1
/
5

【MD・商品企画】うつわが好きで、コミュニケーションが得意な方、募集中です!

今回、インタビューするのは、MD・商品企画部の白田さんです。

前回のインタビューでは、アートディレクターチームのアシスタントとして入社し、さまざまな経験を積んでいる様子をお伝えしました。

その後、アートディレクターチームが「MD・商品企画部」と「制作部」に分かれてから、白田さんは「MD・商品企画部」のスタッフとして活躍されています。

そんな白田さんに、現在の役割と、今後一緒に働きたいと思う人物像について聞いてみました。

入社してから今までの変化

「MD・商品企画部」のスタッフに配属されましたね。仕事上、どのような変化を感じますか?

「以前よりも、新商品の企画にウエイトを置くようになったのが大きな違いです。例えば、既存のサプライヤー(窯元)さんだったら、そこの新商品を探して紹介しますが、新規のサプライヤーさんを開拓する場合には、展示会に行ったり、Instagramなどのアカウントで情報を収集し、訪問するところから始めます。まだサイトで取り扱いのない産地や、焼き物を探して、出会いを繋ぎながら探しているところです。」

以前のインタビューで、前職(*ECサイトでの企画)やウェブマーケティングを勉強していたこともあり、ECサイトの仕事を第一条件に転職活動をしたと話されていましたね。そこでMusubi Labに入社したということでしたが、前職の食器業界での経験は生かされていますか?

「確かに、商品の調達のノウハウは生きていますね。ただ、この会社は海外向けということもあるので、国内向けとは違う部分で気にしないといけないことも多いです。海外発送用の梱包が可能ですかとか、化粧箱に入っていますかとか。追加で聞かないといけないことは増えました。」


海外ECならではの大変さ

サプライヤーさんごとに確認しないといけないので、大変な作業ですよね。

「そうですね。まずMusubi Labがどういうお客さん向けのサイトで、どういうふうに商品を販売したいのかを説明する必要がありますね。第一に、割れないようにお届けしないといけないので、実際にこうやって梱包して欲しいと細かくお願いしないといけない。こういった窯元との連絡は、販売スケジュールを意識しながら行うことも不可欠です。細かい業務が含まれるので、綿密なコミュニケーションをとりながら一緒にやっていけるメンバーを増やしたいですね。」


今後取り組んでいきたいこと

今後はどのようなことを部で取り組んでいく予定ですか?

「販売後の動向を分析し、改善していくといった、KPI分析を強化したいです。魅力がある新商品の企画はもちろんですが、過去のデータをきちんと理解して、効果的に売り上げ目標を達成できるように目指していきたいです。」


MD・商品企画ってこんな仕事

次に、商品の選定〜販売までの流れを聞いてみました。

  1. 展示会訪問

    「都内や地方で開催される展示会を訪問し、新規でお取り扱いしたい商品を開拓します。選定基準は色々ありますが、今のラインナップにない産地やアイテムかどうか、パーツ一つ一つが日本製かどうか、窯元や職人さんのストーリーなどもお伺いします。インスタグラムで気になった窯元の作陶展があれば、直接伺ったりもしますし、出張先で時間を作って立ち寄ってみたり、店頭で偶然見つけたり、と出会うきっかけは様々です。」

  2. 商談(商品選定・サンプル発注)

    「Musubi Kilnのサイトの紹介をし、興味をもってくださる窯元さんと商談を開始します。海外発送の取引が可能か、納品の条件など確認していきます。
    その後、ECサイトならではのポイントを踏まえて扱い希望商品を選定します。数量限定や季節限定商品などは外したり、色合いの個体差がある陶器の商品はサイトで個体差例として紹介するので、1点ではなく、複数個発注したりもします。」

  3. サンプル到着・確認

    「実際にお客様に納品される梱包状態でオフィスに納品頂きます。海外配送時に割れないような梱包になっているかなどの確認や実際に商品を見て、クオリティをチェックします。」

  4. 商品サイズ計測

    「商品の箱サイズ、重量を計測します。こちらは送料の計算に関わる大切な工程です。また、商品自体のサイズ計測も行います。カップ・汁椀は、容量の計測もします。お客様が実際に購入された後、イメージと違った、ということにならないように、情報はできるだけ多く掲載します。」

  5. 商品企画会議

    「到着した商品を見ながら、スタッフに紹介します。窯元や商品の紹介、販売目論見などをプレゼンします。また、ライターチーム、制作チームと一緒に、どのようなコンテンツで紹介できるか考え、必要な記事について話し合います。職人さんインタビューや製作工程紹介、技法の説明の記事が、主に必要となります。会議で出てきた質問事項をまとめて、窯元さんに再度問い合わせしたり、取材の依頼も行います。」

  6. 商品登録

    「商品サイズや、産地などの情報をもとに、販売システムへの商品登録を行います。ここには、撮影した画像や商品説明文章などを各チームが挿入していきます。」

  7. 販売用商品の発注~発売

    「採用決定商品の発注を行います。同時に納期の確認をし、およその販売時期を決めて、各チームが撮影や、記事制作に入ります。
    サンプル発注から発売までには早くて2ヶ月はかかり、ようやく発売日を迎えます。商品企画の工程以外にも、商品撮影、テーブルセッティングでのシーン撮影や、取材、記事製作などがあり、取材に同行することあります。」

どんな人にきてほしいか

最後にどんな方と一緒に働きたいか、メッセージをお願いします!

「現在は私と上司2名体制ですが、新商品も増えており人手が足りない状況です。商品発売後も売上数字を確認して第二弾商品を検討したり、売上が芳しくない時には再PRすることをより強化していきたいと思っているので、数字分析が得意な方だと嬉しいです。ちなみに海外向けECなので英語が必須と思われがちですが、主にやり取りするのは国内のお取引先様です。また、月に1~2回出張に行き窯元さんとコミュニケーションをとる機会が多いので、人と話すことが好きだったり、新しいことを素直に吸収したい意欲のある方に向いていると思います。うつわ好きな方のご応募をお待ちしています!」


新商品の買い付け・開発
バイヤー×伝統工芸 | あなたが選んだ商品を世界に紹介しませんか?
私たちは、海外に向け、日本各地の職人が作り出す美しい和食器を届けています。 また、自社のブランドECサイトで、様々なコンテンツを生み出し発信しています。 ▍自社ブランドのECサイト「MUSUBI KILN」とは? むすび窯「MUSUBI KILN」は、日本各地の伝統食器を世界へ発信するダイニングウェアブランドで、私たち自身で運営しています。 伝統技術・日本文化・作り手の想い。 そのすべてが詰め込まれているダイニング商品の数々を紹介することはもちろん、世界中の暮らしを豊かにする情報を多角的に発信しています。 海外の方々の中には、日本に来たことも無ければ、匠の技術を手に取って触れたことがない人も多くいます。 目の前で手に取るようにリアルで、奥深く価値を理解してもらうためには、和食器そのものの良さを単純に伝えるだけでは十分ではありません。 器に秘められたストーリー・テーブルコーディネート・レシピの紹介...ダイニングを通じて日常を彩る情報、読んだだけで知識が深まり幸せな気持ちになるコンテンツを発信するのが「MUSUBI KILN」です。 ▼詳細はこちら HP:https://musubilab.com/ note:https://note.com/musubi_lab/ ▍コンテンツ力は私たちの強みの1つ! 私たちは、実店舗の方よりもプロダクトのリアルな魅力を深く説明することを意識し、コンテンツを作成しています。 たくさんの写真・表現力の高い言葉・動画などを駆使して、良いコンテンツができるようメンバー総動員で取り組んでいます。 ▍今後の展望 数十年の間、縮小し続けている伝統食器産業ですが、日々の私達の活動の中で非常に大きなポテンシャルを感じています。 また、伝統や文化はもちろん、日本職人の方々が受け継いできた想いと技術は、継承していくべきだと強く思います。 ファッションやコスメなどの業界では当たり前のブランディング・コンテンツ制作・流通のメソッドを、業界にフィットする形で導入し、産業を盛り上げ、日本の未来を作ってきたいと考えています。
株式会社Musubi Lab


株式会社Musubi Labからお誘い
この話題に共感したら、メンバーと話してみませんか?
株式会社Musubi Labでは一緒に働く仲間を募集しています
12 いいね!
12 いいね!

同じタグの記事

今週のランキング

冨永 千明さんにいいねを伝えよう
冨永 千明さんや会社があなたに興味を持つかも