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マネーフォワードエンジニアインタビュー 西方夏子

マネーフォワードの中の人を知ってもらうため、当社でフルタイムのRubyコミッターを務める卜部昌平が、マネーフォワードのエンジニアにインタビューをするこの企画。

今回は、エンジニア兼ディレクターの西方さんへのインタビューです。

語り手

西方夏子 (エンジニア):2000年よりソニーにて組み込みソフトウェアの開発に従事。2007年、夫の転勤に帯同してドイツへ渡る。2009年よりiOSアプリの開発を始め、当時リリースしたローン計算アプリ「iLoan Calc」は現在も開発を継続中。2012年には『iOS 5プログラミングブック』(共著)を執筆。同年に、第一子となる長女を出産する。その後、『iPhoneアプリ開発エキスパートガイドiOS 6対応』、『上を目指すプログラマーのためのiPhoneアプリ開発テクニックiOS 7編』(共に共著)や、『UIKit徹底解説』、『Swift+Core DataによるiOSアプリプログラミング』(共に単著)を執筆したのち、2016年2月より株式会社マネーフォワードに在籍。

聞き手

卜部昌平 (Ruby開発者)

その他

青木香菜子 (広報・書き起こし・編集担当)

小川昌之 (人事・撮影担当)

井上玲 (人事)

エンジニアじゃない自分は想像したことがない

卜部:西方さんは、何冊か本を出版されていますよね。どんなきっかけで何冊も出版されることになったのでしょう?

西方:元々開発Tipsを集めたブログを書いていて、それがきっかけで声をかけていただきました。最初は共著でiOS 5の内容をベースにした本を2012年に出版しました。iOSがバージョンアップされるたびに同様の企画が続き3年間で共著を3冊、その後単著で2冊書いています。

卜部:その時は今よりも比較的執筆時間がとれていた?

西方:初めて執筆した際はドイツに住んでいて、出産前だったんです。その前からアプリ開発やブログはやっていて、子どもが生まれたらどうしようかと考えていた時に声をかけていただいたという感じです。

卜部:なるほど。後ほどゆっくりお伺いしたいですね。では、まずは自己紹介というかプロフィールをお願いいたします。

西方:私は元々、ソニーで組み込みソフトウェアを開発していました。ハードに近いところで、ドライバーやミドルウェアを書いていまして、7年程在籍していました。退職後は5年程ドイツに住んでいましたが、その間にiOSの開発をスタートし、初めてアプリをリリースした時はiOS 3(iPhone OS 3)でした。

最初に出したアプリがローンの計算をする「iLoan Calc」というアプリです。そちらは今でも現役で開発しています。その後、何年か経って出版の話をいただいて、日本に帰ってきてからもしばらくは本の仕事を中心にフリーランスとして働いていましたが、昨年マネーフォワードに入社しました。

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マネーフォワードエンジニアインタビュー 西方夏子

▼過去のエンジニアインタビューはこちら

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