IT業界のトレンドは常に変化しています。知識と経験のアップデートを怠っていると、気づいたら自身の市場価値が落ちていた……というケースは珍しくありません。
とはいえ、「資格を取得すればスキルと認められるのか」、「資格を持っている=即戦力とは限らないのでは?」と考えたことがあるエンジニアは多いのではないでしょうか。
ということで、今回も前回に続き研修制度の紹介です。
前回:技術研修もリモートで!"エンジニアの腕"を磨くAPCの社内大学「APアカデミー」
スキルとして認められるのは「実績」であり、実績を作るのは「案件」。でも案件は実績がないと携われない……
そんなジレンマに対し「案件に近い経験が積める実践型の研修をつくろう」という考えのもと、「TUF研修」が設計されました。(TUFは「Technical Use for the Future」の略)
TUF研修のテーマは「研修で職務経歴書に記載できる実績をつくる」です。
「こんな感じのものをつくってください」と講師から提示された要件をもとに、受講者自身がプロセスから考え、とことん手を動かすという点が特徴です。
技術力だけでなく、要件をヒアリングする能力や成果物を説明する能力など、業務でも重要なスキルを磨くことができ、座学やハンズオン研修とは一味違った研修となっています。
<過去のお題>
・AWSアーキテクチャを用いたオンライン出品システムを考えてください
・お客様の課題(業務効率が悪い/ヒューマンエラー多発等)を「自動化技術」を用いて解決してください
もちろん技術的なアドバイスは講師陣が行うので、分からないことがあっても安心して相談できます。
2020年度でTUF研修は3期目を迎えますが、開催の度にキャリアアップの事例が増えています!
・Windows系サーバの運用保守業務 から パブリッククラウド設計・構築業務へ
・情シスの申請・調達・調整業務 から クラウド基盤の運用へ
・オンプレシステムの輪番運用業務 から 上流の設計・構築業務へ
APCではTUF研修以外にも、エンジニアの市場価値を高める様々な制度があります。
興味がありましたら、是非ホームページをご覧ください。