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備前焼の里へ、一泊二日の岡山出張記(後編)

岡山県への出張記、後編です。
前日とはうってかわって穏やかな秋晴れに恵まれた2日目の様子を、どうぞご覧ください。



2日目(宝山窯ギャラリー〜周辺散策〜Stella Cafe〜Takatsuki〜後楽園)

朝一番に向かったのは、宝山窯ギャラリー。先日のインタビューの続きをお願いしていました。

宝山窯は、安土桃山時代から続く備前焼窯元六姓の一つ、由緒ある窯元です。森敏彰さんが窯を継ぐまでにどのような人生を歩まれてきたのか、そして備前焼の将来を担う作家として今後目指していることは何なのか。ギャラリーで作品にかこまれながら直にお話を伺うことができて、たいへん有意義な時間でした。

その後、周辺の伊部(いんべ)地区を森さん自ら案内していただけるとのことで、神社や昔の窯跡などを一緒に回りました。

天津神社には、狛犬、参道の敷石、屋根瓦などに備前焼がたくさん使われています。境内の裏手には七福神の置物も。

貴重な散歩のあと、宝山窯ギャラリーで個人の買い物を楽しんだら、次の目的地であるStella Cafeに向かいます。

港町に似合う、青と白が爽やかな外観。地元の果物をふんだんに使用したケーキが人気のカフェ「Stella Cafe」。

宝山窯による珍しいハートのケーキプレート。すぐ近くにある「備前♡日生大橋」から着想を得たそうです。

港近くで売っていた、牡蠣の串焼きがあまりに美味しそうで購入。梅原さんいわく「人生で食べた牡蠣のなかで一番美味しかった」そう!

ここまでずっと食べていましたが、次はランチタイムの取材です。

今年の4月にオープンした、『豆富と、備前焼 takatsuki』へ。岡山市中区で60年以上続く『増田豆富店』が新たに手がける豆腐料理専門店です。

こちらのうつわは、すべて備前焼。美味しくヘルシーな豆腐の小鉢料理を、県北から移築されたという古民家でいただきます。

火襷(ひだすき)のコーヒーカップ。最終目的地の前に、ほっと休まる時間でした。

帰りのフライトまで時間があったので、『takatsuki』の増田さんからお勧めしていただいた、日本三名園のひとつである後楽園に向かいます。

しかし、駐車に時間がかかったのと、入り口の門まで思ったよりも遠く、滞在時間がわずか15分!完全に時間配分を間違えてしまいました。旅にハプニングはつきものとはいえ、次回からの出張ではもう少し効率よく回りたいなと誓った一同でした。


いかがでしたか?Musubi Labの出張は、日本の食器と文化を味わえる、またとない機会となります。「和食器が大好き」「日本の文化を世界に広めたい」という意欲ある方がチームの一員となってくれることを、社員一同心より願っています。この記事に興味を持った方は、ぜひ一度話を聞きに来てくださいね。

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