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こんにちは、広報の加藤です。今回は2021年年間MVPを受賞した、ロジスティクスカンパニーマネージャーの眞玉 京さんへのインタビューをお届けします。
年間MVP受賞にあたって眞玉さんのどのような行動が評価されたのか。バリューフィットの観点から紐解いていきます。
競合調査のつもりが一転...… サービスに魅力を感じてタイミーに入社
ータイミー入社以前の、眞玉さんのこれまでを教えてください。
幼い頃から将来の夢はサッカー選手で、小学生の頃には神奈川のU-12の代表に選ばれるなどサッカーに打ち込んできました。スポーツ推薦枠で大学に進学しその夢を実現しようと推薦枠を志望していましたが勝ち取ることはできず挫折を味わい、企業に就職して社会人としての道を選ぶことに。
大学卒業後は新卒で総合商社に入社しました。オフィスビルを回って、最上階から最下階まで飛び込み営業をかけ続ける日々。2年間在籍していましたが、縦割りで実力を発揮しづらい雰囲気があり、元々完全実力主義でサッカーを続けてきた自分の肌には合わず転職を決めました。
2社目は、社員数200人規模で設立から10年程度の中堅企業。テレアポから商談して無形商材を売る経験は大きな学びになりましたが、入社後1年がたった頃に、より裁量のあるベンチャー企業への転職を決意。社員数5名のSaaS系HRの企業に入社しました。入社後半年で営業部長になり、15名ほどのメンバーをマネジメント。1年程度の勤続の間に社員数は50名まで成長し、組織の急拡大を経験しました。各メンバーのモチベーション管理や数字の管理はそこで学びましたね。
ータイミーへの入社経緯を教えてください。
実は、タイミー入社前に競合にあたるサービスを作ろうと思っていたんです(笑)。 3社目にあたる前職の会社で新規事業部の立ち上げを考えていて、ちょうど流行していたUber eatsのアルバイトバージョンがあれば面白いなと。すでに似たようなサービスに「タイミー」というのがあるから、事業開始のヒントを得るために採用面接を受けに行ってみよう...…最初はそんな流れでした。
全く入社するつもりは無かったのですが、代表の小川と当時の営業部長である岡田と話して、こんな人たちと一緒に熱く仕事ができたら面白そうだなと感じて。熱さに惹かれていつの間にか入社を決めていました。
ー入社の決め手は何でしょう?
一番は、サービス自体の魅力ですね。このサービスが世の中に広がったら、人手不足の世界がどれだけ変わっていくのかなと。
toBだけでなくtoCに対しても「新しい働き方」という価値を提供できるタイミーは、画期的なサービスだと思っています。これまで、世の中に大きな影響力を与えられるような革新性のある商材を売ったことはありませんでした。自分が本気で良いと思えるサービスを取り扱うこと自体が貴重な体験だと感じています。
企業様の「こうありたい」を実現する 理想ファーストな提案
ータイミーでの具体的な業務を教えてください。
事業本部ロジスティクスカンパニーのマネージャーとして、与えられた事業目標を達成するための計画・戦術設計と、各メンバーへの目標の落とし込みを行っています。
また、メンバーの商談へ同席したり大手の企業に自らセールスしたりと、プレーヤーとしても業務にあたっています。
ーやりがいを感じるのはどんな瞬間でしょうか?
タイミーの成長を売上の伸びを通して感じられる時ですね。成長しているということはそれだけタイミーが世の中に広まって、その分世の中が良くなっていることだと思っているので、一チームを持ってそれに貢献できているのだと思うと大きなやりがいを感じます。
また、クライアント企業に伴走して目標を設定し、それを成し遂げた時には大きな喜びを得ますね。「タイミーと二人三脚で人材課題を解決していく。他サービスには頼らない。」と、ある企業様に頼っていただいた時は、セールス冥利に尽きるなと感じました。
ーお客様へのご提案時に心がけていることは何ですか?
「理想ファースト」(*1)のバリューに沿う話だと思いますが、企業様の固定概念にとらわれないような提案を常に心がけています。企業様の「こうありたい」という未来の理想像をいくつか想像してご提案することで、潜在的な人材課題を掘り起こすのです。ただ直近の人手不足を解消するためだけにタイミーを使うのではなく、理想像に近づくためにタイミーを使ってその価値を最大化してもらう。メンバー達にもこれだけは提案の時に意識するように日頃から伝えています。
「1時間から人を呼べる」ことの真の価値を企業様はまだまだご存じではありません。誰も知らない価値をゼロの状態から提案できるのは、新しいサービスならではだと思います。
(*1)タイミーの4バリューの内の一つ。「前提にとらわれず、あるべき姿から逆算し更なる高みを目指そう」
「眞玉さんが言うならやるしかない」と思ってもらえるように オールスクラムな組織づくり
ー2021年の年間MVPを受賞されましたが、ご自身の行動のどの点が評価された結果だと思いますか?
年末の売上の拡大を目指して今すべきことを戦術化し、それをメンバーに展開して推進するまでのスピードが速かったことでしょうか。毎月、先月の課題をスピード感持って改善していった結果、チームがみるみる進化していったんです。
自分一人では絶対に達成できないものだったので、とにかくメンバーに頼ってそれぞれに責任を持ってもらうことを意識しました。一人ひとりにチームの中での役割を持ってもらうことで、ロジスティクスチームをよくしようと主体性が生まれ、全員が同じ目標に向かって動けたんじゃないかと思います。
ーオールスクラム(*2)なチーム作りもMVP受賞にあたって評価された点なのでしょうね。
実は昔は真逆だったんですよ。高校のサッカー部で部長だった時は、相当我が強いリーダーでした。ボールを持ったら3秒以内に自分にボールを渡さなくてはいけないなど...…。気がついたら誰もついてきてくれなくなってしまって。今思えばそんな人と一緒にプレイしたく無いですよね(笑)。
この経験から、メンバーのことを信頼して頼らないと、チームは動かないのだと痛感したんです。
自分自身マネジメントはまだまだ手探りなので、「眞玉さんが言うならやるしかない」と思ってもらえるように、足りないところをメンバーに対して曝け出すようにしています。
(*2)タイミーの4バリューの内の一つ。「自身の責務を果たすだけでなく、チームや会社の成功にも全力を注ごう」
ー最後に、今後の目標を教えてください。
個人としては、まだまだ未熟なマネジメントを強化していきたいと思っています。自分流のマネジメントを語れるように型化して、他の組織にも展開(バトンツナギ(*3))できるようにしていきたいですね。
また「働く」のインフラ作りのために、ワーカー様も企業様もwin-winになるような環境を作っていきたいと思います。普段企業様を相手に仕事をすることが多いですが、商談の時でもいつでも常にワーカー様のことを念頭に置いています。ワーカー様のためになる提案が、結局はマッチング率向上など企業様のwinにつながることが多いですから。これからもワーカーファーストを肝に銘じながら、「やっていき(*4)」の精神でお客様に向き合えられればと考えています。
(*3)タイミーの4バリューの内の一つ。「できたことは仕組み化し、未来のタイミーを強くしよう」
(*4)タイミーの4バリューの内の一つ。「失敗を恐れず、大胆に挑戦し泥臭くやりぬこう」