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「まさにこれだ!」ITインフラ自動化推進事業に携わりたくて転職を決意~キャリア採用メンバーから見たAPCの魅力とは~

ITインフラ自動化支援サービス「Automation Coordinator」を提供するチームの一員として、
2023年1月に入社した廣井さん。ネットワークエンジニアとしてITインフラに関わってきた中で、
自動化の必要性をヒシヒシと感じ、この事業に興味を持ったそうです。

今回は、廣井さんがなぜ自動化の必要性を感じたのか、
そして転職先としてエーピーコミュニケーションズ(以下 APC)を選んだ理由などについて、
インタビューしました。

◆まずは廣井さんのこれまでの経歴を教えてください。

学生時代ITとは関係ない専攻でしたが、とあるきっかけでIT企業のインターンに参加し、
その研修を通してインターネットの仕組みに興味を持ちネットワークエンジニアになりました。
拠点間VPNの構築、社内システムの運用などいくつかの職場を経験しながらネットワークと
サーバーについて勉強し、前職ではSIerの請負チームの一員としてネットワークの設計構築や、
ネットワーク監視サービスの技術支援を担当していました。

◆APCに入社を決めたきっかけはなんですか?

今までの仕事の経験を通して、システムの運用とセキュリティの観点から
ITインフラの自動化に対して強い関心を持っていたのが一番の理由です。
SIerとして顧客企業から相談を受け、システムの状況やトラブルの調査をしている中で、
多くの企業にとってITインフラの運用管理が大きな負担になっている実情を目の当たりにしていました
例えばインターフェースにIPアドレスを設定するだけでも対象機器のOSや製品ベンダーごとに設定する
ためのコマンドや確認方法は異なり、ネットワーク専門のエンジニアである自分でさえ、それらを把握
するだけでも一苦労です。同じことをやりたくてもベンダーごとに仕様が大きく異なるネットワーク製品
について、「もっと楽に管理できたらいいのに……」と思うことが多々ありました。

次に影響を受けたのが、定期購読している日経ネットワークで紹介されていたあるニュース記事です。
日本・アメリカ・オーストラリアの三ヵ国で行われた、セキュリティ人材の不足や対策に対する
調査結果をまとめたその記事では、日本企業の9割超が「セキュリティ人材の不足を感じている」
と回答したの対して、他の二国では「充足している」という回答が8割に達したという、極めて
対照的な調査結果が報告されていました。日本以外の二ヵ国が「充足していると考える理由」として
第1位に挙げていたのが「セキュリティ業務がシステム等により自動化・省力化されているため」でした。自動化による省力化は、年々重要かつ複雑になっているセキュリティ対策の一部でもあると認識しています。

こういった背景もあり、複雑な運用の改善、セキュリティ対策の強化など
ネットワークエンジニアとして自分が関心を持っている様々な課題への解決策として、
ITインフラの自動化が有効という考えが強くなっていきました。
転職活動中、転職エージェントからAPCのITインフラ自動化推進事業の求人を紹介されたとき
「まさにこれだ!」と思い応募しました。

◆「ITインフラの自動化」というのが大きな転職軸だったのですね。転職活動中には色々な企業が候補に上がったと思うのですが、客観的に見てこの領域でのAPCの強みはなんだと感じていますか?

APCの強みは、事業の強みとなる技術知識を積極的に公開していることだと思います。
ネットワーク自動化コミュニティへの貢献やブログでの情報発信を通して、
ネットワーク自動化について検索するとAPCの名前を目にする機会が非常に多いです。
それによって、この分野における大きな「存在感」を持っています。私も前職でFWに関する自動化を
検討し調査していた時、日本語で検索すると高い確率でAPCエンジニアのブログが出てきたこともあり、
転職前から存在を知っていました。なので、転職エージェントから紹介されたとき、社名を見て
「自動化で有名なあの会社だ!」とすぐに分かりました。
同様に企業のIT担当者が自動化について調べていると、Ansibleを提供するRed Hatやネットワークの
最大手ベンダーであるCiscoなどが公開する資料と並んでAPCエンジニアが書いているブログや書籍を
知る事になるのではないでしょうか。

また、他のSIerの多くが具体的にどうやって自動化するかは門外不出で、自社の提供する自動化支援の
事業説明や宣伝にとどまっているのに対して、APCは実際にエンジニアがITインフラ自動化に着手したときに参考となる具体的な技術ノウハウを積極的に公開しています。そうした公開情報から伺える実績を見て、まずAPCに相談してみようと考える企業は多いのではないでしょうか。

◆とても嬉しいお言葉ありがとうございます。廣井さんがAPCに現状で感じている魅力などありましたら教えてください。

私が配属になって間もなく、先輩方と一緒にお客様からのAnsibleのインストールに関するトラブル対応した際に印象に残ったことがありまして……。それは、お客様からの相談に対応するとき、すべての手順を丁寧に教えて「APCにすべてお任せ」とさせるのではなく、”お客様が自身で解決できるようになること”をゴールとして目指している点でした。
例えばシステムのインストール方法について答えるとき、参考となる記事が英語しかない場合があります。最初私は公式ドキュメントに対して日本語に翻訳したものを添える事を提案しましたが、先輩からは「このシステムの運用をする以上、お客様は英語のドキュメントを自力で読める前提で臨むべき」との指摘を受けました。今までの仕事の経験からすると、サポートとしてはやや突き放した感のある対応に感じましたが、確かにお客様がサポートなしで自力で運用できる状態をゴールとするのであれば、自力でドキュメントを読めるようになって頂く必要があり、先輩の指摘に深く納得しました。

もう一つは、ITインフラ自動化推進事業そのものです。
APCはAnsibleなどネットワーク自動化に関するノウハウを多く持ち、それらを技術ブログ等によって発信しています。自動化を導入したいと思った時、この情報だけでもそれなりの成果を得ることは可能だと思います。しかし新しくシステムを導入したり改善しようとすると、自分達の目的や環境に合わせてツールや技術の使い方を調整したり、予想外のトラブルに対処したり、そもそも自動化したいと思っている業務プロセス自体を見直すなど、あらかじめ網羅的に検討するのが難しい事象が無数にあります。過去の経験や既に持っている考え方をベースに自力で解決できるエンジニアもいると思いますが、自動化を実施したいと思っているすべての人が一からそれを習得するのは時間がかかります。
そういう時、APCの自動化導入サポートを活用する事で、試行錯誤の過程を減らすことができると思いますし、将来的に内製化が進み、自動化に関する問題を自身で解決できるようになっていただけると強く感じているので、そこに魅力とやりがいを感じています。

◆最後に、これからAPCの一員としての意気込みを教えてください。

これからAPCの一員として、一人でも多くのシステム担当者がシステムに振り回されずに、有意義な仕事をしていただくための助力となるように邁進していきたいと思っています。改めてよろしくお願い致します。

◆ありがとうございました。これからのご活躍を期待しています!

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