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こんにちは、エンジニアの渡辺です。
2024年1月10〜12日に開催された、Regional Scrum Gathering Tokyo 2024に参加しました。
カオナビはシルバースポンサーとして協賛しました。(こちら参照)
Regional Scrum Gathering Tokyo 2024概要
Let's meet up and create "Ba" together!
Regional Scrum Gathering Tokyo 2024は、東京で行われるRegional Gatheringとして13回目になります。運営母体である一般社団法人スクラムギャザリング東京実行委員会は、スクラムを実践する人が集い垣根を超えて語り合う場を提供するという目的によりコミットしています。
公式サイト: https://2024.scrumgatheringtokyo.org/
開催日時: 2024年1月10日 9:30 〜 12日 17:00
カオナビメンバー8人が参加
毎年参加しているメンバーや今回で初参加のメンバーが半々でした。私も今回初参加でスクラム経験が少ないエンジニアという立場でしたが、とても楽しめ学びになりました。
特に学べたことは、「会社の外の人と話す大事さ」です。今回スクラムという共通話題を持った人たちが多方面から集まりました。その人たちと交流をすることでうまくいっているスクラムチームを知れたり、逆にこんな課題を抱えている人たちに出会えたり、外の世界を知ることができることで自分たちのどこに課題や良さがあるのかを客観的に知ることができました。
トークセッション
今回、3日間で合計50以上のセッションが開催されました。どのセッションも魅力的なものばかりで、参加した各メンバーはどのセッションに参加するか迷っていました。私は主に自分のチームの課題に役立ちそうなセッションに参加していました。中にはカオナビ全体で議論してみたい内容のセッションもあり、今度社内で上映会をしようと盛り上がりました。国内のスクラム界隈の有名人だけでなく世界的に有名な人たちもセッションを開催していたりととても貴重な時間を過ごすことができました。
いろいろな人たちとの出会い
廊下
皆さんはイベントにおける「廊下」という概念をご存知でしょうか。セッションが終わって休憩や会場への移動の際などに人が溢れ出すタイミングで交流が生まれることが多々あります。これが「廊下」です。今回のRSGTでももちろんこの「廊下」は活発でした。私も色々な人たちとはじめましての挨拶を交わし、お互いどのようなスクラムを経験しているのか、どんな課題を持っているのか、日々スクラムに真摯に向き合っている人たちと意見交換ができてとてもいい機会になりました。
ただ、初参加でとても難しいと感じたのもこの「廊下」でした。知り合いがほとんどいないので、交流をしたくてもなかなか踏み込めません。でも、少し勇気を出して「はじめまして〜」と挨拶をするとみなさん快く迎えてくれます。ここから始まる社外の色々な方とのはじめましての交流が「廊下」のすごく良いところなのかなと感じました。
コーチズクリニック
会場内にはコーチズクリニックという催し物がありました。コーチズクリニックでは、指定されたスペースでコーチと参加者がマッチングして、経験豊富なコーチから無料でサポートを受けることができるサービスです。カオナビから参加したメンバー、特に私を含め初参加のメンバーはみんなこのクリニックを利用しました。
私は、「開発者としてスクラムチームでもっと成果を出すには?」といった内容で相談をさせていただきました。クリニックに参加する前にこの課題について自分なりにちゃんと言語化できていなかったのでコーチにうまく話せるか不安だったのですが、コーチが熱心に傾聴してくださりアドバイスをいただくことができました。自分なりに解決策を持つことができ課題に対して前向きな気持ちになることができたので、クリニックを利用してとても良かったです。
飲み会
1日目の終わった後にカオナビメンバー全員で飲み会をしました。それぞれRSGTで学んだことを共有しあったり、スクラムについて話したりととても盛り上がりました。私は、RSGTを通してカオナビメンバーともより仲良くなれたと思っています。
2日目はメンバーそれぞれ別のグループに参加して飲み会に参加していました。私も、RSGTのDiscordのチャンネル内で募集していたグループに混ぜてもらい飲み会に参加させていただきました。グループ内には知り合いがいませんでしたが、とても暖かく迎えてくださりたくさん話をさせていただきました。参加する前は知らないグループに突撃するのはとても不安でしたが、貴重な時間を過ごせたので参加して良かったです。
OST(Open Space Technology)
OSTは、参加者がテーマを提案してミーティングを行う仲間を募り、そのテーマで議論するワークショップでした。RSGTのメインといっても差し支えないOSTにはカオナビメンバー全員が参加しました。
メインステージなだけあって、テーマ出しの時間ではテーマを発表したい人たちで大行列ができていました。カオナビメンバー6人がテーマを発表しました。立て続けにマイクを持って発表したことでカオナビの存在感を出せました。
会場全体にテーブルが設置されテーブルごとに議論したい人が集まっており、議論に参加して発言するのもよし、いろんな議論を遠目でみるのもよし、意気投合した参加者と交流するのもよしと自由で有意義な時間をとても楽しめました。
私は話したいテーマがあったのですが、テーブルがなかったのでダメ元で廊下にテーマを書いた紙を張り出して参加者を待ってみました。廊下という常に人が出入りする環境だったため、テーマに共感した人たちが発言していっては抜けてまた新しい人が入ったりと、とてもよいアイデアが集まるミーティングをすることができ、有意義な時間を過ごすことができました。
振り返り
RSGT終了後メンバー全員ですぐにオフィスに向かい、Fun Done Learn(振り返り手法)を実施しました。各メンバーがたくさんの学びやチャレンジの結果を一人一人発表しました。その後は、深く話したいテーマを出し合って議論をしました。RSGT直後で熱が冷めてなく、各メンバーの熱が入った議論が飛び交いました。振り返りの結果、今後のアクションとしてあるセッションの上映会をカオナビ社内でオフライン実施することや、参加者同士で座談会を実施することなどが挙がりました。今回の学びをRSGT参加者だけにとどめず、社内に広げられるアクションを重点的にやっていく予定になっています。
まとめ
初参加でスクラム経験が少ないエンジニアとして参加しましたがとても楽しむもことができました。また、カオナビメンバー8名と大所帯で参加したこともあり、みんながカオナビという会社を覚えてくれていてとても話しやすかったです。会社でイベントに参加する時は大人数で行くと何かと捗るかもしれません。
RSGT後すぐに振り返りをしたらすごく盛り上がったので、「鉄は熱いうちに打て」という言葉のとおり、この熱が冷めないうちにカオナビ社内のスクラム開発を改善できるようなアクションを進めていきたいと考えています。