなんですよね。


― 今後新たなチャレンジに向かっていくフェーズだと思いますが、どんな仲間を求めていますか?

今後は会社としてさらに変化が激しい状態になってくるので、その変化に柔軟に対応できる人と一緒にやっていきたいですね。また、その変化も今までにないくらいのスピードで起きていきます。一つのやり方や考え方に固執してしまう人や変化を好まない人は結構しんどくなると思います。どんどん新しい挑戦を繰り返して常に前向きにお客様と向き合っていける、そんな人がアジアクエストでは活躍していくんだと思いますね。


■アジアクエストをどこまで伸ばせるかに全力を


― 岩崎さんはどんなきっかけでアジアクエストに入られたのでしょうか?

元々社長が以前に創った会社の新卒1期生なんです。起業したいと思っていたので、ベンチャーで経験を積むことを求めてその会社で働いていたのですが、なかなか思うような活躍ができなくて悩んでいました。その際に社長と熱い話をする機会があって、気持ちの面で前向きになり、そこから仕事への向き合い方も変わりました。結果もついてくるようになったのもあり、非常にやりがいを感じてやれるようになっていました。

社長に救われたのもありましたし、何よりこの人ともっと一緒にやりたいという想いが強かったので、社長が前の会社を辞めてアジアクエストを創るタイミングで入社しましたね。今も変わらず、好き勝手やらせてもらっています(笑)。


― 社長の影響が大きいんですね!社長はどんな人ですか?

夢を語れる人ですよね。相当先を見ているので、急に10年後の話とかをし出すこともあるんですが、そういう発想にも魅力を感じています。育ててもらったし、一緒にずっとやってきた分、濃い関係性でしょうね。


― 会社の成長に伴い束ねる範囲も広がっていますが、どういう姿勢で仕事に向き合っていますか?

自分の価値はステージによって変わると思っているので、その都度必要だと思うことは全部やろうと思っています。「これ足りないな」「あれ抜けているかも」と思えば、先に動いたり裏で仕込んだりするようにしますし。また最近は、会社名の認知度をもっとあげようという方針になってきている部分もあります。

それに伴い、僕が前面に出ることで役立つなら・・・ということでWantedlyに露出したり、Twitterで発信するようになりました。得意なわけではないのですが・・・成長機会の1つだと思っています。


― この先は何を目指していますか?

アジアクエストをどこまで伸ばせるかというのを、ひたすらやりたいですね。「伸びる」のは売上や人数だけではないし、存在感のようなことかもしれない。1年後に一段階ステージがあがることを目指して全力で取り組むばかりです。

もう1つは、別府の拠点で地域の活性化に関わるような事業をしたいなと思っています。まだまだ地域でできることはあると思っていますので、具体的にアクションを起こし、地域に新たな雇用を生むような役割を担っていければと思っています!

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