転職しようかな?と思い始めた時、皆さんはまず何から始めますか?
大量の情報の中から「会社の強み・弱み」や「他社との違い」を見つけ出し、候補企業を並べて比較検討する……。多くの情報にアクセスできる時代だからこそ、企業を探しやすくなった一方、情報量が多すぎて結局何が良いのか分からなくなったり、
「そもそも調べるのがめんどくさい!!」そんな方も多いのではないでしょうか。
今回は、開発目線でのスマレジの特徴や、他社と比較して感じることについて、スマレジエンジニアに詳しく聞いてみました!
ちょっとめんどくさがりなあなたにもきっと役立つ、スマレジの魅力が詰まった内容になっています。ぜひ最後までご覧ください(^^)
《最初に要点をまとめると・・?》
今回の取材を通じて、スマレジならではの特徴がこんな点にあることが分かりました!
★経営陣が開発現場を熟知している
①業務がスムーズに進み、相談がしやすい
②マイクロマネジメントがない
③本質的な部分を評価してもらえる
★エンジニアの裁量が大きい
①“作る”ことに関して全て開発が主導できる
②「自由と責任」のもと、考えて行動する力が身に付く
気になる内容はあったでしょうか?
もっと詳しく知りたいよ!という方は、このまま本編にお進みください★
今回、お話を伺ったのはこの2人!
これまでの経験は?
ーお二人はこれまでどんな組織で働いていたんですか?
◆H.U:
前職は自社開発企業のエンジニアで、開発部門の部長をしていました。営業の影響力が非常に強い会社で、サービス開発は営業主導で進められていましたね。社員数も全体で1,000人くらいのうち、開発のメンバーは数十人程度でした。
ー以前のインタビューで伺ったことがありますが、技術もマネジメントも両方やりたくて、スマレジに転職したんでしたよね。
◆H.U:
はい。僕自身、技術的にも尖っている方ではないし、かと言ってカリスマ的なリーダーシップがあるわけでもなくて。どちらかと言うと必要なことは何でもやる“器用貧乏”なタイプだと思っています(笑)。前職ではマネージャーになれたのですが、管理側に近づくほど技術からはどんどん遠ざかってしまって、このままエンジニアとして活躍し続けられる未来が見えなくなってしまったんですよね。
ーそれで技術もマネジメントのも両方の経験を活かせる環境を探していたということですね。K.Kさんはどうですか?
◇K.K:
実は学校卒業後しばらくフリーターだったんですが、その後5人規模のスタートアップに入社してエンジニアのキャリアをスタートしました。直近はSIにいましたが、その前は自社開発企業で働いていました。社員数は100人いないくらいで、エンジニアが10〜20名くらいですね。
共通の言語やイメージがあると話が早い
ースマレジに入社してみて、気づいたことはありますか?
◆H.U:
先ほど前職が営業が強い会社だったという話をしたのですが、一方でスマレジはCTOをはじめ、経営陣に開発の現場経験があるのが特徴ですよね。
ー仕事の進め方など、何か違いを感じます?
◆H.U:
そうですね。例えば何か新しく取り組もうとなった時に、その仕事の優先度や費やすべきリソースに対して「この仕事はちょっと時間をかけてでもやった方が良い」とか、逆に「この部分についてはそこまでこだわらない方が良い」といった風に、共通のイメージをもとに話せるので、すごくスムーズだなと感じます。
ーちなみに、開発の経験がない方がトップの場合、どんな感じなのでしょうか?
◆H.U:
前提として、営業活動が最優先されてしまう傾向がありますよね。まず「サービスをこの日から売りたいから、それまでに何ができるか」から検討が始まるとか。あと、やっぱり営業と開発では、コストや時間に対する感覚が違うことも多いので、納得してもらうための説明に苦労していました。
ー実際にどんなケースが?
◆H.U:
例えば、新しくインフラの導入をする際、初期コストだけで判断しがちなのですが、後から入れ替えが発生した時の人的コストも踏まえて選択する必要がありますよね。そこにどれだけのコストがかかるかは、非エンジニアだとなかなかイメージが湧かないので、伝えにくいんです。
ーなるほど。K.Kさんは今チームリーダーをされていますが、リーダーのお立場でも仕事が進めやすいと感じますか?
◇K.K:
そうですね。やっぱり現場目線で上の方と話ができるのはありがたいです。ありのままの内容で報告できますし、それに対して率直に指摘をいただけるので。でも、私個人のリーダーとしての動きは正直まだ分からないことだらけで、毎度「これで良いんですか?」と聞いてしまっています(笑)。
「良いものを作る」の本質を見つめて
ー経営陣が開発現場を理解しているからこそ、マイクロマネジメントが不要な側面もあると思うのですが、その点はいかがでしょうか?
◆H.U:
「良いものを作ること」にフォーカスして、本質的な部分を評価してもらえることですかね。無茶な目標や“目標のための目標”を立てる必要もないし、ちゃんと取り組みの中身を見てくれているなと思います。これは評価者にあたる経営陣が「開発担当者が結局何をしているのか」を解像度高く分かっていないとできないですし、自分も前職では評価制度を作る方にいたので、より実感する部分ですね。
ー確かに、評価の観点自体に納得感があることは大事ですよね。
◆H.U:
トップが営業出身の方だったりすると、非エンジニアにも分かるように、無理に定量化して分かりやすくした評価軸になりがちなんです。例えば、Web集客を目標にするとき、まず目標PV数を設定すると思いますが、ただPV数を稼ぐだけなら、クオリティの低い記事を量産したり、適当な記事をたくさん小分けにしたり、“微妙なハック”ができちゃうじゃないですか。もしかしたら、この行為で品質や信用を下げることになるかもしれないけど、PV数が取れたなら目標達成とも言えるわけで。こういう評価がスマレジでは一切なくて、仮に短期間でリリースできてもクオリティが低かったら評価されないんです。
ー作ることが疎かになって、最終的に壊れたら意味ないですもんね......。
◇K.K:
私も取り組み内容をしっかり見てもらえている印象はありますね。今まで働いた会社では「評価制度ってあまり意味ないよな〜」と思っていた節があって。自己評価が高い人は上司がちょっと評価下げて、逆に低い人は上げたりするから、厳しすぎてもダメ、甘すぎてもダメ。最終的になんとなく真ん中に寄せていくための、謎な活動だなって(笑)。スマレジは開発の取り組みそのものを見てくれるので、上司との評価面談も結構淡々としているかもしれません。もう結果は出ていることを振り返るので「こうやってこうなりました」と報告していく感じ。すごくシンプルです。
◆H.U:
若手の方は特に多いと思うのですが、自己研鑽も兼ねての記事執筆やGitHubへのアウトプットも評価してもらえていますよ。非エンジニアにとってはインパクトに欠ける内容でも、それにかかる工数や苦労が理解してもらいやすいからだと思います。
対談は後編に続きます。後編は「“エンジニアドリブン”な組織だと結局何ができるの?」の深堀りからスタートします。気になる方はぜひチェックしてみてください!