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【インターン業務紹介】名古屋大学駅広告リニューアルプロジェクト

こんにちは!採用担当の久保田です。

今回の記事では、インターンの業務紹介です。2024年6月末にリニューアルされた名古屋大学駅構内の広告看板について、その企画と制作を僕が担当させていただいたので、その様子をご紹介いたします!

「スタメンのインターン生って具体的に何をするの?」「どんな業務ができ得るの?」と疑問を抱えている方や、「スタメンのインターンに興味がある!」という方は、ぜひご覧ください👀

プロジェクトの概要

今回携わったのは、名古屋大学駅構内に設置されている2つの駅広告を差し替えるプロジェクトでした。名古屋大学駅(以下、名大駅)は名古屋大学や南山大学の学生が通学に利用する駅で、スタメンは1年ほど前から改札前と1番出口の2箇所に広告を出しています。

駅広告を出す一番の目的は、潜在的な会社の認知度向上です。しかし、実際に駅を利用する学生に広告について話した際に、あまり知られていないことが分かりました。掲出してから時間が経ってしまっていることや、さまざまな理由があるかと思います。

旧広告の写真。左が一番出口、右が改札前のデザイン。

そこで、名大駅を利用する学生にスタメンという会社の存在を、より広く知ってもらえるように、駅広告のリニューアルプロジェクトが立ち上がることになり、普段から駅を利用している僕もプロジェクトオーナーとしてプロジェクトに関わることになりました。

ここからは、駅広告ができるまでの様子をご紹介していきたいと思います!

駅広告ができるまで

初回打ち合わせ

初めにこのプロジェクトについて説明を受けたのは、去年の1月。上司である久保田さんにリニューアルする経緯を伺い、プロジェクトがスタートしました。ただ、この時点では完成イメージはもちろん、進め方やターゲットも決まっておらず、全て1から企画することになりました。

まず、目的を具体的に明確化する作業から始めました。どのような学生にスタメンに興味を持ってもらいたいのかを整理し、現行の広告の改善点を洗い出しました。そして、スタメンの押し出したい魅力について久保田さんと相談しながらプロジェクトの土台を作っていきました。

何度も話し合いを行った結果、広告としてのインパクトを重視しつつ、「人と組織を大切にする会社、スタメン」のイメージを学生に持ってもらうことを目的として進めていくことになりました。

デザインイメージを決める

目的が決まったら、いよいよデザインに移っていきます。

デザインの方向性を固めるために、まずは各社の看板広告を徹底的に調査することから始めました。インターネットで検索したり、実際に様々な駅を訪れたりして、情報を収集しました。その中で、「これは理想に近い」「これは少し違う」と仕分けしながら、頭の中にあるぼんやりとした理想の広告イメージの解像度を少しずつ上げていきました。

実際の作業ページの写真。左は素材集で、右はそれらを組み合わせてイメージを作り、「あり」「なし」で仕分けしています。

イメージが固まってくると、ここからは社内のデザイナーさんやCEOの大西さんも加わり、本格的にデザイン作成に移っていきます。自分たちの頭の中にあるイメージを伝えて、それを元にデザイナーさんにデザイン案を考えてもらいます。この作業を何度も繰り返しながら、「この要素は残したい」「色合いをもっと濃くしたい」など、具体的なフィードバックを通して、頭の中のイメージを少しずつ可視化していきます。

話し合いの末、改札前の広告には、就活のエントリーシートをモチーフに「一体感」をテーマとした文章で訴えかけ、学生に馴染みのあるデザインにしました。一方、一番出口の広告には「一人ひとりの想い」をテーマに、それぞれ異なる想いを持った社員の顔が映るようなデザインにしました。

写真撮影・コピーの作成

デザインのコアイメージが決まると、コピー(文言)の作成や写真撮影に取り掛かりました。コピーについては、僕自身がスタメンについて理解しきれていない部分も多かったため、スタメンのHPや過去のWeb記事を隅々まで読み込みました。スタメンが会社として学生に伝えたいメッセージを考えながら、コピーを作り込みました。ここが一番大変でしたね(笑)

最終確認

デザインに使う写真やコピーが決まると、いよいよ完成版に向けて進んでいいきます。デザイナーさんが作成したデザイン案を見ながら、何度も打ち合わせを重ね、目的を念頭に置いてデザインの細部まで詰めていきます。最終的に2つのデザインパターンに絞り込み、実寸大に印刷して実際の設置される高さに合わせて試しました。引きで見た時の印象や文字の見えやすさなどを比較しながら、最終的なデザインを確定させました。

最後に、CEOの大西さんに最終確認をしてもらった後、広告の掲載管理会社にデザインデータを入稿してプロジェクトは終了となります。

遂にリニューアル!!!

制作に約5ヶ月間を要した駅広告が、ようやく6月末に差し替えられました🎉 駅付近に住んでいることもあり、広告が変わったその日に友達を呼んで写真を撮ってもらいました(笑)実際に自分の目の前で広告を二度見していた学生を何人か目撃したので、学生たちにインパクトを残せたのではないかと思います!

プロジェクトを通して感じたこと

学んだこと

プロジェクトを通して常に意識していたのは、「なぜこれを自分がやるのか」という問いを頭の片隅に置くことでした。これは普段の業務でも大切なことですが、このプロジェクトをきっかけにより一層考えるようになりました。

今回のプロジェクトで言うと、一番の理由は自分が学生であるということです。今の学生が関心を持つものや、会社をどのような基準で見るかなど、社員の方々が当事者として考えにくい視点から意見を出すことを大切にしていました。このことがモチベーションにもなり、「自分の意見は良いものを作るために必要なんだ」という思いから、積極的に前に出て発言できたのだと思います。

大変だったこと

大変だったのは、学生視点という自分の求められている立ち位置を理解した上での責任感でした。プロジェクトの中で学生は自分一人で、今までの業務よりも遥かに多くの社員さんを巻き込んだ仕事でした。「自分がどれだけ良い意見を持っていても、伝わらなければ意味がない」と常に思っていました。

特に大変だったのは、デザイナーさんに自分の意見を伝えるときです。ただでさえ言葉で伝えることが大変なのに加えて、具体的な広告イメージを提示しながら提案することが求められるため、うまく伝えられずご迷惑をおかけしましたし、悔しい思いもたくさんしましたね。

プロジェクトを振り返って

繰り返しにはなりますが、「自分がやる意味」を常に考える習慣が身についたと思います。だからこそ、仕事に対するこだわりが生まれ、それを貫く責任感や周りに伝える難しさを痛感できたプロジェクトでした。

スタメンの社員さんの働く姿を見ている中で感じるのは、チームで協力しながらも一人ひとりが自分の役割や意義を見出し、「個」としても活躍しているということです。

あくまで仕事なので会社からやるべきものが与えられつつも、その中から自分の価値を発揮できる部分を見つけ、きちんと自分にしかできない仕事にすること。これができる社会人に憧れますし、社員さんの背中を見ながら、僕自身もどんな仕事でも自分の色をきちんと出せるビジネスマンになりたいと思っています。

終わりに

今回の記事はいかがだったでしょうか。今回は駅広告リニューアルプロジェクトについて紹介しました!

このプロジェクトは、インターン生の普段の業務とは異なるもので、貴重な経験をさせていただいたと思います。スタメンには、個人の能力や目標に合わせて、どこまでも裁量を広げられる環境があると思います!

他にも様々な業務内容やプロジェクトがあります。以下の記事で紹介しておりますので、ご興味を持たれた方は、ぜひご覧ください!

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