APCのエンジニアが自社の推しメンを紹介する「ウチの推しメン」!
第7弾は、クラウド事業部 クラウドテクノロジーパートナー部 ALPSで活躍する鈴木康大(すずき こうだい)。同じプロジェクトでともに働く山部の推しメンです!
推しポイント
(クラウド事業部クラウドテクノロジーパートナー部 山部 和岐)
鈴木さんは、顧客リーダーの補佐としてプロジェクト全体の管理やリソースの調整、関係部署間のすり合わせといったPMO業務をしっかりと遂行し、顧客から高い評価を獲得。何事にも積極的に関わる姿勢や発言、チャレンジがその理由だと思います
また、顧客やAPCメンバーのみならず一緒にチームを組んでいる他社のメンバーとも積極的にコミュニケーションを取り、業務を円滑に進めるための良好な関係を構築している点も、鈴木さんの強みです。
技術寄りの前案件から、PMO業務への転向もスムーズにこなし、ステークホルダーからの理解を得ながら進めていく姿勢は、今後のマネジメント業務にも大いに活かされると思います。
推しメンインタビュー:鈴木 康大
——最初に、現在の業務内容について教えてください。
現在は、クラウド事業部 クラウドテクノロジーパートナー部に所属しています。この部門の役割はAPCのクラウド技術を活用した顧客支援で、私は顧客先の「ITインフラ部 サーバチーム」のリーダー補佐として、PMO業務を担当しています。具体的には、プロジェクト管理や必要となる予算・人材などのリソースの確保、関係部署間のすり合わせなどがメイン業務です。
顧客先の社員の方々から、「こういう研究開発をするためにはどうしたらいいのか?」といった新規事業に関わるような話から、「事業所にだいぶ昔のサーバがあるけどどうしたらいいの?」といった日々の小さな困りごとまで、本当に様々な相談が寄せられるので、そこからプロジェクト化したものの管理を行なっています。
——鈴木さんのこれまでのバックグラウンドを教えてください。
私は2021年の新卒入社で、未経験からITエンジニアとしてキャリアをスタートしました。入社して3年半ほどは、インフラエンジニアとしてAWSやAzureなどのクラウド関連のシステム開発業務を担当し、2024年7月にクラウド事業部 クラウドテクノロジーパートナー部 ALPSに異動して今に至ります。
——エンジニアから、PMO業務へ。大きな転向を決めた理由は何ですか?
一番の理由は、もっと人と関わりたいと思ったことです。
異動前はエンジニアとして黙々と開発を行うことが中心だったのですが、案件によってはお客様に話を聞きに行ったり、関係会社の方と打ち合わせを行なったりすることがあって、そこでの体験がきっかけです。プロジェクトに関わる方たちと顔を合わせて議論を重ね、課題を解決していくことに面白さを感じていました。実際に上司から「さっきのファシリテーション良かったよ」と声を掛けてもらうことがあって、「これは自分に向いているのかも」と思ったんです。
入社時は「クラウドって何?」というレベルからのスタートだったので、業務についていくことで精一杯でしたが、3年ぐらい経った頃から少しずつ余裕がでてきて、仕事における自分の強み・弱みがだんだんと見えてきたんじゃないかと思います。
——自分がより活躍できるフィールドだと思えたんですね。
そうですね。正直いうと、その頃に転職も考えたんです。APCにはエンジニアとして技術力を高めていく道しかないのかな…と勝手に思い込んでいたところもあって。そうしたらちょうどマネージャーから「PMOを経験できる案件があって、鈴木君に向いてると思うんだけどやってみない?」と声をかけてもらって!
——すごいタイミングですね。
そのマネージャーとは入社時から一緒に働いていて、月1回の1on1や雑談で、自分の興味やこれからのキャリアについて話す場面が多くあったんです。「人と話をしながらプロジェクトを進めていくことに面白さを感じてるところがあって」「PMの仕事にも興味があるんですよね」など、自分の気持ちを伝えていたこともあったので、ピッタリのタイミングで声をかけてもらえたのかなと思います。
自分がやりたいことはもちろんですが、仕事に対して積極的に発信していくことが大事だなと思った出来事ですね。
——推しポイントでもある「チャレンジ精神」にもつながっていますか?
そうですね。入社時から何か新しい仕事があった時にいつでも声をかけてもらえる存在でありたいと思っていたので、常に「いろんなことやりたいです!」「候補にいれてください」とアピールしていました(笑)。その結果、「新しいチームができたから行ってみる?」「社内向けの研修をやるんだけど、講師やってみる?」と声をかけてもらうことが増え、いろいろな経験を積むことができたと思っています。
——一方で、チャレンジすることへの怖さはありませんか?
もちろん最初は怖いです。でも、やってみたら大丈夫だったという経験が自信につながっていった感じです。できないことでも手を挙げてやってみたら、意外と何とかなるもんだなという成功経験を積んで、だんだんと怖さや不安が薄れてきたように思います。
今は、それ以上にチャレンジしたことで得られるものが大きいなと思っています。これまでとは違う仕事を任せてもらうことで、新たな経験を積む。それは、自身の仕事の幅につながります。新しいキャリアを拓くことなんだと捉えていますね。
▲休日の一コマ
——もう一つの推しポイント「コミュニケーション力」についての考えも聞かせてください。
コミュニケーション力については、社会人になる前は全く気にしていませんでした。エンジニアに必要なのは何より技術力だろうと考えていたのですが、働いてみて思うのは、コミュニケーション力の重要性です。エンジニアが一人でできる仕事は何もなくて、仲間と協力して、初めて仕事が前に進んでいくのだと理解しました。
ですから、こうやって推しポイントに挙げてもらえたことはとても嬉しいですね。現在の仕事においてはチームメンバーだけでなく、他部門の方や関係会社の方とのやり取りも多くあるので、これまで以上にコミュニケーションの幅を広げていきたいと考えています。
——人と向き合う上で大事にしていることはありますか?
素直さと誠実さです。
素直さは、自分のできないことを認めて、他人から学んでいく姿勢です。入社したばかりの頃、自分ならできるだろうと思っていた部分もあって、分からないことがあっても素直に質問できず時間を無駄に過ごしてしまったことがありました。変なプライドは捨てて、分からないことは分からないとちゃんと聞く、教えてもらったらお礼を伝える…そんなことの繰り返しによって、だんだんと難しい仕事もできるようになってきた感覚があるんです。
誠実さは、目の前の一つひとつの仕事に丁寧に向き合う姿勢です。議事録を作って参加者全員が見える場所に残して置いたり、後で振り返りができるよう開発プロセスを記録しておいたり…面倒だなと思うような細かい業務でも、目的を持ってコツコツと取り組むことがとても大事だと考えています。誠実な仕事ぶりは、結果として、一緒に仕事をする仲間からの信頼につながっているのではないかと思います。
——最後に、今後のキャリアについて教えてください。
現在はリーダーの補佐としてPMO業務を担っていますが、ゆくゆくはPMとして、プロジェクト全体を管理する立場になりたいです。PMとしての知識を増やし、多くの経験を積み「自分が責任を持って1つの案件を完遂した」と胸をはって言える仕事がしたいですね。
やっぱり僕は、いろいろな人と関わりながら問題を解決する仕事が好きなんです。こんなことがしたい、これはできないか?といった相談を聞きながら、解決策を一緒に考え、実行していく。最終的に困りごとがクリアになって、お客さんから「ありがとう」と言ってもらえることが何より嬉しいのだと思います。
そして、その取組が会社に対してもインパクトのある貢献へとつながったときは達成感が得られる瞬間です。これまで以上にリーダーシップを発揮し、仲間から頼られるPMを目指したいと思います。
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