こんにちは、筑波大学国際総合学類23卒の村中と申します!
2023年4月から株式会社スタメンのビジネス職に新卒で入社します。
今回は「入社エントリ」というものを書いてみようと思います。
大学時代〜就職活動を振り返って、スタメンに入社を決めるまでの経緯をざっくり書き出してみます。
大学時代(1~2年生)
高校まで三重県鈴鹿市でゆっくり育ち、大学進学を機に関東へ出ました。
もともと「大学に入ったら、とにかく色んなことを一通り経験してみたい!」と考えていました。
そして入学後、47都道府県をすべて訪問したり、海外8カ国巡ったり、プログラミングを勉強してみたり、未開拓のジャンルの音楽を聞いたり…とまあ好奇心の赴くままに多方面でつまみ食いをする大学生活を過ごしました。特に「旅行」にはどっぷりハマりましたね。
なるべく高頻度で旅行したかったので、旅行費用捻出のために試行錯誤を日々してました。例えば「ポイ活」で効率的にポイントを貯めたり、格安スマホに替えたり、旅行しながらできるバイトを探したり…。
大学時代(3年生)
そんなこんなで2020年春、コロナウイルスの感染拡大があり、そのときやっていたイベントスタッフのバイトが完全に消滅。バイト代が入らないと旅行ができないので、どうしようかなと真剣に悩みました。(当時はコロナがすぐに収束すると思い、次の旅行プランなども普通に考えていました)
また別のバイトを探しても良かったのですが、「どうせならオンラインでできて、なおかつ将来の役に立ちそうなお金の稼ぎ方はないかな?」と思い、ネットビジネスをいろいろ調べるようになりました。
そんなこんなで、最初に挑戦した「ブログ」では、2ヶ月で42円しか稼げず挫折。そして次にクラウドソーシングで「Webライター」を始めました。これが思った以上に好調で、さらに上を目指すには「SEO」のスキルが必要だと気づきます。
SEOのスキルを身につける方法として、SEOメディアを運営している企業への長期インターンが良いだろうと思いました。それがSEOを学ぶうえでの最短経路だろうし、また「ベンチャー企業ってどんな感じなんだろう?」という思いがあったので、ベンチャー起業を中心に長期インターンを探すようになりました。
大学時代(1年間の休学期間)
受け入れてくれたインターン先は「株式会社インディバース」という当時メンバー5名程度の会社でした。
長期インターンや自分のスキルアップにじっくり時間をかけたかったので、大学を1年間休学しました。
インターン先では、IT業界のキャリアについて発信しているSEOメディアのディレクターを任せられ、SEOの戦略立案から施策実行まで幅広く経験しました。
入社した当時は仕事のマニュアルもほとんどなく、売上を上げるための「勝ちパターン」も見つかっていないフェーズでした。
答えのない問いに答えを出すような仕事は、最初は暗中模索な感じがして辛いときもありました。しかし実際に業務のなかで成果が上がり、そこから「勝ちパターン」を見つけてノウハウが蓄積していくことに、だんだんと楽しさを感じるようになります。
もともとはSEOを学ぶことを目的にインターンを始めましたが、おかげさまでSEOのスキルが高まり、副業的にやっていた自分のWebサイトも軌道に乗り始めるようになりました。
しかしインターンをやって本当に良かったなと思うことは、SEOのスキルが身についたことはもちろんですが、それよりも「仕事で成果を上げることの喜び」と「仕組みを自分たちで創り出すベンチャー企業の楽しさ」を知れたことです。
インターン先には非常にお世話になり、多くのことを学ばせてもらいました。退職後も、社長や元メンバーの方々とは良好な関係を維持して応援してもらっています。
就職活動
インターン時代に経験した「0→1」で仕組みや勝ちパターンを創り出すのが楽しく、Webマーケティングのスキルをさらに伸ばすためにも、新卒ではITベンチャーに入ることを決めました。
将来的に経営者になることを念頭に就職活動を始め、出会った企業の一つが株式会社スタメンです。
最初に会社を知ったのは、Wantedlyでのスカウトでした。名古屋のITベンチャーである点や、若くしてマネージャーに就任した方がいる点に魅力を感じ、まずは「お試し」くらいの気持ちでカジュアル面談をしていただきました。
カジュアル面談の中で、スタメンのカルチャーや「TUNAG」の説明を受けて、スタメンの「人と組織」を大事にする文化はものすごく素敵だなと率直に感じました。
会社において、真に競争力となりうるのは「人と組織」の強さ、すなわちエンゲージメントではないか。
このように考える私たちは、エンゲージメントを「会社と従業員および従業員同士の信頼関係」と定義し、人と組織が永続的に成長する仕組みを作っています。エンゲージメントの高い組織づくりを行うことで、事業成長のスピードを高め、経営理念の実現を目指す。
【スタメン会社ページから引用】
>>「TUNAG」の事業詳細ページ
「人と組織」の強さ、すなわち「エンゲージメント」を高めることが、会社や社員の成長につながるというスタメンの価値観。個の時代が強調される昨今の風潮とは逆行しているように感じたものの、だからこそ「人と組織」の強い会社はこれから競争優位に立つのではないかと思いました。
オンライン面談やオフィス訪問で何名かのスタメンの社員さんとお話をさせていただいたのですが、みなさんそれぞれ自社や自分の仕事に誇りを持っており、お互いを心から信頼している雰囲気を感じました。
組織運営上のロスタイムが最小化されており、向かうべき方向が明確だからこそ、会社の成長と顧客への価値提供という本当にやるべきことに力を注げるのだと確信しました。
他社さんの選考を受けている中でしたが、スタメンの「人と組織」を強くするカルチャーに強く惹かれ、新卒でスタメンに入社することを決めました。
これから
将来的には、地元の三重県でイケてるベンチャー企業を経営したいと考えています。
大学で政治経済を勉強したり、国内各地を遊歴したりしてきて、ものすごく自分が解決したい課題を見出しました。
それは、地方発のベンチャー企業が日本に少ないことです。
地方発ベンチャーが少ないことで起きている課題の1つ目は、「地方就職の選択肢が少ない」ことです。
優秀な学生が地元にUターンしようとした場合、候補となる就職先は「県庁」「市役所」「地銀」「東京本社の地方支社」がほとんどです。地方にはモダンなベンチャー企業やスタートアップ企業はほとんどありません。「地元にUターンしたいものの、自分の興味のある企業が東京のような大都市圏にしかないため、泣く泣くUターンを諦めた」ケースは、同級生と話していてもよく聞きます。
課題の2つ目は、「地方経済の活性化が進まない」ことです。縮小社会が加速する今後、大都市から分配してもらうだけでなく、地方が内発的に経済成長しなければいけないと考えています。地方経済を活性化する手段の一つとして、地方発ベンチャーを盛り上げるというのは有力だと見込んでいます。
上記の課題感のもと、地方発のベンチャー界隈を盛り上げたい思いから、将来的には地元の三重県でベンチャー経営をするという野望を持っています。
アイデアとしての地方創生で終わらせずに、マネタイズから逃げない本気の地方起業です。
そのためには、自分としてはビジネスの仕組みづくりの力を伸ばす必要があり、20代のうちは特に、
- 事業を0→1で創り出す力
- 「人と組織」の強さをもって事業をスケールさせる力
この2つの力を伸ばします。
スタメン入社後の目標
スタメンに入社した後の目標としては、以下のように段階的に考えています。
Level①.新人編
→経験も知識もまだ浅いこのフェーズでは、尊敬できる先輩や同期の良いところを徹底的にパクってキャッチアップする。頼まれたことはしっかりとこなせるようになる。
Level②.マネージャー候補編
→仕事に付加価値を加えられるようになる。
Level③.マネージャー編
→「自分で成果を出す」から「組織で成果を出す」ようになる。
まずは頼まれたことはしっかりこなせ、さらに仕事に付加価値を加え、組織で成果を出せるようになる。
そんな人材になり、スタメンの成長にダイレクトに貢献することが目標です。
また、スタメンでは新規事業立案コンテスト「スタープロジェクト」を開催しているように、新規事業の立ち上げに携われるチャンスも多そうです。組織力で勝負するスタメンというフィールドで、新しい価値を創造することに積極的に挑戦したいと思います。
>>スタメンの社内制度や環境についてはこちら(会社ページ)
まとめ
趣味で旅行にハマる
↓
旅行費用捻出のために稼ぎ方を模索したことをきっかけにビジネスに興味を持つ
↓
企業でインターンをはじめる
↓
そこでの経験からITベンチャー就職を決める
↓
スタメンの組織学に惹かれ、入社を決める
振り返ってみると、偶然の出来事の積み重ねでキャリアを形成してきました。
“計画的偶発性理論”という考え方があって、これは「個人のキャリアの8割は偶然から作られる」というものです。自分はこの考え方に近いんだと思います。
スタメンに入社を検討するようになったのも、最初は”お試しで”カジュアル面談を実施してもらったことでした。面談をしたり会社について調べたりしているうちに興味がわき、最終的にスタメンに入社することになりました。
自分の軸はしっかり持ちつつも、ある程度は偶然に委ねる。
キャリアを決定するうえで、この考え方は大事だと思います。
キャリアプランで絶賛迷い中!という就活生がいたら、自分の軸をざっくり決めたうえで、まずはいろんな説明会・カジュアル面談に参加してみることをおすすめします。その過程で偶然の出会いがあったり、新たな考えが降ってくると思います!