株式会社Musubi Lab

東京都

持続可能な伝統工芸の未来をつくる

日本各地の職人が伝統技術・日本文化、そして想いを込めて作り出す美しい器。地域ごとの美意識、暮らしに根ざした形や色彩は、食器一つひとつの個性として表れ、ブランドや職人が語る世界観を感じます。そんな日本独自の和食器を通じ、世界中のダイニングを豊かにすることが私たちの使命です。ただ良いものを届けるのではなく、人々の暮らしに合わせてダイニングを楽しんでもらう。職人の誇るべき技術と想いを次の世代へ繋げていく。作り手も使い手も豊かになる社会の実現に向け、伝統工芸に革新を起こす存在を目指します。

価値観

日本各地の伝統食器を世界へ発信するダイニングのECサイト「MUSUBI KILN」を運営する当社。海外の方々の中には、日本に来たことも無ければ、匠の技術を手に取って触れたことがない人も多くいます。どれだけリアルな情報を届け、奥深く価値を理解してもらうか。私たちの仕事はとてもクリエイティブで、正解は1つではありません。そのため、1人でじっくり考えること以上に、チームで意見を交換して視野を広げる作業はとても大切です。気軽で真剣な雑談はいつも行われています。

Musubi Labで働くということはメンバー自身が「やりたいこと、やるべきこと」が何かを考え・小さく試し・大きく育てていくということ。世界中のダイニングから創造的で豊かな人生を提供するために、会社としての方針はありますが、そこまでの道は一人ひとりのメンバーが持つ強みや個性、センスを活かして作っていきます。前例のないこともどんどん挑戦するメンバーばかりです。描いた通りにいかないことももちろんありますが、次に繋げればOK。その分かれ目は、「やれることをやりきったかどうか」だと思います。

このカスタマーファーストは、お客様は神様という考え方とは少し違うかもしれません。私たちのお客様は、世界の暮らしを豊かにするというミッションや、伝統技術や文化を未来へ残していきたいという当社の想いに対してファンでいてくれる存在です。ファンでありお客様である世界の方々に、喜びや心地よさを感じてもらえるモノ・コトがなにかを考え抜くこと。それが私たちの考えるカスタマーファーストのあり方です。

当社には多くの主婦スタッフも在籍しています。「フルタイムで働くのは難しい...。でも、創造的でワクワクする仕事がしたい！」そんなメンバーが多いです。ライフスタイルの変化があっても、会社として働きやすい環境を整えることで、やりたい仕事に取り組める環境づくりを大切にしています。リモートワークや出社のハイブリッド体制などなど。 Musubi Labでは、ライフスタイルを第一に考えた働き方が叶えられます。

私たちは、ECサイトで発信するコンテンツを「仕事」として考えている感覚はありません。自分たちの日々の「暮らし」にある様々な場面を切り取った素材一つひとつをコンテンツに変えていきます。生活の中にある好奇心や感情を活かし仕事をしているイメージです。そうすることで、実際に見ていただく方々の心を本当の意味で動かし、「共感」の輪をつくっていけると思います。また、気になる食器を安く買える割引・金継や花道の先生を招いた体験教室の実施・美術館のチケット補助など、楽しみながら仕事にも活きる制度を取り入れています。

海外に向けてコンテンツを発信していますが、チームメンバーのほとんどは英語でのコンテンツ制作が未経験でした。どのメンバーも「〜が面白いのでは？」「〜ってなぜだろう？」と試行錯誤を重ねながら、それぞれが得意分野をカバーし合うことで小さな挑戦をどんどん行なっています。うまいかないことはもちろんありますが、それが正解に近づく近道であることがほとんど。失敗という経験は財産だと捉えています。