今回は、前回の「IT業界の5分類」の中で紹介したAPCが所属する「SI業界」をさらに掘り下げて、3つの分類に分けてご紹介します。
前回分をご覧いただいていない方は、ぜひそちらからどうぞ!
分類1:メーカー系SIer
前回のIT業界の5分類にあった「ハードウェアベンダ」から独立して生まれたのが「メーカー系SIer」です。
メーカー系SIerは、自社のプロダクト(製品)に関する知識やノウハウを生かし、親会社やグループ会社のシステム構築から他業種まで、幅広いシステム構築をおこないます。
特定の製品に精通したいという人に向いている分野ではないでしょうか。
分類2:ユーザー系SIer
上記のハードウェアベンダ以外の、保険・銀行・商社といった様々な企業の情報システム部門から独立して生まれたのが「ユーザー系SIer」です。
ユーザー系SIerは、親会社やグループ企業のシステム構築・運用保守を主におこないます。
基本的には親会社のシステムに関わることが多いため、ITの知識だけではなく、親会社の業務知識も必要となります。じっくりひとつの案件に携わりたいという人に向いている分野だと思います。
分類3:独立系SIer
APCはこの分類に入ります。
「独立系SIer」はメーカー系SIerやユーザー系SIerのように親会社を持たず、独立した資本で運営しているSIerです。
親会社が存在しないため、色々な分野の案件に関われたり、システム構築をする際の機器やソフトウェア選定の自由度が高いので、幅広い知識を得ることができます。
APCはITシステムの基盤となるITインフラ(ネットワーク・サーバ・ミドルウェアなど)を得意としており、前回のIT業界の5分類にあった「通信サービス業界」や、今回ご紹介した「メーカー系SIer」に多くお客様がいらっしゃいます。
【参考】主な取引先企業:https://www.ap-com.co.jp/company
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成り立ちによって特徴が異なることがイメージ出来れば十分です!
次回は独立系SIerであるAPCの、具体的な業務内容についてご説明したいと思います。